おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

ちきゅうを作る その2

2014-06-17 21:38:03 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の いやー、近頃は忙しい】

プラモ”ちきゅう”を作る。その前に

◆読書「海賊とよばれた男 : 百田尚樹著」がやっと手に入った。
昨年に図書館へリクエストしていたこの本が
やっと手に入った。

P6171360


リクエストした時は確か100人以上待ちだったと記憶している。
ディズニーランドの行列並みだった。いやそれ以上か

上下巻を2週間で読んで返さねばならぬ。しかも連れ合いと二人だ。
今、一生懸命に読んでいる。はたして読了できるか。

百田尚樹はそう好きではないけれどこの本は実に面白い。

◆読書で忙しい合間に
映画「春を背負って : 監督木村大作」を観に行った。

P6151353

内容が感動的、映像が美しい、山は良いなあ。
どんなに感動したかと言うと
のっけの数分から胸が一杯になって、それが最後まで涙と鼻まですすりながら
観てしまっていたほど。

まあ、ワシの涙などすぐに出ちゃうけん
評価の基準にはならないと思うが。

ただし「昭和の人」向けですよ。

測量士の末席に坐るワシではあるが
以前観た「剱岳点の記:監督木村大作」
が素晴らしい映画であったので
この映画も間違いないとみて
事前の調査もしないで行ったが良かったぞ。
監督で決める映画もあるのだ。

ただし、最後の数分間のシーンはだめ
あれが無ければ、または別の終わり方をしていればよかったのにと思う。

「春を背負って」ストーリーはこちら

◆ちきゅうを作るその2回目

プラモを袋から取り出して洗うことにする。

P6141340

プラモの部品は、工場で金型(かながた)に、溶けたスチロール樹脂を一気に射出し
樹脂を冷やして、金型を割ってブツを取り出すのだが、この時金型からの取り出しが簡単に行えるよう
事前に金型に剥離剤を塗っておく(と思っている)

製品にはうっすらその剥離剤が付いていることもあるので、そのまま塗装をすると
せっかくの塗装が剥離することもある(みたい)

台所で歯ブラシと洗剤でせっせこ洗う。

小さな部品だらけでめんどっちい。

実物のちきゅうは一度作業を始めると、その場にずっと居続けることになるため
作業・研究に携わる人を陸に運ぶためにヘリコプターを使う
このため船首にヘリポートが設置されていて
これが言ってみればこの船のシンボルにもなっているのだ。

というわけで、このプラモにはヘリコプターも載せられるようになっている。
この部品がちいせえのだ。

P6141344

これだもんね。
これも組み立ててから窓などの塗装をしなけりゃならんと思うと
うんざりする。
と言っても、誰に言われたわけでもなく自分で決めたものだから・・・・・
趣味とはそういうものなのだ。フン

P6141345

次いで、船首部分の係留用のロープを通す穴や
船側に窓があるので、これらをピンバイスという細い小さなドリルで穴をあける。

P6141348

穴あけすると窓らしく見えて立体的になってきた。

はあー忙しい。アリスのうさぎみたいだ。

その3に続く







ルマン24時間レースやってます

2014-06-15 08:03:31 | 日記・エッセイ・コラム
お断り:このブログは15日(日曜日)朝8時にアップしました。

【今日の 戦い】

今朝NHK7時のニュースを見ようと思いTVをつけたら、やっていない!
FIFAワールドカップ D組イングランドVSイタリア戦をやっていました。

番組表を調べたら、未明の3時30分から正午12時まで、ずーっとサッカーでした。
ニュースはたぶんハーフタイムにでもやるのだろう。

ところで今日6月14日は、あの「ル・マ・ン・24時間耐久レース」の日ではないか、良い子のみんな知っていたか?
今年のレースは大変なことになっている。
何とトヨタの車が予選で最高タイムを出し、それもあの中嶋悟の息子の中嶋一貴と言う人が出したのだ。

で日本時間6月14日20時スタート(つまり昨夜10時)で一番先にいたのだよ。

Photo

この車がすごい、何がすごいと言って
ハイブリッドカーなのだ。馬力がすごい、公称1000馬力だと。
ワシらの思っているよりも、レースの世界はうんと先に行っちゃってるのだ。

Photo_2

昔、自動車レースが日本人に人気があったころ(一過性のブームに終わってしまったが)
フジTVでF1レースなど全世界から中継したぐらいだったが。いまはダメ。
新聞の番組表を見てもルマンのルの字も載っていない。

今は老いも若きもサッカーである。

日本で唯一レースの中継を見られるのは
フランスからのライブ中継がインターネットで見られるだけ。
言語は英語なのでワシにはさっぱり#$%&*なのだが
映像は分る。

ルマン24時間自動車レースはこちら(ただし最初にCM付き)

予想通り、ポルシェとアウディーとトヨタの三つ巴だ。抜きつ抜かれつのレースだ。

6時間経過後のレース経過は

<スタート後6時間終了時点順位>
           1位  7号車 トヨタ(88周)
           2位  2号車 アウディ(+46.7秒)
           3位 20号車 ポルシェ(+1分55秒)
           4位  1号車 アウディ(+2分07秒)
           5位 12号車 レベリオン(4周遅れ)

24時間レースだから今日の夜10時にゴールだ。
     頑張れニッポン、頑張れトヨタ。


ついでにサッカー日本VS象牙海岸
     頑張れニッポン、頑張れシンジ。

サッカーも良いけどレースもね。 よろしく








ちきゅうを買いました

2014-06-14 19:43:56 | 通販・買い物
【今日の 清水の舞台】

『ちきゅう』、ついに買いました。
と言っても地球は買えんだろう。
いくらワシが連続で宝くじの1等と前後賞が5回も当選したからと言って。(これ秘密)

ワシが買ったのは地球儀じゃないよ。ちきゅうだよ。
ワシのブログを見ている良い子は大体お分かりだと思うが。
JAMSTEC地球深部探査センターが所有する
地球深部探査船ちきゅうの事である。

おっと、その模型ですよ。

P6111317

静岡市にある、ガンダム模型でお馴染みのバンダイが作って売っている。
700分の一スケールであるが実物は全長210m、船底からの前高さは130mもある
そのためか箱がデカイ。

P6111315

さっそく中を開けてみると
ガンダムのバンダイだけあって
部品が各々「色プラスティック」で成形されている。

P6111319

普通は灰色か白一色であるプラモが常識だが、そのまま組み立てるだけで色を塗ったようになる。
これは色塗りの手間を省き、そのための技能もいらないので
初心者には取っ付きやすい
ここをバンダイは狙っている。

プラモ趣味の底辺を広げる戦略としてはアリだが、
小学校から馴染んでいる63歳のワシのような熟練工には
フン!である。どのみち黒か灰色で下塗りしてしまうのだから。フン

組立説明書はすごいぞ。
ちきゅうの作られた目的や建造工程、掘削実績などが書かれていて、もちろん組立説明もあるが
また、船内外のイラストもあって楽しめる、と同時に、科学好きに子供を引き込むように立派なパンフレット状になっている。
バンダイの力の入れ方が並みの模型とは異なる方向だという事が伝わってくる。

しっかり作るぞ。と言う気にさせる。

(著作権法の関係でパンフレットは非公開である。すみません)

P6111323

部品一つ一つは細かくて、しかもその名称が、手慣れた自動車模型や飛行機模型とは違ってちっとも分らん。
例えば「グリッパーヨーク」「ジンバルスパイダー」「ライザーパイプトランスファーシステム」「インターメディエイトフレックスジョイント」なんてね。船のどこにどう付くの?何の役目?

まあ、これからおいおい学んでいくこととして、最後まで作ることが出来るか(このプラモベテランのワシが不安を感じている)
良い子のみんな、お楽しみに。

週日は帰宅そうそう疲れがどっと出るし、週末はなんだかんだ御用があるし。
(いや、すでに泣き言かい?)

がんばります。







カレーざんまい

2014-06-13 19:15:58 | 食・レシピ
【今日の いただきもの】

いくらワシがカレー好きだと言っても

いくらなんでもこれはうれぴーぞ。

長男からの贈り物

全国カレー祭りだぞ。


P6111314

それでは日本縦断カレー祭りのはじまり、はじまり
北から行こう

トップバッターは
『オホーツク産ほたてと北海道野菜のほたてスープカレー』
P6131334
オホーツク産の大粒ほたて貝柱にBRC玉ねぎペースト、じゃがいも、にんじん、特製スパイスを加えじっくり煮込み、ほたての旨みと玉ねぎの甘さだけで風味豊かな美味しいスープカレーに仕上げました。

ところで、文中「BRC玉ねぎ」とはなんぞや。

2番手は
『大間まぐろカレー』
P6131335
青森県大間産鮪使用、りんごジュース使用
大人の辛さ !! 海の男の味 !! だと。

「海の男の味」って・・・・・・・・・・食べてみたくなーーーい。


3番『会津地鶏カレー』
福島県会津若松市
P6131336

会津地鶏、引き締まった肉質は火を通すと適度な歯ごたえとなり、香り高い脂とコクのある旨みは深い味わいとなります。スパイスの心地よい刺激が絶妙に調和した自慢のカレーです。だって。


4番目は
『飛騨牛カレー』
岐阜県郡上市白鳥町
P6131333
澄んだ空気、緑豊かな水、恵まれた自然環境で育った良質な牛。それらの厳選素材をたっぷり使った贅沢なカレーです。
やわらかくコクのある「飛騨牛カレー」の美味しさをぜひご賞味ください。

パッケージの通りだとすると肉がこのまま入っているか?それは絶対に無いな。

最後、5番目は長い名前だぞ。
『鹿児島霧島とんこつベースの霧島神話豚カレー』
鹿児島県霧島市隼人町
P6131332
黒毛島豚の流れを受け継いだ「霧島熟成神話豚」は自然環境に・・・・・・(面倒になったから中略)・・・・・・コレステロール値が少なく、クセの無い、とろけるような脂身と上品な肉質がうまく溶け合い、ヘルシーな美味しさを味わい頂けます。

「カレーに失敗なし」ワシの名言だ。
知らないレストランへ入って、味の方が心配になるならばカレーを注文すれば失敗は無い。

と言いつつ、どれから先に食べようか、もったいないから飾っておこうか。
日本全国のご当地カレーマニアになるのもいいな。
迷うワシである。
えーい目をつぶって選んじゃおう。




県境のはなし

2014-06-11 11:48:43 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 富士山山頂】

富士山の山頂の住所は「静岡県だった」
6月1日の朝日新聞の38面にこの記事が載った。

国土地理院の「地理院地図」がホームページで公開されている。
この地図上の任意の一点を右クリックすると、その場所の住所や経緯度や標高が表示される。
地理院地図はこちら

ある日、富士山研究者の明治大学非常勤講師の田代博さんが
富士山頂をクリックすると静岡県富士宮市と表示されることに気が付いた。

6月1日の朝日新聞の朝刊
P6111328

この記事の下の方に山梨県の富士山保全課としての意見が載ってる。
「昔は争いがあったかも知れないが、世界遺産に登録され、今は仲良くやっている。便宜的にどちらかの住所が示されても支障はない」と話したとのこと。
(おー太っ腹)

P6111327

紙上の地図拡大写真

P6111326

ワシんちのPC画面

P6111331

静岡人としては、何ら異存はない。
結構結構、気になるのは山梨県職員が「支障はないよ」と言ったことだ。
後で問題にならなけりゃ良いが・・・・・・・・・・・・・

問題になりました。

6月4日の朝日新聞朝刊の38面下の方

P6111324

『富士山頂の”住所”表示「誤解与える」山梨県知事』の記事
「山梨県の横内正明知事は3日の記者会見で「山頂が静岡県と決まっていると誤解を与え、不適切」と語り同院に是正を求める考えを明らかにした」

まあそうだわなあ。
えらい怒ったとの話もあり。
そうでしょうなあ
「支障はない」わけないもんなあ。その職員気の毒だった。

ところで、NHK朝の連続TVドラマ「花子とアン」は山梨県が舞台であるが、
主人公のはなのじいさんが「富士山はこちら側が表富士だ」と言って怒っていた。

静岡側が表に決まっているジャン。と静岡の人間は思う。
本当に山梨の人はそう思っているのか・・・・・・・・・・・・・・。

そう思っているのだ。
若いころ、清里が今のように有名になるずーっと前。
ワシらは清里や野辺山が大好きで、年に数回も遊びに通っていた時分のこと。

清里からの帰りに韮崎駅まで甲府の人を乗せてきたことがあった。
その人が、じいさんと同じことを言っていた。

「山梨側の富士山の方がきれいだし、こちらが表だ」

親切に車に乗せてやったのにその言い方は無いだろう。

かくして静岡県と山梨県の争いは今も今後も続くのであった。

◆文中、明治大学非常勤講師の田代博さんは、先日の次郎長市の講演会に来た「おもしろい方」の講師だった。