おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

いつまでもあると思うな良い書店

2020-10-18 18:45:55 | アート・文化

【今日の 天丼と小そばセット】

科学館で打ち合わせがあったので電車で静岡へ行って来た。

打ち合わせは午後からの予定であるが、家を少し早めに出て静岡の丸善へ行く。

ワシだってたまには書店でゆっくりと、本の背表紙を見ながら本を買ってみたい。

アマゾンで買うやつらの気持ちが分か・・・・・・・・るんだけども、

やっぱり本屋で衝動的に選書するのも大事な知的行為であるぞ。

丸善は非常に混雑していた。日曜日と言うこともあるが理由はほかにあると思う。

他の理由とは・・・・昼食後に話すことにする。

探していた新書2冊と、今日出会った新書1冊の計3冊を買って駅近くの「天丼てんや」に行く。

「てんや」も以外と混みあっていた。が一人なのですぐにカウンター席へ案内される。

いつもの最低の安さの天丼500円を注文、と思ったがカウンターの上にあるメニューカードに

「18日と19日は「てんやの日」天丼が390円」の案内が、おお!500円が390円とは安いではないか。

うーん!小そばをセットにすると550円だぞ。ちなみにうどんも選べるぞ。

・・・・・・2秒考えて小そばセット550円也をオーダーする。

 

はい、お待ちどうさま。

安くて旨くてワシの舌には十分じゃ。

でもね500円の天丼を食べる気で入ったのだから、390円の本日限定値段で済ませりゃあ良かったものを

欲をかいて550円を使ってしまった。つまり財布から50円余計に出て行った。まあ良いじゃんか。商いとはそういうものよ。

腹が膨らんで店を出て、その横の戸田書店跡を見に行く。

ワシのお気に入りの本屋がこうなっていた。涙こそ出ないが非常に淋しいことである。

この本屋は素通り出来ない本屋で(ワシの個人的感想、以下の文すべてそう)、中に入ったら買わずに出たことが無い。

みんなネットで本を買うと、図書館で新刊やベストセラー本を借りると、こうなってしまう。

又は、よく聞く話だが(ここに限ったことではないが、念のため)万引きの多さででまいっちゃう。らしいぞ

たぶん現下の社会情勢では復活はあり得ない。

教養の搭は、かくもあっけなく崩れてしまうのだ。

 

 

 


コップのフチ子 温泉バージョン

2015-06-02 20:36:16 | アート・文化

【今日の 色っぽい】

何故かは知らぬがコップのフチ子はかわいいなあ。

だからか、この記事も通算3回目の紹介になる。

日曜日に連れ合いと映画に行った。普段は娯楽映画しか見ないが連れ合いが友達とかから買った切符が一枚あるので、ワシもお相伴。

映画は真面目なドキュメンタリー映画。非常に面白かった。

 

その帰りにパルコの前を通りかかったら、フチ子の展示をしているポスターが目に入った。

なに?

フチ子?

パルコで展示するほどのメジャーになったのか?

お前も有名になったもんだ。

一も二もなく中に入った。

で、しっかりと買ってきました「コップのフチ子 温泉バージョン」「ディスプレイグラス付き」

しかも2個、1080円也

フチ子は意外に「脱ぐとすごいんです」

ワシのコレクションに追加出来てうれしいぞ。

以前シゲちゃんにいただいた「くまもとフチ子」も、この温泉バージョンであったことが分った。

ちなみに全国各地の温泉バージョンがあることも分ったぜ。

夏休みに孫たちが帰省するまでTVの前に飾っておくことにする。

くまもとフチ子はこちら

な、孫たちには内緒な。

 


ローテンブルクのマトリョーシカ

2014-11-21 18:52:39 | アート・文化

【今日の ペーパークラフト】

ローテンブルクのマトリョーシカ?

待とりょ。マトリョーシカとはロシアのお土産

ローテンブルクとは、ドイツロマンチック街道の、宝石のような古い町だが・・・

この組み合わせ、どうなってんの?と疑問が湧くと思う。

 

今日、建築のしげちゃんが嬉しそうにワシのところへ見せに来てくれた。

何だ?これはヨーロッパの建物の模型だなあ。

開けてみ、と言うので底の部分を開いてみると・・・

うーん、もしかして

引き出してみ

おおっ、建物が・・・ぞろぞろ

机の上に並べてみた

十個の建物が勢ぞろい(10戸というべきか)

 

先日開催した産業まつりで建築士会の出し物の一部だという。

ワシのために、シゲチャンがこのペーパークラフトを作ってくれたのだって。

これはブログネタ!とばかりに撮影する。仕事中だがブログには代えられない。

なんでもキャノンのホームページからだそうだ。

いまページを開けたら、あるわあるわ、ペーパークラフト満載。

関心がある方はこちら

ついでにヤマハの超精密なバイクなどのペーパークラフト

これは普通の人間では完成しない、というほどめんどくさそうだぞ。

めんどくさいのが好きな人はこちら

シゲちゃん、また良いのがめっかったら教えてくりょー。サンキュッ


百川

2014-02-27 10:23:49 | アート・文化
【今日の 6代目三遊亭圓生18番】


子どものころから落語が好きでそのまま大人になった。

だから今でもたまに落語を聞く。
ネットが普及する前はもっぱらレコードであったが
近頃はユーチュブで画像つきの噺を聴けるので
ご機嫌な世の中になったもんだと思っている。

ワシの一番の気に入りは噺家でいうと5代目志ん生だ。
あの子供っぽい話し方と言うか江戸っ子そのものの雰囲気が好きである。
そんなこと言ってもずっと前にくたばっちまったのでライブでは聞けないが




志ん生とはまったく味わいが異なるが
6代目の圓生もベストテンに入る噺家である。
今日はその圓生の「百川(ももかわ)」と言う噺について。

6


◆あらすじ:(落語にあらすじもないもんだが、とにかく噺のすじ)例によってウィキから無断借用

①老舗の料理屋『百川』に奉公人としてやって来た田舎者の百兵衛。
かなり田舎の訛りがひどく、主人も挨拶を聞き、内容を理解するのに苦しむ。
そんなところに、お客様からの呼び出しがかかったため、主人は不安に思いつつ
百兵衛にご用件を聞くついでに挨拶をしてくるように言う。

②お客様のところへ出向いた百兵衛であったが、案の定、訛りが酷いために
「あたくし、しじんけのかけぇにんでごぜぇまして(私、主人家の抱え人でございまして)…」という言葉を
「私、四神剣の掛け合い人でございまして…」という風に聞き間違われてしまう。

③実はこのお客の源兵衛達は、以前祭りで四神剣を借用してたのだが、金銭で困り、
あとで出せばいいだろうとそれらを質に入れてしまっていたため、慌てふためき
なんとか言いくるめて百兵衛に帰ってもらおうとするが
当然百兵衛の発言と噛み合っていないため百兵衛が帰る訳がなく、
またこの百兵衛がまたヌケた奴であり、「顔は潰さないので…」という言葉を
文字通りに捉えてしまったため、源兵衛達は困ってしまう。

④そんな中、くわいのきんとんを丸呑みさせることで、
こちらの具合も飲み込んでもらおうというアイデアが浮かび、
百兵衛も悪戦苦闘しながら何とかその頼みを聞いたはいいが、
水が欲しくなったため、いったん主人の下へ戻ることにする。

⑤そんな状況で戻ってきた百兵衛を見て主人は
ガラの悪い客が変な訛りに目を付けてからかったんだと思い、
もう一度訛りを抑えて言ってくるようにいい、またお客のところへ向かわせる・・・・・・・


とまあこんな具合の
訛がきつい田舎者とそそっかしい江戸っ子の魚河岸の連中とのやり取りの
すれ違いのおかしさが全編にあふれ出ている傑作である。

志ん生も良いが圓生も。
昭和の名人と言われる所以である。
「落語ってホントにいいですね」

乞御視聴。
志ん朝もええで。スノッブだけど