市街地からは、断崖絶壁の県道を通ってしか行けない、山に囲まれたわずかばかりの海岸がある。
小学生の頃、遠足で険しい山道を越えていったことがある。
そこには数軒の民家があり、住民はひっそりと暮らしているようであった。
集落の突き当たりに、唯一海辺へ出られる広場があり、みんなそこを通ってきれいな浜辺に出たものだ。
この前の休日に十数年ぶりに訪ねて行ったところ。
その海岸はこうなっていた。
なんと、海岸へ出られる広場は「私有地につき無断立ち入り禁止」の表示。
こんな人気のないところでも500円の駐車料金を取ると書いてある。
しかも電話をするように。080で始まる携帯電話だ。
すれ違ったジムニーのおっちゃんが「あんたたち黙って車を置くと、とんでもない事になるから駐車しない方がいいよ」とアドバイス。
家は朽ち、ポンコツのカローラが捨ててある。昔レストランだったようなところもあばら家になってる。
何ともウラさびれたところになっていた。
ただでさえ交通の便が悪く、現代では住みにくそうな場所であるが
この海に面した唯一の広場の利用を一人の地主が阻止しただけで
あっという間に町の衆が遊びに来れなくなってしまった。
そして過疎化に拍車がかかる。
こんなことして嬉しいのかね。
小学生の頃、遠足で険しい山道を越えていったことがある。
そこには数軒の民家があり、住民はひっそりと暮らしているようであった。
集落の突き当たりに、唯一海辺へ出られる広場があり、みんなそこを通ってきれいな浜辺に出たものだ。
この前の休日に十数年ぶりに訪ねて行ったところ。
その海岸はこうなっていた。
なんと、海岸へ出られる広場は「私有地につき無断立ち入り禁止」の表示。
こんな人気のないところでも500円の駐車料金を取ると書いてある。
しかも電話をするように。080で始まる携帯電話だ。
すれ違ったジムニーのおっちゃんが「あんたたち黙って車を置くと、とんでもない事になるから駐車しない方がいいよ」とアドバイス。
家は朽ち、ポンコツのカローラが捨ててある。昔レストランだったようなところもあばら家になってる。
何ともウラさびれたところになっていた。
ただでさえ交通の便が悪く、現代では住みにくそうな場所であるが
この海に面した唯一の広場の利用を一人の地主が阻止しただけで
あっという間に町の衆が遊びに来れなくなってしまった。
そして過疎化に拍車がかかる。
こんなことして嬉しいのかね。