【今日の 伊東ゆかり じゃないよ】
ゆかりといえば「小指の想い出」を歌ったああの伊東ゆかりじゃないか
でも、今日の話は別の「ゆかり」の話
と言えば勘の鋭いあなたのことだ「ははん、あれだな、紫蘇のふりかけだな」
そう正解です。
ワシは長いこと、この紫蘇を乾燥させ細かくしたフリカケは「ゆかり」という
一般名称だと思っていた。日本全国どこで作っても紫蘇のフリカケは「ゆかり」て呼ぶのだと思っていた。
ある時これは、広島の三島食品㈱の登録商標であったのだと、知った。
腰が抜けた！！！！
セロテープ、プラモデル、宅急便、ウォッシュレットなどと同じじゃん。
ふーん、ゆかり ねえ。
◆
ところで同じ三島食品㈱で販売しているフリカケでこれは！という名称の物があることを知ったぞ
買ってきたからお見せする。
「ひろし」だと。
これもこの会社の登録商標である。
どっかで聞いたことのある名前だぞ。
これは広島菜という葉物野菜のフリカケじゃ。
ではいただくとする。
菜っ葉を細かくしてある。「ひろし」という衝撃ほどの印象はない。
やっぱり「ゆかり」じゃ
２種を並べると楽しいぞ。
三島食品をよろしくね。
一銭ももらっちゃいないけど宣伝な。
◆
調べてみたら、意外なものの名称が登録されていたぞ
例えると
・「女子高生」は伊藤ハムの商標登録です。
・「美少女｣は火の国酒造株式会社の商標登録です。
・「ニート」は花王の商標登録です。
・「婚活」はトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社 の商標登録です。
・「ボランティア」はキャノンの商標登録です。
このような例が202挙げられていた。
◆
伊東ゆかりはワシ好きだった。
五木ひろしは大学の仲良かった同級生の兄貴の友人（見知っちゃいないがなんか親近感）
コンペイトーじゃね？じゃねえよ。ポルトガルのお土産です。コンフェイトーだそうだ。
裏にラベルがありまして。そこには（ボールペンの先ね）CONFEITO DE ACUCARと書いてあるぞ。カステラなんかと同じで、長崎の出島に伝わったポルトガルのお菓子の名前がそのまま日本語になった例らしいぞ。ふーん、コンフェイトーねえ。どういう意味？◆意味を調べてみるとCONFEITOはなんと”お菓子”という意味。ACUCARとは”砂糖”つまり、””砂糖のお菓子”てな意味だ。まっことびっくりしたきに。 くどいが、つまり、カンロ飴も味覚糖純露もニッキ飴もゼーンブ含めてコンフェイトーであります。◆ミシンのことを聞かれて「これはソーイングマシンです」と教えたのに「ああ、ミシンね」と聞き間違えた明治時代のよくある例と一緒だ。他にもメリケン粉やアイロン（鉄）などの面白話が伝わっているのは皆様ご存知の通り。◆でも、コンペイトーもそのような例だとは、・・・・・知りませんでした。
息子が、ポルトガルのポルトと言う都市の駄菓子屋で「コンフェイトーを下さい」と言ったらしいが。言われた駄菓子屋のオヤジはさぞびっくりしたかもね。だってコンフエイトーは砂糖菓子ほどの意味だからさ。◆食べてみた。お菓子だけにさすがに甘いが、家人の意見では「そんなに甘くないねえ」大人になった今ではあまりコンペイトーは食べなくなったが懐かしい思いがした。コンフエイトー → コンペイトウ → 金平糖・・・・・恐れ入りました。
