おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

老人の主張

2015-07-31 20:01:58 | 日記

【今日の シンボルマーク】

先日発表された東京オリンピック2020のエンブレム

ワシは嫌い。

理由は、誰にでも描けそうであることと地味なこと

右がオリンピック、左がパラリンピックのエンブレムだそうな。

エンブレムとは紋章や記章の事らしい。

これってインパクトあるデザインとはとても思えない。

誰でしょうか?これを良いと選んだ人は。

 

ワシは1964年の時のこれが好き。

一目見た時(中学生だったがそれなりに)印象深いデザインでとてもまねできないなあ。

これを見た瞬間グラフィックデザイナーになってもいいかなと思ったね。

結局は、しがない土木屋で終わってしまったが。

子供心に相当強いインパクトを与えられたデザインであったのだ。

今ならGマークだと思うよ。

 

ワシが評価できるのは

この2020オリンピック誘致に使用したシンボルマークの

これ

花柄で日の丸をデザインしていてとても楽しいデザインである。

本番のロゴマークと言うかエンブレムもこれで良いと思う。

 

◆結局この新しいエンブレムもケチがつきそうである。

ベルギーのなんちゃら劇場のロゴマークに似ているとか

スペインバルセロナのデザイン事務所の作品に似ているとか新聞に書いてあった。

まあ適当に作成したような単純なデザインだから

誰でも作れるし どこか似ていると言えばそうであるデザインだが・・・トホホである。

 

 

 

 

 


海水浴にはビーチパラソルが定番?

2015-07-29 19:41:32 | 日記

【今日の 流行遅れ】

孫の怪獣2匹を連れて近所の海へ行った。

ウィークデイという事もあって田舎の海水浴場は人が少ない

有料だったら赤字も赤字、大赤字だが海はみんなのものだから、もともとタダ。だからワシが心配するようなことは無い。

 

孫も(ワシも)1年たつと成長する。今年は海を恐れなくなった。偉いエライ。

日陰を欲しいのでビーチパラソルを持って行ったのだが

それでもちらほらいる海水浴客は、全員が簡単に設営できるテント様の日陰で休んでいる。

そういえば昨年もそうであったなあと思い出した。

ワシの持って行った三十数年前にはやったパラソルは少し恥ずかしい。

さいわい曇りがちなので広げずに済んだ。

今のはやりは、ワンタッチテントとかポップアップテントとか言うらしい。

これって広げる時は簡単だが畳むときには手こずる。

今日もあちらこちらで、パパとママが畳むときにアーデモナイ・コーデモナイと苦労していた。

あと十年ほどしたら何がはやるのか。

 

北海道の海水浴場では、本マモンのキャンプ用のテントをみんなで海岸に張ってしまうらしいぞ。

で、海へは入らずにジンギスカン鍋で楽しむんだそうな。北海道はシバレルもんねえ。


お風呂のフチ子 マスコット入りバスボール編

2015-07-27 20:49:40 | 日記

【今日の いただきもの】

マークんが富士登山に行ってきたそうだ。ここからだとご来光を見るので無けりゃあ日帰りできるらしい。

その代りに未明の3時頃の出発だそうだ。はやりの弾丸登山に、ぎりぎりセーフか?否か?

土産にコップのフチ子ならぬお風呂のフチ子さんを買ってきてくれた。

ありがとう。

パッケージの中には左の白い球が入っていた。

これを風呂の中に入れると細かい泡がジクジクと出てきて

帰省中の怪獣2匹がはだかんぼでじっと見ていると

中から透明なプラスチックの球が出てきた。「あっガチャガチャだ!」

浴槽のフチに立ったりして危険な状態。フチ子ならぬ「風呂のフチ男」だ。

球の中には水着のフチ子がバラバラ状態で入っていた。

組み立ててみると

これぞ「お風呂のフチ」子

ワシのフチ子コレクションにまた一体のフチ子が参加した。

マークんありがとうございました。楽しみました。

孫は水着姿に特別の感情を持っていない様子です。ワシの孫なのにね。

まあこの年齢でそういう感情を持つ方が心配だけんども。


騙されちゃいけないよ

2015-07-26 09:46:07 | 日記

【今日の 土用の丑の日】

7月24日は土用の丑の日であった。

その朝、連れ合いが「土用の丑の日はウナギだけではなくて『ウ』の付く食べ物を食べると良いんだって」と言った。

「今朝のNHKラジオで言ってたもん」と言う。

「なに?そんなの初耳だべ。ウソに決まってるじゃん。NHKだからって眉に唾付けて聞いてた方が良いと思うよ」

新聞の折り込みチラシを見れば

土用の丑は『う』で元気に、『う』の付く食べ物。として「と『う』もろこし」「と『う』がん」と書いてある。

 

もういやになっちゃう。

だいたい、土用の丑の日にウナギを食べるのは、

あの平賀源内が江戸時代に馴染みの鰻屋の宣伝をするために世に広めたという事が定説になっている。

(これだって眉唾モンの話だけんども)

 

おそらく、数年前に鰻が絶滅危惧種に指定されて、おかげで高価になって鰻の売れ行きがかんばしくないことから

業者が考えた話であろう。

 

まったく、

節分に、その年の縁起がいいとされる方角を向いて、黙って太巻きを食べる習慣やら

2月14日に、セントバレンタインデーだからと言って、女が男に愛を告白できるだの

3月14日にはそのお返しの日で男からプレゼントをする日だとか、

仏教徒なのにカボチャを(食べ物なのに)いたずらをして騒ぐ日だとか(これは何とか言ったが今思い出せないが)

日本人は節操が無さすぎる。

 

これらは業者が売らんかなの騙しのテクニックだという事が分らんのかねえ。

うに、ウーロン茶(ウーロン杯)、牛、ウイスキー、うどん、ウイダーinゼリー、薄口しょうゆ、ウインナーソーセージ


ウスターソース、うぐい(←魚)、うるか(←魚)、うまづらはぎ(←魚)、うぐいす豆(うぐいすパン、うぐいす餅)


ウエハース、ウコン、うまい棒、ウオツカ、薄皮まんじゅう、うずら卵、うずら豆、うしお汁、卯の花、うど

馬、うみぶどう、瓜、うるち米、うま味調味料、ういろう、温州みかん、うこっけい、うるめいわし

名詞の頭に「う」の付くものだけでもこんなにある。

 

きっと来年になれば

もっと広まって「あら、そんなの私は昔っから知ってたわよ」とのたまう御仁がいっぱいでてくると予測しよう。

ばっかだね。おめでたいってばありゃしない。

 

さてワシは「うなぎ」と「うめぼし」でもたべて腹痛でもおこしてみようかしらん。

 

 

 

 

 

 

 

 


お灸だんご

2015-07-25 08:23:47 | 食・レシピ

【今日の にっぽん昔話】

大井川の奥に家山と言うがある。

この家山と言うの話は先日のブログ(機関車ジェームズの巻)でお話をしたが覚えているかな?

そのの北の山方に、三光寺(さんこうじ)という古ーいお寺さまがある。

 

その昔、大井川の支流の家山川で村人が片方の足を拾ったのだと。

三光寺の和尚がその足をねんごろに弔い、その霊を慰めたそうじゃ。

いつの頃からか、この足地蔵様にお願いをすると、不思議なことに足のあらゆる病気が治ったのだそうじゃ。

この地蔵様はとてもご利益(ごりやく)があると言われるようになったそうじゃ。

その後、日本でただ一つの霊験あらたかなこの足地蔵様へお参りをする人の姿が絶えなくなったそうじゃ。

 

この足地蔵様の三光寺の門前に参拝する人のために、美味しいお菓子屋さんがあるのじゃ。

名前を三浦製菓と言って、丸い筒の中にお茶で出来た羊羹を作って売っていることで、近在では有名なお店じゃ。

数年前からこのお店では「お灸だんご」という名前の、足地蔵様にあやかってお灸の材料となるヨモギを仕込んだおだんごを作ったそうじゃ。

この男は、そのことを一緒に働いているハルさんから聞いてとっても食べてみたくなったのじゃ。

いまどき「お灸」・「だんご」などと古めかしいネーミングじゃなあと思ったが

食べてみてのものだねじゃわい。橋の仕事の帰りに寄ってみたのじゃ。

今の季節は冷凍になっていたが、遠く漁村市まで帰るその男にはちょうど良かったのじゃ。

 

家に帰った男はばあ様と箱を開けてみた。

大きめの、緑色の丸いだんごにうまそうなきな粉がまぶしてある。

外側の餅にはヨモギがこれでもかというほど入っていて、中のつぶあんもいっぱい入っておった。

ばあ様は「おいしい、おいしい」と言って、普段は1個ぐらいしか食べないのに、このだんごは2個も食べてしまったのじゃ。

2個も食べられては200円も食べてしまったことになる。男は内心舌打ちしながらあきらめたそうじゃ。

 

ふと箱を見ると

御祈祷済みと判が押してある紙が入っておった。

三光寺の和尚の祈祷済みのお札(おふだ)が入っておった。

有難いことじゃ、これでワシの短い足も長くなることだろうと、男は思わず足に擦りつけたという話じゃ。

単純で純朴な男は、だんごを食べたので、足が長くなるどころか、腹のまわりが伸びたことに気が付かなかったのじゃ。

 

むかし話はこれでおしまい。