おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

出雲ぜんざい

2017-09-28 17:37:06 | 食・レシピ

【今日の 汁粉と善哉はどう違う】

出雲土産がまだ残っていた。

善哉(ぜんざい)である。

出雲地方では善哉を「出雲ぜんざい」と呼んで「ワシらのところが発祥の地であるゾ」とえばっている。

 

なんでも10月は(旧暦)全国の神様が出雲に集まると言うことで、この月を神無月(かんなづき)と出雲以外の地では言うのに、ここ出雲地方は神在月(かみありづき)だそうだ。これは日本人なら誰でも知っていること。

◆出雲ぜんざい学会という任意の団体がある。(富士宮焼きそば学会もあるでよ。)

ここで正式に言われているという出雲ぜんざいのうんちくが下記

【ぜんざいは、出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因しています。

出雲地方では旧暦の十月には全国から神々が集まり、この時「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われています。

そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在餅(じんざいもち)」です。 その「じんざい」が出雲弁で訛って「ずんざい」さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われています。

「ぜんざい」発祥の地は出雲であるということは、江戸初期の文献、「祇園物語」や「梅村載筆」(林羅山…儒学者)、「雲陽誌」にも記されています。】

◆ちなみに祇園物語では

【出雲國に神在もちいと申事あり 。

京にてぜいざいもちいと申すハ。 これを申あやまるにや。

十月にハ日本國の諸神ミな出雲國にあつまり玉ふゆへに。 神在と申なり。

その祭りに赤豆をにて汁をおほくし。 すこし餅を入まいらせ節々まつり候を。 神在もちいと申よし。】

ぜんざいは、仏語に関係する言葉だとか、一休さんが食べて善き哉と言ったから善哉となったという説や出雲の神在餅(じんざいもち)がずんざい➡ぜんざいとなった説など諸種あり。

汁粉は小豆を砂糖で煮て中に餅を入れたもの。‥‥・なんだそれじゃあ分からねえぞ。

ワシは汁粉はこしあん、ぜんざいはつぶあんだと思っていたが、どうも調べてみると

関東と関西で呼び方が違うだけのようだ。

まあ、どっちでも良いと言うことで・・・

出雲ぜんざいいただきます。

ああ、甘くておいしい。

ほっぺたが落ちてしまう(これなどすでに死語か)

今日のブログはぞんざいだったかな。


屋根工事 6日目

2017-09-27 14:51:55 | 日記

【今日の 足場屋さん】

昨日までで工事はすべて完了した。

今日は当初の工程通り足場の解体・撤去。

1本ずつ外しながら、下のトラックの上にいる受け取り手に渡す。または、ほいと投げ落とす。

商売とは言え上手いものだ。ピタリと息が合っている。それにしても力仕事である。

午前中ですべて解体は終了した。

屋上に上がって完成写真を撮影した。

 こんなんなりました。

屋根工事に合わせてTVアンテナも新品と交換。

今度のUHF帯(地デジ)アンテナは平面アンテナである。ワシはその存在も知らなんだ。

 下のパラボラアンテナも新品だ。

何しろ古かったからね。博物館で欲しいかなあ。

ちなみに、今までの地デジアンテナはこんな。

 

八木・宇田アンテナという。日本人の発明したものだ。

ちなみに今日解体した足場は「くさび足場」と言うらしい。

なんでか、と言うと

 

各部品を受ける柱の箇所がこんな風にくさびを打ち込めるようになっていて

対応する各部品の端部がくさび型になっている。

 

これの良い点は(ワシが考えるに)組み立て・解体がハンマーだけで済むこと。

土木の工事現場によくあるパイプとパイプ同士を組む方式だと、別にジョイントとそれを締めこむボルトナットが必要となる。

当然のこと、これに電池駆動のボルト締器がいる。電ドルだ。

これらの事を考えるとハンマーだけで組み立て・解体が出来るこの方式は、ワシは偉い!と思う。

ところで、この足場業者は感心するぞ。

解体した足場部品をきれいにトラックに積み込む。それはもう整然としたものだ。

 

 こうなると芸術だよ。

”良い工事は良い現場から、良い現場は良い整頓から”どこかの現場に見せてやりたいよ。

もっともこうしておけば、次の現場で迷わず探さずに素早く作業が出来るのだから、全体的には時間の短縮ではある。

ワシも見習うことにしよう。

ところでこの話はあまり知られていないことだが。

ウサイン・ボルトもケンブリッジ飛鳥もサニブラウンも飯塚も飯島も山縣も桐生も、すべて両親または親戚の誰かが「足場屋」だそうだ。

ああ、それで「足 早や」「あしばや」なのだな。

ウソです。真っ赤なウソです。人に言っちゃあだめ。

 

 

 

 

 


悲しい携帯カセット音楽プレーヤー つづき

2017-09-26 09:43:01 | 日記

【今日の MP3変換】

さて、これは先日買って来たMP3に変換する事が出来るカセットテーププレーヤーである。

大阪市に本拠を置くeiYAAAという企業が売っているカセットテープの携帯音楽プレーヤーである。

eiYAAAはなんと読むか、エイヤーと読むらしいのである。

ワシも現役の頃はエイヤッで仕事をしたことがあるが。エイヤッは一か八かほどの意味ね。

皆もそうかい?なに?エイヤッばっかし?‥・・・・・・・・・だめじゃん。

 

製造は当然のことチャイナ。

上の写真は裏側で、表側はというと

昨日のソニーのウォークマンと比較してほしい。こりゃあ昭和初期のデザインかよ。

これで本当にMP3に変換するのかよ。外観からは全く想像の外である。

しかも、プレイボタンがすごいぞ。

真ん中のレバーを力強く押し込むのだ。文字通り”押しボタン”

気の小さな人はためらっちまうほど、これ以上力むと機械が壊れるんでないかい?ぐらいに押さないと(ガチャン)テープが走行しないようになっている。

逆に、今のスマートフォンは、画面を触ったか触らないかぐらいでSWが感知してしまうのを反省しての狼藉か?

それとも昭和初期の機械を懐かしんでの設計か。(安全面に配慮しました)

STOP,FF,REW(Rewind)のボタン名が、銀メッキのカバーに浮き出し表示されているので、年寄りには文字が判読できないぞ。(老眼鏡をどうぞ)

 なっ!

カセットテープをセットするには

側面の、なんとも頼りないプラスチックの灰色のスライドを移動させる。と

蓋が縦に開くのであった。いいねえレトロ感満載である。(ヘッドクリーニングが簡単に出来ることに配慮しました)

これと大昔のソニー・ウォークマンを並べてみれば

 

藤の花市の大規模量販店で買って来た(チラシの情報)アマゾンよりも安かった。

このタイプは他のメーカーでも出されているが、よくよく見ると基本設計が同じである。外観意匠が少し異なるのみ。

iPodなどのデジタル音楽プレーヤーは機械的な可動部分が全くない、電子が移動するのみ。だからロボットがちゃちゃっと作ってしまう。

 

例:写真はソニーのウォークマン、ハイレゾ音源対応

それに引換えこれは、農村から出稼ぎにやって来た女子が、細かい部品をいちいち手で組み立てているのであろう(と想像する)

そんなことを考えるとこの値段は安いものだと思う。

ヨッチャンこれどうですか?

 

昭和レトロにMP3搭載、なんとも感慨深いものを感じてしまいます。

それにしてもデザインは何とかならないもんかねえ。悲しくなるよ。

 

 

 

 

 


悲しい携帯カセット音楽プレーヤー

2017-09-25 17:19:02 | 日記

【今日の 当時の技術】

これはウォークマンである。

その昔、ワシが愛用していたものだ。見よこのグッドデザイン、カセットテープのケースよりわずかに大きいだけの筐体に、当時のソニーの最先端技術が詰まっている。

その後音楽媒体はMDに、更にCDにと進化していき、現在はAACだとかMP3だとか、もうワシではなんともらなぬブラックボックスへと日進月歩の進化を遂げたのであった。

先日ワシの2人いる(無聊をかこっている)母のために、これまた古いレコードから落語をカセットテープにダビングしてやったのだ。が・・・・・・

せっかくの機会だ、今、ブームが再燃していると聞くカセット音源を聞いてみようと思い立った。

カセットを聞くならこれだと、引き出しの奥に眠っていたソニーのウォークマンの出番である。

・・・・ところが・・・・むむっ、音が鳴らない、よく見ればカセットテープそのものが回っていない。

ロートル・ウォークマン、ほかっておいたからへそを曲げたな。

よーし修理しようぜ。

分解すると、駆動モーター(しっかりと動いている)からプーリーを回すためのゴムが劣化してベトベトでなんとも飴みたいになっている。

その飴を溶剤で丁寧に取って、さあ、この劣化したゴムの代わりになるものは?

そうだ輪ゴムしかないぞ、台所の引き出しに輪ゴムが堆積している。良さそうなのを見つくろって来た。

元通りと思うベルトの掛け方で、うん、うまくいった。

元通りに組み立ててテープを入れてスイッチをオン。

ん?音楽が鳴ることはなるが、回転むらが半端でなくすごいことになっている。

昔、ワウフラッターがどうのこうの、いっぱしの音響通ぶって(分かりもせんのに)同じ趣味持つ友人とおしゃべりしていたが。その莫大な回転むらでその当時を思い出した。

ネットで調べてみると、ウォークマンのそのゴムこそ、当時のソニーが技術の世界の最先端であった象徴であることが分かった。

台所のゴムなんて話ではなかったのである。どうもすみませんでした。

今は製造も販売もしていないようである、ゴムの径68mm、ゴムの断面は0.8mmの正方形とかいう話、もちろん素材はヒミツみたいだ。

かくしてワシの修理の腕をもってしてもこれは資源ごみとなるのであるが、そこはそれワシの事、再度机の引き出しの奥深くしまい込まれたのである。

今日はここまで

明日は、今でも手に入る新品の携帯型カセットプレーヤーの悲しい話をしよう。こうご期待ですがな。

 

 

 

 

 


ニンニクを植えた その後の2

2017-09-24 16:18:25 | 日記

【今日の とんでもない家庭菜園】

9月10日にニンニクを植えた、その後、余ったニンニクの種を水耕栽培をした。

今日はその後の話をしよう。良い子のみんなも、どうなったかなあと心配していると思うので。

 

ニンニクの成長の早いのには驚くばかりである。

次から次へと種から芽が出てきて、その度に空き瓶の確保に大わらわであった。

今では2階の洗面所はこうなってしまっている。

根の張りが瓶の中で水の中。そのため支えるところが無く、大きくなった茎(こうなったら芽と言うよりも茎だ)

茎がグラグラとしている。早くどうにかしないと。毎日数センチ単位で茎が伸びている。

 

洗面所は、どことなくニンニクの香りがするようになってきた。

屋根工事が終了して職人が家に来なくなったら、せいせいと(小さな)庭で農業?が出来るのに。

その時まで洗面所菜園は続くのである。

あんまり早く成長しないでくりょお。頼まア。