おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

人が乗れるホバークラフトを作る その4

2017-12-21 18:41:30 | 日記

【今日の 不成功】

さて、暮れも押し詰まった今日であるが、ワシはあせっている。

なぜかというと、明日から海老名の怪獣たちが母親と一緒に帰省するのだ。

そうなると2階の作業場と化した元長男の部屋は、元通りにきれいにしとかなくてはならない。

正月には、あと目白の怪獣2匹もやってくるのだ。

賑やかくなるので、それはそれでいい話であるが・・・・・・・

話変わってホバークラフト

作業は本日が仕事納めとなる。

予定ではほぼ完成して孫たちが試乗できるようになっていることだが。

そのため、本日は馬力に拍車をかけて(言い回しがくどい?)朝早くから2階にこもって仕事をした。

最初に、フレームの強度アップを狙って補助梁を組み込む。

次に、ボックスにモーターを仕込んで必要な配線をする。

スイッチを付けて、安全のためにヒューズを経由する。

床に接するタイヤチューブの中心に空気を送り込むためのホースはエアコンの排水管を利用した。

こうね

 

これで必要最小限の作業は(仮組だが)終了。

いざスイッチON

ダメだ、空気が大量に漏れる。モーターの音ばっかり大きくて浮く気配が無い。

がっかりした。

各部の密閉度を上げねば。今日は、いや今年はこれで終了。

正月中に対策を考えることとしよう。

ひょっとしてホースの断面積が小さすぎるのかも。

 

またまた眠れない日が続きそうだ。その場合昼寝と言う手があるぞ。

あーん浮かないかも。どうせる?

まったく、浮いた気分にもならない

 

 

 


人が乗れるホバークラフトを作る その3

2017-12-18 18:43:46 | 日記

【今日の 細かな作業】

フレームの目途がついたから、今日は心臓部を作るとしよう。

心臓部とは空気を吸い込むモーターを入れるところと、空気を溜めるところ

それぞれ電動機室と圧力調整室と呼ぶことにする。

英語で言うとモータルーム?とエアチャンバーだな、こっちの方が恰好良いな。

 

でその前に

2階の臨時作業室は現在こうなっている

 天井から俯瞰した図だ。

こういうのを「足の踏み場もない」と言ったり「まるで豚小屋」と言ったりする。

現役の時は請負業者に「良い仕事は整頓からだ」と指導していたが、

自分のことはこんなもんさ。これを「紺屋の白袴」あれっ?「医者の不養生」と言うのかも。

鉄工場などで製品や原材料を入れておくための、プラスチックケースの側面に直径160mmの穴を開ける。

ワシんところにはそんな大きな穴を開ける道具などないので、素人なりの方法で開ける。

側面にデバイダー(きょうびの若い衆は技術屋でもデバイダーを知らない、ってから恐れ入っちゃう)で

ケガいて、その内側を細いドリルの刃で円の内側に沿って丹念に開けていくと

 

穴が開く。なに?ケースの内側には板がありますぜダンナ。

プラケースの板厚では薄過ぎて、モーターの支持としては期待できないので、(何しろモーターの回り始めるときの力=起動トルクが非常に大きいので)昨夜のうちに合板を接着しておいたのだよ。

接着だけでは心配なワシは4本のビスでさらに補強したのだ。

上左の写真は開通したばかり、このままだとドリル刃の跡で切断面が凸凹なので、そこをやすりで平滑にした。

小さなやすりで円を作るのは一苦労。

 モーターを入れて「ここをもうちょっと削りましょう」とか

少しづつ試しては削り、削っては試して午後2時ころまで延々と作業した。

見事ピタッと納まった。

 美しいなあ。

裏面(箱の内面)からは

 美しいなあ。

下の写真。この穴の開いた板は、モーターを後ろから支える壁である。

 

モーターの尻の部分の円形の出っ張りに、この板の中央部下に少しだけ大きい穴があるが

そこにぴったりとはめ込む設計だ。

はめ込んで具合を見ると

 

うう、美しい。

右側が電動機室(モータールーム)、左側が圧力調整室(エアチャンバー)、穴の開いた支えの板が隔壁(バルクヘッド)である。

今日はここまでで力が尽きた。残りは明日。明日は作業室の掃除から始めようと思う。

昨夜、丑三つ時にふと目が覚めて、これのことを考え始めた。

上手く浮き上がれないことを、そしたら全然眠れなくなって往生したわ。

出来なければ科学館でのサイエンスショーは他のプログラムにせにゃならんし、今まで掛けたお金は戻ってこんし。

ケイコさんには迷惑かけるし。

 

一見のんきなワシでも、考えたら眠れないこともあるのだ。

ところで、地下鉄の電車はどうして地下に入れたんでしょうね。

 

 

 

 

 


超すご干し柿

2017-12-17 19:13:04 | 食・レシピ

【今日の いただきもの】

10月21日と24日号で「WIDE柿」の干し柿づくりの事を話したが

渋柿を干し柿にすることは、毎年なかなか上手くいかないもんで、今年は干し過ぎた。このため皮が固く実がほとんど無いというありさまだった。

まあ、一応白い粉を吹いたことは幸いだがや・・・

干し柿作りのブログはこちら

今日、アーバンランナーこと、へしこ1号君が、わざわざオヤジさんの作った干し柿を届けてくれた。

オヤジさんの作る干し柿は昨年もいただいた。それ以来ワシらの干し柿の見本となっている。

見た目が全然違う、味も天と地、月とすっぽん。

ビニル袋に入れてくれて、南天の飾り付きだ。

南天でグッと引き締まる。こういった「気配り」参考にいたしますです。はい

ちなみに、ワシらの干し柿と並べてみました。

なっ、全然違うだら。

とっといて、正月に子ども、孫と食べることにする。(さっそく二人で1個頂いちゃいましたがね)

 

川越し市から遠いところすみませんです。お茶も差し上げず、そのまま帰してしまって。

なんならホバークラフト作製の手伝いを、していただいても良かったのですよ。

 


浴室の水栓を交換する

2017-12-15 18:26:35 | 日記

【今日の 水道工事】

いやあ、30年もたつと家の装備の色々なところにガタが来る。

先年、叩いて修理したつもりの浴室のシャワー水栓が、今般いよいよ年貢の納め時になった。

その不具合とは、温度調節のためのサーモスタットが動かなくなったことだ。

我が家は(ワシは)シャワーをあまり使わない、そのためかサーモスタットの動きが悪く

水温が高くならないことはなはだしいのだ。

教訓:機械は使うこと

たまに帰省して、生意気にも朝風呂に入る下の息子が不満を言うようになって数年たつ。

あいつは、年に数回だからそんなクレームはほって置いた。常にダメではないからね。

年末に孫たちが帰省する。この際新品に交換するか、息子より孫がかわいい、立派なジジイなのである。

いつもの美人営業(本人はこの表現を嫌うがワシの評価なのだ、フン)のアキちゃんに相談し、見積もりを頼む。

出てきた答えは5万円を超す勢い、なんでや、ワシは東洋陶器のサーモスタットシャワーの内、一番下の値段のブツを頼んだのにさ。

材料費は(ワシが値切った)お陰で値引きをしてくれたのに、取替工賃が1万数千円それに消費税。

まあ、一流ハウスメーカーの工事がこんなところに現れる。(決して悪口ではないぞ、この会社のアフターフォローは完璧だから)

それならば自分で直すわい。ということで  本文。

市内のホームセンター2か所を回り、安い方の店で買ってきました。

東洋陶器の最新型の下から2番目に安いヤツ

 

まずは古い方の水栓を取り外す。

 

工具で水栓の後ろ側のナットを回す、30年分だからカターイぞ。

次に取付脚を回す。これもなかなかの難物

ええい、壊れてもいいぞ、ぐらいの力がいる。

外れたー

こんなんなってました。

 30年間の汚れをきれいに落とす。穴の中もね。

そして、新品の取付脚を取り付けるのだが

ネジ部にシールテープを7周。

取付脚の位置は、水栓金具裏側本体の2か所あるネジ部とぴったり合わんといかん。しかも器具が水平にならんと気持ち悪い。

取付脚2本ははお互いに正面から見て斜め(ハの字)になっていて、芯々で丁度90mm。しかも漏水防止のためにねじ込む方向(右回り)しかダメな一歩通行まわり、つまり、少しでもどちらか回し過ぎたら「あっと、戻しちゃおうかな」が出来ないみたいだ。

慎重なワシは一発で納めたぞ。まかしょう!

上の図は微調整前、右がちょいと下がっている。

はい、取り付きました。パチパチ

連れ合いに、外の水道メータのところにある元栓の操作を教えて、少しづつ開栓してもらう。

合格です。水漏れなしです。大手術は無事に成功

当然です。「わたし、失敗しないので」

その後、念のため水温が40度と60度になっているか棒温度計で確認をした。

さすが東洋陶器の製品だ。ぴったり!!。

自分で修理すると46.5%の金額で済みました。  以上、今日の工事でした。

 

 

 

 

 

 


人が乗れるホバークラフトを作る その2

2017-12-14 18:39:53 | 日記

【今日の 指物師】

◆フレームを作る

ホームセンターで30mm角で長さ1800の木材と、5.5mm厚の合板を買って来た。

二階の臨時作業部屋に実寸図(実際の寸法を描いた設計図)で木取って(設計図を基に木材に寸法を描く)

1階の車庫で大工仕事をする。

フレームをしゃれた三角形の平面形にしたので、手持ちの鋸で正確に切るのは大変である。

三角形にしたのは格好と軽量化のため。

隅のところの材料がやっぱりピタッと合わない。指物師のようにはなかなか。

一応材料は切り終えた

ホバークラフトの前方を2等辺三角形の鋭角にしたので、ますます精度が求められる。

仮組するとこんなですわ。

木枠の下の白、緑、青の紙に実寸で書いた設計図、紙の色をとりどりにしたのは意味は無い、手持ちの大きい紙がこれだけだったから。

写真右上にある円盤がタイヤチューブの上に載せる板である。全3枚ね。

これは直径350mmの真円。合板から切り出した。

ささくれて子どもたちの指にトゲが刺さらないように、周囲を丸く削った。

丁寧な仕事だと思うよホントに。

図面通りに円盤と木枠を取り付けた。

ビスを下から打つのだが、これがチョーひと苦労。考えてみ、円盤を下にフレームを上にして、つまり写真の状況とは逆さまの状態で組むのであるぞ。

円盤の上からじゃあ、下のフレームが設計図どおりに位置しているのか全く分からないわけだから。

一応出来上がり。

円盤の下にタイヤチューブを納めてみた。

うーんとても良い。さすがワシ。

試しにフレームに体重70kgを載せてみるが

軽量化のためにフレーム材料30mm角材を使用したのがアダ、体重70kgでは心もとないぞ。(折れそうだ)

まあ、明日にでも対策を考えることにする。何とかなるべ。モトイ、なんとかするべ。

 

17時になったので今日はここまで。

次回をお楽しみに。