おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

腰痛防止の棒

2015-05-31 07:20:55 | 日記

【今日の 必要は発明の母】

橋梁の点検は橋梁を隅から隅まで、橋の下まで降りて「悪いところはナイカー」と見たり叩いたりするわけだが

橋の表面も要注意である。表面で何を見るかと言うと、ひび割れである。

ひび割れは一見どこにでもありそうだが、橋の場合は問題である。

鉄の橋であれコンクリートの橋であれ、床板はコンクリートで出来ている。そのコンクリートの内部に表面のひび割れを伝って水分が入り込むからである。

コンクリートは水分が入ると中の鉄筋が錆びて腐食して膨張するのだ。膨張すると太った鉄筋がコンクリート自体を壊してしまうのである。

以上の理由で、ひび割れは橋の寿命にとって重大な結果を及ぼしかねないのだ。繊細な注意をしなければならないのだ。

そこでこの写真

一見ただのプラスティックの白い棒である。

ひび割れを記録するために写真を撮影する。ひび割れを判別しやすくするために、ひびわれに沿ってチョークで白線を描いてゆくのだ。

この時しゃがんで描いていく。これが非常につらい労働となる。橋によっては無数にひび割れが入っているものもあって、アヒル歩きで描いているうちに車が来てしまうこともある。

危険できつい。これを「2K労働」と言う。おっと、腰も痛くなる。「K」を一つ追加だ。「3K労働」ね。

これをどうにかしたい。との思いからワシが発明したのが上の棒。

交通安全の担当課にわけを話していただいてきた旗竿である。もち不用品だ。

棒の先を4つに割って、割れた先がそれ以上割れないようにドリルで穴をあけて・・・・(実際は穴が先ね)

はい、出来上り。

チョークを挟んで輪ゴムで止める。

両端にこの加工を施した。中には予備のチョークが詰まっている。

これでワシは「ひび割れ撮影作業」から「3K労働」を取り除くことが出来たのであった。喜び限りなしだな。

 

これを見た同僚からは「学校の時分何かで見たことがある、何だったか思い出せないが先生が使っていたような」

と言ってワシの発明を褒めてはくれないのだ。          ああそうかい、フン。

 

 


ドローンを買ってみた

2015-05-30 14:29:43 | 日記

【今日の ?????】

近頃、巷で話題のドローンだが、好奇心オヤジも、触ってみんことにゃあ話にまったくならぬ。

さりとて数万円もするモノは年金おやじにや手が出せない。

という事だと、答えは自ずから「一番安いヤツ」に決定。

 

オモチャ・模型店で物色して4800円ほどのドローンを買ってきた。

さあこれで引っ越し荷物だろうとなんだろうと空中を運んでやるぞ。

てな訳にはいかんなあ。ちっこいからなあ。

こんなに小さくても、4組のプロペラの下には、それを駆動する超小型モーターがそれぞれ付いている。本格派だ。

上下・左右・前後・左右回転・前方後方へ回転・左に回転すると箱には書いてある。こりゃすごい!

機体は小さいが操縦リモコンは

これだ。ほどほどの大きさ、そりゃそうか、これも小さいと扱いづらいからな。

さっそく充電する。PCのUSB端子から充電できるようになってる。

30分ほどで満タンになったようだ。

畳の上で飛ばしてみようとする。

いっちょ前にLEDのランプが・・・・・・・・・かっこいい。

回転を上げるとプロペラが回る(当然だけど)

しかし・・・・・・しかし・・・・揚がらない

畳の上を勝手に這いずり回るだけ。どうしてー

連れ合いは「蜘蛛みたいで気持ち悪い」と言う。

何度も充電しては飛ばし、いや飛ばそうとするがまったく揚がらない。現役時代のワシの給料と地位みたいなもん。

冷静になって考えると、あまりに小さいので、本体から突き出ている腕の部分が短いからモーメントの移動が敏感で、飛ぶとしてもバランスが非常に悪いだろう。説明書には「動きが俊敏」と小さな字で書いてあった。

サッカー選手は俊敏が良いけどドローンは鈍な方がいいぞ。

空を飛ぶまでもう少し試してみようと思う。

 

これから買おうかなーと思っている良い子は、お金出して大きめのゆったりしたものの方が良いかと思う。

「安物買いの銭失い」と言うではないか。

 

 

 


健康のためには

2015-05-28 20:30:33 | 日記・エッセイ・コラム

【今日の 言葉】

ワシの一番上の息子は、ずば抜けて賢い

その子が言った言葉「健康のためには死んでも良い」

勿論、彼一流のレトリックではあるが・・・・・・・面白い。

 

どこかの国の宰相がよく使う言葉に「積極的平和主義」がある。

ワシには「平和のためなら戦争も辞さず」に聞こえてしまうのだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・ワシだけかそう聞こえるのは。


旬な山菜の昼食

2015-05-27 15:57:19 | 食・レシピ

【今日の 信じられない】

昨夜ヘッチャンにいただいた山菜

前回もいただいたこれは「コシアブラ」

「ワラビ」ではないことは分るが、「ゼンマイ」かそれとも「コゴミ」か、よく分らない。

左は「ウド」、右は「ウルイの茎」

「ゼンマイ」かと思ったが調べたら「コゴミ」であった。(かも知れない)

ヘッチャンの旦那の友人が(旦那は田舎の友人が多い、旦那も東京都とはいえド田舎出身)

「田舎 イナカ パカにするな」   「どうもすみません」

福島にいて送ってきてくれたのだそうだ。福島はどこ?と聞いたらば只見(ただみ)だそうだ。

「なに?只見って言えばエライ山奥で、少し歩けば新潟ジャン?」  「そうそう」

 

◆只見は、一応JR線が通っている。

会津若松方面へは7時から18時まで一日7本の列車がある。

  時刻表を見ると(バス)と書いてある。列車じゃないのかえ?

新潟県の小出方面(下り)は9時、15時、18時の3本これはどうも列車らしい。

 

 

◆山菜は早く食べないと「アク」が出るかもしれない。という事で、きょうの昼食の献立は「福島の山菜づくし」

写真左上はコゴミの天ぷら、右はコシアブラの天ぷら、左下はウドの穂先の天ぷら

左上からウルイの塩麹和え物、右上はウドの茎の酢味噌、下はウドの茎の皮のキンピラ

つまり、今日のお昼ご飯は、米以外、山で採ってきた食材で、まるで「山彦」になったよう。

ローカロリーで健康に良いぞ。天ぷらはちょっと問題だけど。財布にもやさしいし。

ヘッチャンには自家製ベーコンを、ほんの少しお返しにあげておきます。

 

 

 

 

 

 

 


ハチク

2015-05-26 21:03:17 | 食・レシピ

【今日の タケノコ】

現場の帰りに、道端の無人販売でハチクの筍を買ってきた。5本で250円

ワシの住む漁村市では「ハチコ」または「ハチコウ」と呼ぶ。主人の帰りを駅で待つ感心な犬と同じ発音。

標準的には「ハチク」が正解らしい。中国原産で「淡竹」と書くが、「呉竹(クレタケ)」「唐竹(からたけ)」とも。

材が硬いので、茶筅(抹茶を溶かす、ほら、髭剃りに使う刷毛のようなもん)(ちゃせん)や傘の骨、提灯の骨などに使われるそうだ。

筍はアクが無いので、モウソウチクの様に灰汁取りはしないで、そのまま食用になるのである。

まるでワシのようだ。アクが無く、材は堅い、色々なものに使われる。正倉院の笙、筆、竹ざお、尺八など。

 

昨日買ったのだが、さっそく今朝の味噌汁、煮物。

昼の弁当のおかずにもいろいろと入っていた。季節を感じながら食べました。

皮付きのまま焼いて、味噌をつけて食べるのも良いそうだ。

この場合も皮は剥くのだよ。

 

【ハチクの勢い】

ハチクは1日に10cm以上も成長することから、勢いがある事を指す言葉。とネットに書いてある。

しかしこれは誤り。

本当は

竹を割る時、初めの節を割ればあとは簡単に裂けるのでいう。勢いが激しくとどめがたいさま。また、その勢い。【破竹の勢い】

             広辞林 第六版 三省堂 調べ

このようにインターネットは間違った内容を載せることも多い。気をつけよう。

 

◆孔子は紀元前479年死去したが、その弟子たちによってまとめられた『論語』の中で言っている。

『インターネットは本当の事も嘘の事もある、うっかり信じてはいけない』と

これは勿論ウソです。