19日に血抜きから始めたスモークチキンだが
昨日ソミュール液から出して「塩抜き」をした。
その後たっぷりの湯70°Cでボイルする。これが約2時間ほど
その間は大なべのそばに密着ですわ。温度管理がいっちゃん大事なのだ。
そして夜は風に当てる。 「風乾」である。
例によって、2階の階段の所の小窓を開けておいて、そこに鶏を吊るして一晩乾燥させる。
この作業があるので燻製は冬がシーズンなのだ。
夏のあたたかな(いや近頃は暑いほどだが)そんな空気の中に一晩おいておくのは嫌じゃん。寒い冬が良いじゃんか。
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今朝早くから燻製器の中に入れる。
2時間ほどは、庫内を40度ほどに保っておいて、煙は掛けずにおくのだ。
約2時間後、いよいよ盛大に桜の薪を焚く。徐々に温度を上げて70度をめどにする。なんでも80度を超えるとたんぱく質が変質して具合が悪いそうである。
だから常に窯の温度をチェックする。と言っても時々温度計を見るだけだが。上がりすぎればふたを開けて温度を下げる。
すでに昨日の時点で、塩抜きした後で加熱してあるので、ベーコンなどと異なり鶏肉内部の温度のチェックは気にしない。
肉に全体的に煙が掛かって、燻製品としてほど良い色具合になったなあと感じたら、それで出来上がり。
それでも午前11時ころまで掛かってしまう。
出来ました。クリスマスイブの昼に出来上がった。ぴったしだよ。
と言っても孫たちの第一陣が到着するのは明日の予定なので、食べるのは明日の夕飯だな。