おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

スモークチキンを作ります(後編)

2018-12-24 16:41:13 | 食・レシピ

 

19日に血抜きから始めたスモークチキンだが

昨日ソミュール液から出して「塩抜き」をした。

その後たっぷりの湯70°Cでボイルする。これが約2時間ほど

その間は大なべのそばに密着ですわ。温度管理がいっちゃん大事なのだ。

 

そして夜は風に当てる。 「風乾」である。

例によって、2階の階段の所の小窓を開けておいて、そこに鶏を吊るして一晩乾燥させる。

この作業があるので燻製は冬がシーズンなのだ。

夏のあたたかな(いや近頃は暑いほどだが)そんな空気の中に一晩おいておくのは嫌じゃん。寒い冬が良いじゃんか。

今朝早くから燻製器の中に入れる。

2時間ほどは、庫内を40度ほどに保っておいて、煙は掛けずにおくのだ。

約2時間後、いよいよ盛大に桜の薪を焚く。徐々に温度を上げて70度をめどにする。なんでも80度を超えるとたんぱく質が変質して具合が悪いそうである。

だから常に窯の温度をチェックする。と言っても時々温度計を見るだけだが。上がりすぎればふたを開けて温度を下げる。

すでに昨日の時点で、塩抜きした後で加熱してあるので、ベーコンなどと異なり鶏肉内部の温度のチェックは気にしない。

肉に全体的に煙が掛かって、燻製品としてほど良い色具合になったなあと感じたら、それで出来上がり。

それでも午前11時ころまで掛かってしまう。

 

出来ました。クリスマスイブの昼に出来上がった。ぴったしだよ。

と言っても孫たちの第一陣が到着するのは明日の予定なので、食べるのは明日の夕飯だな。

 

 


干し柿

2018-12-23 11:16:17 | 日記

【今日の いただきもの】

毎年この時期に干し柿をいただくのである。

へしこ1号こと、アーバンランナーくんが昨日家まで持ってきてくれた。

わざわざありがとうございます。こんな遠くまでガソリン代使ってさ。

 

ところで「へしこ1号こと、アーバンランナー」と言ったって誰ぞ分からねえなあ。

「〇〇こと」と言えば、次にくる名称は本名であるべきだもんな。

北の将軍様ことキム・ジョンウンてな具合だね。

そんなこたあええだよ。柿の話に戻るぞ。

 

立派な箱に入った立派な干し柿。これだ

遅めのイロハモミジの紅葉の前で写しました。昨年同様にナンテンの葉が添えられている。

もったいないから正月に息子・娘・孫、揃ったところで食べるのだが。

一つだけ先行して試食をしたぞ。

「へしこ1号こと、アーバンランナー」君の親方様(父上と母上様のこと)によろしく言っておいてください。

ってゆうか、このブログをお見せしてください。ありがとうございました。

毎年気にしてくださってありがとうございます。

ワシんちの連れ合いも細々と、何とか作りましたが、ここにお見せできるようなものではございませんです、ハイ。

 


ドライヤーを修理する。

2018-12-22 17:35:06 | 日記

【今日の いやーあんた、こんなものまで直すのかい】

 

さてと、これはなんだ?シャープペンシルじゃん。

ちがう違う、網のお玉のことだ。

ダイソーで買ってきたステンレス製「ミニかす揚げ」であります。100円です、当然。

次の質問。では、これは?

写真は2次元なので分かりづらいが、ドライヤーの後部空気取り入れ口の網状の所が割れちまっている写真なのだ。

いかんせん古そうだら。何時頃から家にあるのか不明な、いわゆる古物(こぶつ)だよ。

これからこの網を、ステンレス製「ミニかす揚げ」100円也に交換するのである。

先ずは網のついている部品をフレームごと取り外す。そして壊れた網をニッパーで撤去する。

こんな具合。

もっときれいに細かく、やすりなどを掛けて。

 

ステンレス製「ミニかす揚げ」の取っ手の針金部分はいらないから取ってしまう。(相変わらずシャレかい?)

なるほどステンレス材だわ、固いもん。ニッパーじゃダメ、刃こぼれしそう。番線カッターの出番じゃ。

 

そして、網とドライヤーの枠(プラスチック)同士を固着するために、近ごろ常用のこれを使う。

「プラリペア」これは高価だが良いぞ。これに代わるものはちょっと無いぞ。

で、付きました。

ドライヤーをダイソーに持って行って大きさを合わせて見たわけではないけれども、ジャストサイズであった。

適当に「このぐらいの大きさなら良いかもね」って感じで買ってきたのだ。

このあたりワシのセンスが感じられる。

凹面が普通と違う。

ほれ、

普通外側に凸面を持ってくるが、ワシはあえてこのように逆にした。

ここがワシの頭の良いところだぞ。

これで天かすをすくうつもりは無いけん。

 

ステンレスの金網がいかに丈夫だったとしても、しょせん針金、圧縮力には無力なのだ。

だから凹面にしておいて、たとい押さえる力が掛かっても、金網面には引張力が働くのだぞ。

つまりだな、この方が丈夫だということである。分かるかな?エヘン

 

【業務連絡】

  カヤコさんへ

     修理したら元通り直りました。風も出るし温風にもなります。ご安心ください。

 

 

 

 

 


タイヤの補修の方法

2018-12-21 16:54:12 | 日記

【今日の 荒技】

ワシは大金持ちなので自動車を何台も持っている。今何台保有しているのかさっぱり分からないほどである。

大多数の車は昔の懐かし車である。

何しろ欲しくなったらすぐに買ってきて、組み立てて、自分好みに塗装もして保管し、時々眺めてニヤニヤとしているのである。

 

その内の一台、これは飯塚君にいただいたのだ。確か退職記念の品である。

カルロス・ゴーンが、まだニッポンて国がどこにあるのか分からなかった頃の車である。

ダットサン・フェアレディ―240ZGという車である。

この車のタイヤが古くなってきて、タイヤの側面が割れ始めてきた。長く一定の場所に置いておくと割れることがあるのだ。

では詳しく見てみよう。

前輪の左側、地面と接するところの割れ。

後輪の左側、同様に割れが来ている。右側の前後のタイヤも同様であった。

どげんかせんといかんなあ。

というわけで何とかする。

 

まず、車をひっくり返して、タイヤを4輪とも外す。そしてホィールを外してタイヤだけにする。

車をひっくり返せるのでらくだじょー。

当時アメリカで爆発的に売れたこの車だが、フロントは当然ディスクブレーキ。

ところがリアはフィン付きではあるものの、ジャン・・・・・ドラムブレーキなのであった。

まあ、アメリカ人は些細なことを気にしないのである。(と思う)

 

で、タイヤのゴムの修繕はどうするかというと。

これを使うのだ。

「ふわふわ かる~ん  かる~い紙ねんど」これをタイヤの空間に充填する。

対象年齢6歳以上と書いてある。ワシ6歳以上だ。

いや、実は修繕に当たっていろいろと眠らないで考えたのだが、あーだのコーダのしたが結局のところいい案が無くて

紙粘土に行きついたのである。しかも安いし。

練った粘土をぎゅう詰めに詰め込んだ。これが固まれば、車の自重でタイヤがひしゃげることは無いだろう。

一日乾燥させてから車に装着した。

ついでに車の方もワックスをかけてきれいにする。

末永く楽しみたいので、車の下に透明な材料でジャッキアップ装置を作って、車を少し持ち上げ、タイヤが地面に当たらないようにしたぜ。

タイヤのサイドウォールのひび割れは直らないがタイヤが円を描くようになった。

12分の1サイズ、静岡市タミヤ製作所製のプラスチックモデルの修理の話であった。

 

 

 

 

 


スモークチキンを作ります(前編)

2018-12-20 09:34:07 | 食・レシピ

【今日の 燻製】

先日お伝えしたように、クリスマス用に丸鶏の燻製をつくり始めた。

先ずは、市内のスーパーで鶏を一羽買ってくるのだが、丸ごと一羽なんて、なかなかどこにでも売っているものじゃないぞ。

幸い、イオンには、クリスマスをにらんでの(かどうかはワシ知らんが)丸鶏を仕入れていることがあるのである。

しかし、今日のイオンには無かった、調理済みの丸鶏さえも無かったのである。

漁村市の住民には鶏を食べる習慣があまり無いという判断で良いかもな。

イオンの近くにある安売りスーパーマーケットここが一軒だけ、丸ごと鶏(中抜き)を売っていたので買ってきたぞ。残念ながらブラジル産。まあ良いとしよう。

袋から出し、鶏を半分に割る。内臓は撤去してあるとはいえ、少しの汚れも許さないワシだから徹底的にきれいにする。

 

気持ち悪いと、グロテスクだと思ったあなた。

生きとし生けるものすべてが、ほかの生き物を食べているのだぞ。

ぴくぴく動く刺身もありがたがって食べるんでないかい?白魚の踊り食いなどもな。

ここはひとつ頑張って先に進めて行こうじゃん。

二つに割った身にフォークをブスブスと刺して、香辛料やワインなどの液体が肉に沁みこむようにするのだ。

まことに残酷なワシなのだ。

そして、血抜きのために、塩を全身に刷り込んでビニル袋で冷蔵庫、10時間ほど。

その間に燻製のための液体を作っておく。

水、塩、砂糖、しょうゆ、白ワインを鍋に入れて沸騰させる。沸騰したらばすぐに火からおろして熱が冷めるのを待つ。

この液体をソミュール液という。

さて、血抜きを始めて10時間後

鶏をビニル袋から出して(血が結構出ているのだ)洗い、さっと水分をふき取る。

ソミュール液に、セロリの葉とパセリの茎を混ぜてビニル袋に鶏とその液を入れて空気を抜き取り、冷蔵庫に入れる。

今回はパセリの茎が間に合わんかったので、断念して(というほどではありませんが)庭のローズマリーを切って入れた。

(匂いの草ならどれでもいいだろう、前回のベーコンにも入れましたぞ。)

緑が加わるときれいだなあ。

現在このような状態で冷蔵庫で熟成をさせていますねん。

これから3日ほど漬け込んで、いよいよ燻製作業である。

後編をお楽しみに。

曹洞宗(名目上)がクリスマスにチキンだ。合掌