論語

【今日の　仁】

TPPだって深い意味・内容はよく分らないけれど
今自民党と公明党がせめぎ合っている「集団的自衛権」って何？
良い子のみんな、自分の子供に分りやすく説明できる？

まあホントに政治の世界ってよく分らない。
もちっと単純化してくれんかねえ。
そこへ行くと日本国憲法ってのは
表面だけ読めば分りやすい

ただ、政治屋が解釈を複雑にしているだけと思うがどうか。

どこかの国の総理が「積極的平和主義」とよく言っているが

その意味は「積極的」に「平和」を希求していく、という事かと思うが
ワシはそら、単純だもんで世界から戦争や紛争を無くすために
教育や福祉の面で「積極的」にかかわっていくこと。と思っていたが。

どうも違う。
「積極的」に平和を求めるためには「武力行使」もすべきである。
という意味合いか。なんじゃそれは

◆「戦略的互恵関係」もよく分らない政治言葉だ。
「戦略」って戦争のやり方でないの？
お互いの国が平和にウインウインの関係で行きましょう
の気持ちを「戦略的」という言葉で表現するのは
「ウンコで手を洗いましょう、綺麗になりますよ」って言ってるようでキモチ悪い。


◆武器輸出３原則を緩めて、日本も武器を輸出するようになりたいとの欲望があるが
この言葉も「武器」という言葉から「防衛装備」と言う言葉に言い換えちまっている。
「防衛装備」だと殺したり殺されたりするイメージがうんと薄まるからなあ。

政治屋だかそれにくっついてるブレーンだか本省キャリアだか知らんが、うまい言葉で人をだますもんだ。


◆「結局は金目でしょ」といった某国の大臣がいるそうだが、これは本音バレバレ。
　だけどあとで、「誤解」を招く言葉を使ったと必ず言うが、これは「君らが誤解した」といってるのだぞ。
　「真意が伝わらなかった」とも言うが、ではその他の「真意」を説明してみろってんだ。
　「結局は金目でしょ」にどんなほかの意味がある？

◆【巧言令色鮮なし仁と】（こうげんれいしょくすくなしじんと）
巧みな言葉を用いて表情を取り繕って人に気に入られようとする人は仁の心が無い。論語