おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

サイコロキャラメル

2017-06-29 08:58:17 | 食・レシピ

【今日の 久しぶり】

君は近頃キャラメルを食べたか。

調べて分かったのだが、明治製菓が、あの明治サイコロキャラメルの販売を取りやめていたのであった。

知らなかった。

例にもれず販売中止の理由は売れなくなったからだそうだ。販売不振と言うやつ。

 

そういえば近頃キャラメルと言うものを食べていない。

他においしいお菓子があるからか、歯にくっついてなかなか取れないことがあるからか、ママたちがそれを嫌うからか。

そうかもねえ。

 

今度の出雲行きで、どこのSAだったか忘れたが、サイコロキャラメルを売っていたので即買った。

「おお、懐かしの明治サイコロキャラメルだ」

ところが・・・・・

パッケージをよくよく見ると、明治ではなく北海道と明示(メイジだけに)されている。

なに?明治ではなく北海道?

調べると、1927年から売り出した明治サイコロキャラメルは、昨年2016年1月に生産を打ち切ったのだそうだ。

1927年と言えば昭和2年である。今から90年も前からのお菓子であったのだ。

ではなぜワシがサイコロキャラメルを買えたのかと言うと、同年(2016年)6月から、明治の生産子会社である北海道道南食品と言う会社が「北海道サイコロⓇキャラメル」と言う名前で生産・販売するようになったからである。

よくよく見るとサイコロの1の目が、あの明治製菓のマークではなく、北海道の地図になっている。

 

明治のマークもレトロで良かったが、北海道の地図もそれはそれで良いなあ。

これを他に例えると

大井川鉄道が、近鉄や南海電鉄の古い電車を走らせていることに似ていて、こういうもあるのだなあ

とワシは考えるのだ。

明治サイコロキャラメルの神髄は今後も脈々と続くのである。

あまり買って食べないワシが偉そうなことを言えた立場ではないかもしれないが。

北海道道南食品のHPはここ

北海道サイコロキャラメルの面白話はここ

 

 


出雲そば

2017-06-28 17:28:29 | 旅行記

【今日の タモリ】

5月25日号「出雲そばとげたのは」の巻で紹介したが、へっちゃんの出雲土産の出雲そばがおいしかった。

なーにワシも、というわけで出雲大社に出かけて来たわけだが、土産の乾麺のそばではなく、地元で打ち立て、茹でたての

そばを食うぞ。うまいに決まってる。

今夜のねぐらに定めた道の駅「大社ご縁広場」で、たまたま声をかけてくれた出雲市役所の職員に蕎麦屋のお薦めを聞くと

「ここ、大社周辺のそば店はたくさんありますが、すべて昼間の営業で今の時間は店を閉じちゃっているんですよ」

「へえ、そうですか、良い仕事をしているんですねえ」少しの嫌味をブレンドして言ってみた。

実際るるぶで調査した大社周辺のおいしそうな出雲そば店は、すでに4時ごろには閉じているという。

どうせ明日も出雲にいる予定だからそこらは昼間制覇しよう。

「じゃあ、今から食べに行くにはどこの蕎麦屋がおすすめですか」公僕たる市役所職員にそれを聞くのは気がとがめたが

こうなったらどこへでも行ってやる。

さすがに1店だけを薦めることはなかったが、彼は「そばっ食い」らしく真剣にワシらの希望に応えてくれた。

事務所に戻ってそばマップも「これどうぞ」

数店の中から今夜の腹の希望に沿いそうなところは、出雲駅近くの「羽根屋本店」江戸時代から蕎麦屋をしているという老舗。

どうせ日帰り温泉は、どこに行くかというと(計画では)出雲駅前にある「出雲駅前温泉らんぷの湯」である。

その旨伝えると、そことここは近いからいいですよと同意してくれた。

道の雰囲気から行くと旧街道ってなところに、いかにも老舗蕎麦店という雰囲気でワシらを待っている。

「いらっしゃいませ」・・・・静岡から「いらっしゃいました」

じきに出てきたそば

割子(わりご)そばという、軽めの器にそばが、しかしごらんのとおり3段積みである。

右上にそばつゆが、その左の蕎麦猪口には蕎麦湯、右下のがネギ・刻みのり・大根おろし・紅葉おろし(超辛い)

出雲ではこの形がスタンダード。らしい

最初のそばに直接つゆを入れてたぐる、2枚目は一枚目の残ったつゆをかけて足りない分をつぎ足す。

3枚目も同じ作法でたぐる。残ったつゆは蕎麦湯にいれて飲む。

前にも言ったが、出雲そばの特徴は、ソバ粉を作るときソバの実を皮ごと石臼で引くため色が黒く香りが強いのである。

次の日、大社参りを済ませて、少し離れたところにある有名な灯台を観光した、そこから帰ってきて、ちょうど昼時分に鳥居の近く、スターバックスの隣にあるTANAKAYAへ行くが、あいにくお休みであった。

しからばここに、ということで500mほど離れた「荒木屋」に行く

 開店時間は11時

店内は大社に近く有名らしくて大勢の観光客がいる。みんな同じなのね。

ここでもワシはスタンダードな割子そば3段、

 そっけないほどシンプル。

連れ合いは「2段の縁結びセット、そば2段で、そばぜんざいとおみくじ付き」

 いかにも出雲へ参った婦女子好みである。

ワシは知らなかったが、NHKの「ブラタモリ」出雲の巻でタモさん、桑子アナウンサーたちが寄ったのである。

玄関横の待合場所の壁に写真が

あ、そうなんだ。そういった蕎麦屋なのであったのだ。

土産にも買ってきたので近いうちに食おうぜ。

◆ブラタモリという番組は面白いぞ、ワシは今の時間帯になる前、深夜放送の時から愛聴している。

鳥取砂丘のビジターセンターで説明してくれた「地学女子」も、牛尾山のノジュールを見に来てくれた静岡大学の先生たちはじめ静岡地学会の面々も「いやあ、ブラタモリはおもしろいですね」とワシが聞いたら言っていたぞ。

 

 

 


松江城堀川めぐり

2017-06-27 16:56:42 | 旅行記

【今日の 伏せっ!】

松江のシンボル松江城

2015年7月に国宝に指定された天守は、全国に現存する12の天守の一つである。

築城、慶長16年(1611年)と言うから406年ほど前の城である。

 小雨が降っていたので鮮明な写真ではないがゴメン(以下同じ)

【関ヶ原の戦いに功績のあった堀尾吉晴(よしはる)が松江の将来性に着目して浜松から引っ越してきたそうだ。

その子忠氏(ただうじ)の急逝後、忠氏の子忠晴と祖父に当たる吉晴の手により松江城が1611年に竣工した】と言うことが

松江城山公園管理事務所のパンフレットに書いてある。この部分パスね。歴史に弱いワシ

人はなにゆえ天守に登るのか。それは一国一城の主の気分に浸りたいからか、何しろ高いところが好きか、どちらかの気持ちであろう。

ワシも、高所は大の苦手ながら、木造の急な階段を上っててっぺんの眺望を楽しんできた。チョイこわ

 写真で緑の向こうに見える建築物は城代家老の屋敷の復元だそうだ。

この城は内堀が今も残っている。

「堀川めぐり」と言う乗り合い観光和船(エンジン船外機つき)で堀巡りをしてきた。

 

これがディズニーランドのジャングルクルーズよりも面白い。

城が堀で囲まれていると言うことは、橋があると言うことで、クルーズはその橋の下を船でくぐると言うことで、

普通に考えればなんともないが、ここの橋の下の空間がとても狭い、

上の写真の船の屋根の状態では、屋根が高すぎて橋げたに突っかかってとてもじゃないが通れない。

松江市には知恵者がいるもんだ。低い橋げたのところに来ると、屋根が電動で下がるようになっている。

乗客は屋根に押しつぶされないようにペタッとその身を下げなければならない。

後ろに座っている船頭が「低くなりますよ」と教えてくれる。このように身構える。

 全員伏せっ!

橋の中央部が端っこよりも少し高くなっている(これを専門用語でキャンバーと言う)ここを狙ってかろうじて船を通すのだ。

この日は時々横殴りの雨が降っていて、またうすら寒くもあり、乗客はワシら2人のみだったからこのような恰好が出来たが、もし定員いっぱいだったら、ワシは隣に坐った若い美人の上にかぶさって良い気持ちになったことだろう。チョイ残念。

君たち、もし松江に観光することがあったら是非この船に、

出来れば薄着になる真夏が良いなあ。          伏せッ!!

 

 

 

 

 

 

 


安来市の読み方

2017-06-26 17:27:44 | 旅行記

【今日の ワシに断りもなく】

(声を出して読んでみよう)安来節で有名な安来市は島根県の東部、鳥取県に境を接している。(知らなかった)

安来節は、ほっかぶりしたドジョウすくいのおじさんが滑稽な振り付けで、アラエッサッサーと踊る民謡だから、ほとんどの方はまあ知っているだろう。

これがその安来市のキャラクターだ。「あらエッサくん」

 無断使用、文句あるなら直接家に来てくれ

ここまで読んで来た人で安来を「やすき (YASUKI)」と濁らずに発声した人は手を挙げて。

 

実は何を隠そう(隠してもしようがないか?)安来の発音は「やすぎ (YASUGI)」と発する。

市のHPでもわざわざ「やすぎ」と表記(ルビ)してある。

と言うことは、結構間違う人が多い証拠であると推理できるのだ。 

道の駅の観光案内板にも

この様な例は全国では多々あって

一番間違う率が多くて有名なのは茨城県であると思う。

「いばらぎ(IBARAGI)」ではなくて「いばらき(IBARAKI)」が正解。

小学校の先生が言ってたもんね、いばらぎって、ワシは忠実に教えを守っていた良い子なのだ。フン!

調べてみると、茨城は明治初年頃の廃藩置県の時からイバラキと表記していたそうである。

ではなぜイバラキではなくイバラギと発音する人が多いのかと言うと。

この地方のナマリに秘密がありそうだ。茨城では語尾を上げるのがナマリだそうで、イ・バ・ラ・キ↑と発音すると、

イバラギと聞こえてしまうのだそうだ。(信憑性0)

山口県防府市は確かボウフと覚えていたがホウフである。これなどワシだけの間違いかもね。

防府市のHPはルビを振っていない。

三重県松坂市はマツザカとつい読んでしまうが正確にはマツサカ

百貨店の松坂屋がマツザカヤなので間違う率が高いのかも。

松阪市のHPはマツサカとルビ有りです。

 

いつの間にかドジョウすくいの安来市の話題から三重県の方に行ってしまった。

ワシのブログはこんなもんだよ。

 

 

 

 

 


スタバじゃなくて”スナバ”

2017-06-25 12:40:23 | 旅行記

【今日の がんばれ鳥取県】

2012年9月のテレビ番組で「全国で鳥取県と島根県の2県だけスターバックスコーヒー店が無い」と面白おかしく取り上げられた。

同年10月平井鳥取県知事が「スタバは無いが日本一の”スナバ”はある」とTV番組で言ったことが全国的に話題となった。

 日本一の砂場

次の年2013年3月、島根県に初めてのスターバックス コーヒー シャミネ松江店が開店する。

さあ、これでスタバのない県は鳥取県だけになってしまった。

この知事の発言を受けて地元の企業が、それじゃあスナバだと言って

2014年4月に”すなば珈琲店”を鳥取駅前他1店舗開店した。

 鳥取駅前店

同年同月、今度はスタバが出雲大社(島根県)の鳥居前にオープンした。

 大社周辺の景観に合わせての店舗づくりをやっている。

これが和風で、なかなかお洒落だ。

さあ、これから スタバ対すなば の激烈な?戦いが始まるのである。(と言っても、すなばからの一方的な挑戦みたいであるが)

この戦いについて興味ある野次馬はこちらをクリックね。

「スタバは無いがスナバはある」ということから始まった”すなば珈琲”、この際ぜひコーヒーを、という気持ちになったワシは

朝食をとりに鳥取駅前店へ向かったが・・・・・・・途中の車窓から空港が見えた。

たしか、昨夜みたホームページで鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港という)にもすなば珈琲があるらしい。

ワシはいきなり進路を空港に向け左折した。

  

ここでモーニングサービス500円也をとって、ついでにカップ&ソーサーを買ってきた。

ここでしか買えないものなのでうれしいぞ。

 よくよく見ると、なんともダサイがこれが良いのだ。

 家でコーヒータイム

飲み切るとカップの底ではラクダ(砂丘だからね)がコーヒーを飲んでいる。

スナバ発言から始まった物語はまだまだ続きそうである。

ちなみに、鳥取県内にすなば珈琲店は現在8店舗あるそうだ。

スタバは4店舗かな?

旅行の際は是非すなばをごひいきに。

どうでもいいことだが静岡県内のスタバは30店舗だそうだ。どうでもいいけども参考に。

お詫び:

 6月22日出雲大社の巻で、鳥取県初のスタバへ行くと宣言したワシであるが、その時点ではスタバとスナバに関する以上のようなおもろい話は知らなかった。だからスタバへ行きたいと思ったのであるが、急きょ方針は変更されて、すなばコーヒーに行くことになったのだ。ここが車中泊の面白いところである。

良いこのみんなも車中泊試してみたら?人間、本来備えている好奇心を満足させること請け合いだ。

高速道路の深夜のSAは軽のスズキアルト、軽のワンボックス、プロボックスなどの小型営業車、ハイエース、大型キャンピングカー、そしてワシらのノア・セレナ

みんな車で眠っているぞ。朝はトイレで歯を磨いてる。