おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

NaCaB5O6(OH)6・5H2O

2018-03-28 19:12:38 | 日記

【今日の 石】

タイトルのNaCaB5O6(OH)6・5H2Oとは何か?

よほどの奇人変人しかわからないと思うよ。

今日、孫と行った科学館の、ミュージアムショップの、随分見つけにくい所に、ひっそりと隠れていたのを見つけて買ってきた。

だ。

テレビ石と言う名前で知られている石である。ウレキサイトが本名。

ウィキペディアを調べると

【ウレキサイトulexite)は、ホウ酸塩鉱物の一種で、和名は曹灰硼石(そうかいほうせき)。通称はテレビ石。化学組成は NaCaB5O6(OH)6・5H2O、結晶系は三斜晶系。ドイツ人化学者 Georg Ludwig Ulex (ゲオルグ・ルートヴィヒ・ウレックス)の名にちなむ。】

画像は石を国語辞典に載せたもの。下の文字が結晶の表面に写り石表面に書かれているように見える。

このことから「テレビ石」と呼ばれる。

今までの例によらず、興味のない人には「何?こんなもの」と言われそうだが、ワシは素通りできない性格。

税抜き1個300円だが(だからこそ)何のためらいもなくご購入したというわけ。


 



パルシェの”お”

2018-03-22 17:23:30 | 日記

【今日の ことば】

パルシェとはJR東海静岡駅の駅ビルである。

JR東海のグループ企業である静岡ターミナル開発(株)が運営する商業施設である。


今日、ここの案内板に”お”という余分な記載があることに気が付いた。

それは、これ

 ”パルシェお入口”だって。

”お”は要らないだろうが、

”お” は。


書き換えか 改竄か

2018-03-20 15:29:10 | 日記

【今日の 姿勢】

 

【書き換え】 ①書き改めること。②効力を失った証書に代えて、同じ効力をもつ証書を作成すること。また、その新たな証書「免許証の書き換え」 広辞苑から

【改竄(かいざん)】 (「竄」は改める意)字句などを改めなおすこと。多く不当に改める場合に用いられる。「小切手の改竄」 広辞苑から

財務省が、決裁文書(公文書)を秘密裏に書き換えた、または改竄(かいざん)したことで国会が未曽有の(麻生某に言わせると「みぞうゆ」だそうだ)空転をしている。

ワシは、報道各社がこの問題をどのように表現しているのか調査してみた。

まずは特ダネを得た朝日新聞であるが「改ざん」と表現している。

読売新聞は「書き換え」

毎日新聞は「改ざん」

産経新聞も「改ざん」

日本経済新聞は「書き換え」

中日新聞は「改ざん」

静岡新聞も「改ざん」

ではTV局はどうかというと

NHKは「書き換え」

 NHK 3月15日お昼のニュースから

日本テレビは「改ざん」(日本テレビの世論調査の文面による)

TBSは「改ざん」(報道特集から)

フジテレビは「改ざん」(3月17日のfnn-news.comから)

テレビ朝日は「改ざん」(3月18日のBS朝日 キャッチアップから、報道ステーションも)

以上のように、言葉の使い方ひとつとっても、各社の考え方が表れていて、実に興味深いことですなあ。

さあ、トカゲは藪に逃げ込めるのか、それとも捕まっちまうのか、尻尾だけ捕らえられて、事件は終息するのか。

 


おもしろ科学フェスティバル

2018-03-19 17:36:40 | 日記

【今日の ご苦労様】

昨年から準備していた科学館のフェスティバルが昨日、無事に終了した。

準備に半年ほどかけたボランティア主催の科学のお祭り。

参加者は総勢約50人ほどだが、ぎりぎりの人数で開催するので1人でも欠けると困ったことになる。

前日に入って不参加のメンバーが出てきてしまった。WIDE君にその晩電話で参加を要請する。

「良いですよ」二つ返事でOkを貰う。ありがたい。

上の画面左側、受付にいる変なおじさんがWIDE君だ。

 

当日になって急に来られなくなった人と、連絡なしで来ない人が出た。

無連絡の人を「困マッタチャン」と言う。

最悪の展開だ、そこであれこれ人の配置を変更した。

ケイコさん一人で頑張って手配した。ケイコさんご苦労様でした。頭が下がりますわ。

ワシ何にもできないで申し訳なし。

原の漁師がハナちゃんつれて来てくれた。ワシのサイエンスショーも観てくれた。感謝かんしゃ。

フェスタも無事に終わりました。期末テストか会計検査が終わった後のような気持ちがする。ヤレヤレ

 

【今日の 初めて知ったが、知ってみれば納得な話】

今日の国会中継、参議院予算委員会を観ていてチャンネルをBSに変えたら、懐かしの西部劇をやっていた。

字幕版な。

どうも英語ではない雰囲気だ。よくよく聞いているとイタリア語をしゃべっている。

調べると1965年に封切ったマカロニ・ウエスタン「荒野の1ドル銀貨」だ。

えーっ、イタリア語だったんかい。

 ジュリアーノ・ジェンマだと思うよ。

当時イタリアで制作したアメリカの西部劇(ややこしくてすみません)のことをマカロニ・ウエスタンと読んで、少しばかり馬鹿にしていた時期がある。覚えている。

当時映画で見たときは、別に気が付かなかったが実は「イタリア語」で話していたんだ。字幕を読むだけなので少しも気が付きませんでした。

今ではワシも、イタリア語だろうとフランス語だろうとペラッペラになったので(?)すぐに気が付いたが、当時は若かったのだなあ。

そういやあ、イタリアで制作した映画だからイタリア語で「別に普通」じゃん。

マカロニ・ウエスタンの語は映画評論家の故淀川長治氏が作ったらしい。

外国ではスパゲッティ・ウエスタンと呼んでいた様子。

淀川氏がスパゲッティでは細くて貧弱そうだということでマカロニと呼んだという。

中身がないという暗喩も含まれているそうな。

フランスでも西部劇を作っていた時期もあるそうだ。これは「ユーロ・ウエスタン」と呼ぶらしいぞ。

まあ、このことは済んだことで、次回の期末テストには出さないから覚えなくていいぞ。

 

 

 


なに?競馬場?あった?

2018-03-12 09:59:37 | 日記

【今日の 歴史の時間】

漁村市に、かつて競馬場があったのを知る人は少ない。

それも、ワシの家がそうであった。(ウッソー、マジ?)

ワシの家が競馬場であったというのはウソだが、ワシんちは競馬場の中にあった様子。

下の地図は、昭和55年6月25日に換地処分(区画整理が終了した日)を行った「漁村市駅南北土地区画整理事業・駅北工区」の現形図である。

その図面に、ワシが、かつてあった競馬場とおぼしき位置を緑色で着色したものである。

その位置はどのようにして推測したかというと、各土地の一筆ごと境界線で仕切ってあるので、その線をたどって行ったものである。

一部を拡大するとこうなっている。

たぶん明治か大正時代に、この地区は耕地整理という事業が行なわれていて、各筆(一枚ごとの土地)がきれいな長方形になっている。しかしようく探してみると、不自然なほど斜めにそれらの土地を分けている線が見られるのだ。

それらの線を緑色でつないでゆくと

現在の漁村市駅の北部にこのような、運動場を大きくしたような輪っかが出来上がるのである。

計測すると一周約1,000mほどである。

ここで、この地区の古老松永さん(故人)が昭和60年に自費出版した「郷土の歩み」の一部をコピーしたものがあるので

お見せする。

このポンチ図は左が南で駅方面、右が北で瀬戸川である。

この「郷土の歩み」によれば、この地区の海岸沿い(弁天地区)にあった競馬場を昭和3,4年ごろにここに移設したようである。

毎年2月と6月に全国から競馬馬がやってきて、近郷近在の人々で華々しく競馬をしていたようである。

(ここで気づいたのだが、池文花火工場もあったのだなあ)

そういえば農家だったワシの母も子供のころ、地方からやってきた馬を2,3頭、家で世話をしたようで、アイヌの馬主が泊まったりした思い出を語ったことがある。毛むくじゃらだったと言っていた。(差別用語に当たったとしたらワシの責任であります。お詫びします)

近隣の家は、どの農家もみな馬を関係者とともにお世話したようである。

そういうことがあったからか、わしの子どものころは、明治生まれの母親の親(ワシにとっての祖父)が馬を飼っていて、馬は身近な存在であった。

繁栄していたであろう競馬場も、先の戦争の暗い影が落ちて来る頃の昭和16年、食料増産と国民総力戦の掛け声のもと歴史に幕を下ろすこととなった。

区画整理が済んで、それまで田んぼばかりで道らしい道もなかった駅北地区も、今では住宅が立ち並び、立派なイナカの都会の町並みとなった。転居してきた世帯も増え、いまではその昔競馬場がここにあったということを知る人も、もうわずかであろう。

ワシは電柱は大嫌いで、ガス・水道は出来ているのに、なんで地中化しないのか、特別な不満を抱いている分子であるが

電柱も歴史の証人として、少しは役に立っていることをお見せしよう。

これはワシの家近くの電柱である。電柱には表札代わりの番号表示がある。

中部電力の番号表示は”007ア426”みたいに味もそっけもないけれども、電電公社今ではNTTの電柱はこうなっている。

”馬場支5.左9”、番号はともかくとして”馬場支”という名称は歴史を感じさせるものである。

でもそれだって、今に、ここには馬場という豪族が住んでいた証拠である、または「昔の地名ジャネ↑」という輩が出てこないとも限らんねえ。