ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

恐怖の「うめうめ」(10)

2007年10月19日 | 日記
3番ホール116Yパー3。
グリーンは遠近両用レンズの老眼の角度にあったから
ボーッとしてほとんど見えない。めがねを外して見る
と今度は遠くが見えないぞ。やっかいな目だ、ほんと。

大きなグリーンが右手方向にあり、左は谷、奥は木が
いっぱい。右手前の大きなバンカーは要注意。岐阜の
高富GCほどでないが、完璧な打ち下ろしホールだ。
迎い風の中をとんびが滑空してゆく。スコアカードの
距離は信用できるか、自分の今日のアイアンの当たり
はどうなのか、目分量で8番アイアンを使ってみた。

ボールは右側にひっかける癖が出て、思ったより右に
ゆき、グリーン奥の木の傍まで流れた。芯に当たって
いないのあそこまで飛ぶのは、アイアンが大きすぎた
みたいだ。打ち下ろしはクラブの番手を大きく、打ち
上げは小さくするのが鉄則だ。このところ河川敷の平
らな場所ばかりで、こういう当たり前のことを忘れて
いた。

女房は得意の「下り坂打法」でボールを転がし、グリ
ーン手前まで運んでいた。そこからピッチングで強め
に打つと、受けのグリーンはちょうど良く、2mぐら
い手前に止まった。パーパットをはずし、2オン2パ
ットの4打。初心者の理想的な攻め方だ。

ほなさんのボールは木の傍から打ったら、受けグリー
ンを転げてゆき、手前のラフへ。9番アイアンの寄せ
は見事にダフリ、3オン3パットになってしまった。
逆目のラフを侮ったむくいだ。
女房に負けた、、、、。コース3回目が4打、4年目
の私が6打とは、つらいなぁ。

次のホールへ、またもやリフトが待っていた。高所恐
怖症の女房を驚かせてやろうと、ちょっとは揺すって
みたかったが、これまで以上に高かったのでやめた。
自分の方が恐怖症はきついのだ。
木々のトンネルに沿うようにして登るリフトからは、
四国山脈と田舎のおだやかな町並みが一望できた。

それにしてもここまで誰にも会わない、見えなかった。
後からせかされるのは困るが、誰も居ない、人の気配
がないというのは寂しいもんだ。なんかあったらどう
しようと思う。
リフトのゴーゴーという機械音だけが響いている。
着いた4番ホールは、283Yパー4だった。