魚介を美味しく食べるレシピ

魚介を使ったレシピを紹介していきます。
旬の魚や季節にあった料理など、ご家庭で楽しんでチャレンジしてみませんか?

第62回 おさかな食育クッキング レポート

2015年12月02日 | 料理教室

青森県弘前市にある「弘前水産地方卸売市場」では、魚食文化の普及と食育をテーマに、隔月でお料理教室を開催しております。

11月21日(土)に東北女子大学において、第62回となる「おさかな食育クッキング」を開催しました。
今回も旬のお魚を使った、おしゃれな洋風メニューを作りました。
今回の食材は「さば」「白子」「たこ」の3品です。

11月のメニューはこちら


日本各地で水揚げされるサバは秋が旬!
「青魚の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、人間の体ではつくることができないDHAやEPAは蒼魚の中でむ群を抜いて多い魚です!
DHAやEPAはコレステロール・中性脂肪を下げる働きや、血液をサラサラにする効果もあります。血流が悪くなるとできる目の下のクマや、シミ、肌のくすみなど。健康にも美容にも嬉しい食材なんです。

また、サバは「サバの生き腐れ」と言われることもあるほど鮮度の落ちが激しい魚です。
生サバを食べる場合は鮮度の良いものを、美味しいうちに召し上がりましょう。

ですが、青魚を捌くのは面倒というかたは、サバ缶でも大丈夫!
サバ缶は骨まで丸ごと食べることができるので、不足しがちなカルシムも手軽に補給することができます。
缶汁にもたっぷり魚の旨みや栄養が溶けだしているので、丸ごと料理に活用することをオススメします♪

今回は青森県らしくリンゴを使って、これからの季節にも優しいアップルジンジャーソースでいただきます😋 


白子はスケソウダラの白子を助子(スケコ)、マダラの白子を真子(マコ)または真白子(マシラコ)と呼びます。
口に含むと濃厚でクリーミーな白子は、低カロリー!100gでなんと約62kcalなんです。…ですが、痛風の原因であるプリン体を多く含むため食べ過ぎには気を付けないといけません。
ちなみに、白子は鱈のオスの精巣のことです。メスの卵巣は真だらこのことを言います。


アヒージョとは、スペインの小皿料理の一種で、オリーブオイルとニンニクで具材を煮込んで熱々のオイルごと食べる料理です。
アヒージョと言えば、専用の鍋が必要かと思われますが、今回は普通のお鍋で作りました。

タコだけでなく、海老、牡蠣、さんま、イワシ、鶏肉、砂肝などなどお好みの具材でも大丈夫です!


本日もはじまりました「第62回おさかな食育クッキング」。
講師の先生方より本日の食材の説明が終わりますと、前の調理台に集まり実演で調理手順の説明です。

今回の食材のメインは「さば」です!


お料理教室の参加者さんにも見えやすいように、
おさかなのお腹を参加者さん側にむけて説明をしていきます。

写真は内臓を取り除いているところ。


血が怖いのか、目を閉じている子供たち・・・


サバは三枚おろしにしていきます。


今回も東北女子大学の学生さん達が、
さばの三枚おろしの手順をイラストにしてくれました。


骨抜きを使って、お腹の骨を丁寧に取り除いていきます。
ちなみに、魚の骨抜きは子供たちに人気でした。
みんなやりたいやりたい騒いでましたよ😀 


エラと胸びれとアタマを、一緒に切り離しているところ。


写真はお腹の骨を包丁で取り除いているところ。
慣れた包丁さばきです。


初参加の学生の参加者さん。
講師の先生に指導を受けながら三枚におろしていきます。


お母さんと一緒に作業。


リンゴは小さいのを1個使います。
半分は1cmの角切り、半分はすりおろします。


白子はキッチンバサミで食べやすい大きさに切ります。


にんにくとオリーブオイルのいい匂いが広がります。
アヒージョ用の鍋だけじゃなく、普通のお鍋でも全然作れます!


完成した料理は丁寧に盛りつけていきます。
写真はサバのソテー アップルジンジャーソースです。


こちらは白子のクリーム煮。


完成後の料理を撮影させていただきました。
どの料理も美味しそう。

11月のレシピ公開中です!

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