青森県弘前市にある「弘前水産市場」では、魚食文化の普及と食育をテーマに、隔月でお料理教室を開催しています。
11月24日(土)、東北女子大学において、第45回おさかな食育クッキングを開催しました。
青森県では雪も降り始め、いよいよ冬本番!
冬の味覚と言えば「牡蠣」、「はたはた」です!旬の食材を美味しくいただきましょう!
さらに今回は郷土色として、「かすぺ」という北日本より以北でよく食べられる「エイ」の仲間を使いました。
さて、今回のメニューは「牡蠣のあんかけ焼きそば」「かすべの中華スープ」「はたはたのさっぱりマリネ」です。
それでは早速、料理教室の開始です。
こちらは「かすぺ」の下処理を実演しているところ。
初めてみる魚に興味津々の子供たち。実際に触って感触を確かめてみると、おおはしゃぎでした。
こちらは当日使ったハタハタ。
今の時期だとメスのお腹には卵が入っています。この卵のことを「ぶりこ」といい、弾力のあるなんとも言えない歯ごたえが人気です。
こちらは牡蠣。
海のミルクとも呼ばれるほど栄養豊富な食材。
高血圧、動脈硬化の防止や、貧血にもよい食材です。
こちらはカスベ。
エイの仲間で、身は柔らかく骨も軟骨が主なので丸ごと美味しく食べられます。
青森県の津軽地域では煮付けや焼魚でよく食べられています。
カスベを分かりやすく図にしたものがこちら。
そして市場に入荷してくるときは、このような形で入ってきます。
それでは早速調理に入ります。
ハタハタは頭を切落し、中のブリコや白子も取り除きます。
包丁で作業もできますが、小さい魚なのでキッチンバサミで切落しもできます。
こちらはした処理をしたハタハタと、取り出したブリコ。
ブリコはのちほど、片栗粉をまぶして油で揚げます。
こちらはカスベを切り分けて、サッと熱湯をかけた状態。
のちほどお鍋でじっくりと煮込めば、ほぐれた身とコリコリの軟骨が美味しいスープになります。
親子参加の子供たちも包丁を持ってお手伝いです。
こちらはマリネドレッシングを作っているところ。
酢に油を少量ずつまぜて行く作業です。うまく混ざれば白っぽいドレッシングが出来上がります。
素揚げしたハタハタをマリネ液に加えて完成!
自分で作った料理の味はいかがでしょうか?
美味しく召し上がってくださいね♪
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次回のお料理教室は 1月26日 の予定です。
募集要項は後程!
ふるってご参加下さい!
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≪本日のレシピはこちら≫