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kan-haruの日記

小さな旅 三浦半島 十数年振りの三浦三崎港と城ヶ島での晩春の散策

2009年05月09日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009 三浦三崎港・城が島

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三浦半島へ
4月17日に知人夫婦が遊びに来たので、十数年振りに三浦半島の三崎港から城ヶ島を廻ってきました。
自宅を出て普通電車に乗り京急川崎駅で10時半頃に快速特急に乗り継いて、三埼口駅に着くと程なく三崎方面行のバスに乗れて、三崎港バス停での下車は11時50分頃と順調に到着しました。

 三浦半島へ(京浜急行ポスター)

三崎港
三崎港の周辺には、マグロ料理などの店が並び気軽に訪れられる日帰り観光地として人気があります。三崎漁港の水揚量はやや古い資料ですが、4万9千トン(2003年全国18位)で、そのうちマグロは2004年度の陸揚げ量は全国4位でした。
丁度昼時なので、マグロ料理で昼食をと思い付近の商店街を歩きましたが、生憎とウィクデーのため開店している店が少なく、頃合いの店を探しているとどこかで聞いたような店名の店がありました。

 三浦市三崎港

そのお店は、三浦三崎の味処の「ちりとてちん」という料理店で、マグロ料理の昼食にありつけました。

 三浦三崎の味処「ちりとてちん」

食事が済んでから三崎町を少し散策すると、古い漁港の町並みには蔵造りのマグロ小売店などが見られ、三崎港の花暮岩壁に行くと、眼前には大きな城ヶ島大橋が架かっている景色は雄大でした。
午後からは、城ヶ島に行くためバス亭の三崎港へ行き、発着時間を調べると出たばかりで1時間以上待たなければならならないので、タクシーを利用して城ヶ島に向かいました。

 三崎の街なみ(:三崎のまぐろやさん、:海道のまち三崎)

城ヶ島大橋
城ヶ島大橋は、三浦半島の先端から城ヶ島間を結ぶ橋で、全長が575m、海面からの高さが16~23.5mの我が国が始めて採用した鋼床板箱桁の構造の橋で、当時はこの形式としては東洋一の規模で1960年(昭和35年)に開通しました。城が島大橋の特徴は、橋下を遠洋漁業の大型船が運行されるため、中央部の橋桁間隔が95mのスパンを有するため、橋の自重を軽減するために鋼床板箱桁の構造が採用されました。城ヶ島大橋は、有料ですが歩行者や自転車は無料で渡れます。
橋の高さが高いため、城が島側に渡ると取りつけの道路はループ状に下って島に降ります。

 城ヶ島大橋

城ヶ島
城ヶ島は、東西幅が約1.8 km、南北幅が約0.6kmと東西に細長い地形で、周囲の長さが約4 km、面積が0.99 km²で、三浦半島の南端に位置する神奈川県最大の自然島です。
城ヶ島には、大橋を渡ってきた東側の半分には自然を生かした城ヶ島公園がありますが、そこを素通りして西端の城ヶ島バス亭広場でタクシーを降りて島の散策をしました。

 城ヶ島の西端地図

バス停広場から両側の土産物店を通り抜けて進むと、外海に面した南側の海岸線に出ます。

 城ヶ島南側の海岸線(写真拡大)

海岸線は延々と侵食された岩の磯と砂地が続いており、海岸線の先の東端には馬の背洞門がありますが、洞内は立ち入り禁止です。当日の天気は、薄曇りで日差しはありませんでしたがそれほど寒くなく、ゆったりと海岸線を歩き晩春の海岸を楽しみました。

 城ヶ島名所馬の背洞門

そろそろ14時半となりましたので、帰路に着き土産物屋の小道を戻ると左に城ヶ島灯台があり、その先に城ヶ島京急ホテルが見えてきます。
城ヶ島灯台は島の西端の長津呂埼にあり、標高約30mの高台に1870年(明治3年)設置の日本では5番目に点灯した西洋式灯台で、現在の灯台は2代目です。灯台の塔高は11.5m、実効光度は40万カンデラで、光達距離は15海里(約28Km)です。
バス停広場前の干物店で土産の干物を買い、バスで三崎口駅へと帰路に着きました。

 城ヶ島晩春の散策コース(左:城ヶ島灯台入口、中:土産物屋の小道、右:干物みやげ店)

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小さな旅 桃の桃源郷 日本一の桃の産地笛吹市一宮ももの里温泉での花見

2009年04月22日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009

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ももの花見
笛吹市は甲府盆地のやや東にあり、桃とぶどうの日本一の産地です。桃の収穫量は、2万4千トンで、桃の栽培面積は1,393ヘクタールに及び、花の開花期には一面ピンクの絨毯を敷きしめたようになります。桃は笛吹市の市の木に指定されており、一度開花期の桃の花を目の前で見たいとかねがね思っていましたので、4月12日の日曜日に見てきました。

笛吹市
笛吹市は、2004年に東八代郡と東山梨郡の6町村が合併してできた市で、面積201.92km²、人工70,913人で、歴史的には江戸時代に石和代官所が置かれていました。
市名の元となった笛吹川は、日本三大急流の富士川水系の46.5Kmの一級河川で、上流は甲武信ヶ岳・国師ヶ岳から発する東沢渓谷と、国師ヶ岳・奥千丈岳から発する西沢渓谷を持ち、広瀬ダムを経て甲州市を下り、山梨市、笛吹市の甲府盆地の中央を南西に流れ、南巨摩群鰍沢町で釜無川と合流して富士川となります。

 笛吹市一宮ももの里全貌地図(航空地図)

ももの里温泉
花見の場所は、食事が取れて休める処をWebで見つけると、一宮のもも農園の中心に笛吹市営の日帰り温泉の「ももの里温泉」がありましたので、その温泉を花見の候補地として行きました。
笛吹市への交通は、新宿駅から石和温泉駅までを特急かいじ101号の指定席が行きがけの品川駅で買えましたので、新宿発9時30分の石和温泉着11時13分に着きました。
当日は日曜のため循環バスが運休であり、ももの満開時期のため温泉に入れるかは行って見ないと分かりませんので、とにかく駅前からタクシーでももの里温泉に行きました。温泉に行く途中で、丁度「笛吹市桃の花まつり」の一環として第5回笛吹市いちのみや桃の里マラソン大会を開催しておりましたが、混雑に巻き込まれる事無く昼前には着きました。ところが、温泉は結構混雑していましたが、3時間コースの温泉の入浴券は購入できて入れました。

 一宮桃源郷ももの里温泉付近地図

ももの里温泉(笛吹市一宮町金沢387-1)は、笛吹市の管理で敷地面積は2,800平方メートルに20台の駐車場があり、床面積535平方メートルの木造平屋建てで、温泉は男女それぞれの内風呂、露天風呂、打たせ湯、サウナ風呂があります。設備は、2室の休憩室と外部から利用できる軽食、喫茶室と特産品販売所があります。開館時間は10時から21時までで、火曜日が定休日です。入浴料は、市外の人は大人1日利用券が1000円で、3時間利用券が600円です。
温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき等に効能があります。

 ももの里温泉(写真拡大)

温泉に着いて休憩室に行くと満員で席が空いていないので、とりあえず周囲の農園のもも畑に行き花見の散策をしました。

 ももの里温泉周辺の桃園風景1(写真拡大)

温泉周囲のなだらかな桃畑の花の開花は見頃であり、ここより高処の桃畑の花も見ごろと云っておりました。
桃畑の西方には南アルプスの山々が聳え、風の無い空にはのんびりとハングライダーが浮かび、その下の桃の花はピンクの色が濃いので、晴天の空に映えて見事な風景でした。

 ももの里温泉周辺の桃園風景2(写真拡大)

待望の桃の花見に満足して温泉に戻り、満員の外部利用の軽食堂の空くのを待ち昼食を取り、温泉には入らず折角購入したタオルは使用しないで、タクシーを呼び石和温泉駅に戻りました。

 石和温泉駅前にある足湯1(写真拡大)

足湯
駅前のコーヒーショップでゆっくりとテイタイムを楽しみ土産店でお土産を買い、石和駅前公園の足湯に浸かりましたので、温泉で購入したタオルが役に立ちました。

 石和温泉駅前にある足湯2(写真拡大)

帰路は混雑が予想されましたので来る時に購入しておいた、石和温泉駅16時54分発ホリデー快速ビュー山梨号に乗り、新宿には18時53分に着きました。

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小さな旅 羽根木公園観梅 第32回せたがや梅まつり

2009年02月27日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009 

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羽根木公園
今年も梅の季節がめぐってきましたので、急に思い立ち2月15日の午後世田谷区の羽根木公園に行ってきました。
大田区には池上梅園がありますが何回か行って見ておりますので、都内では羽根木公園は有数の梅園として知られていましたので、初めて出かけてみました。
羽根木公園(世田谷区代田4-38-52)は、地元では根津山とよばれる丘状の地形にあり、1956年に都立公園として開園し、1965年に世田谷区に移管された公園で、1967年に初めて55本の梅が植えられたと云われます。以来、1971年の東京100周年記念と1972年の区制40周年記念には、それぞれ230本と100本の梅が植樹され梅林としての地位が固められました。

 しだれ梅

2月9日時点の羽根木公園の開花情報を調べると、梅林には670本の梅があり、開花した梅は白梅が377本、紅梅が170本で、一輪開いた時を開花として集計しています。全体的には8分咲きといったところで2月中は楽しめますとあり、2月7日から3月1日までが第32回せたがや梅まつりを開催していると報じていましたので、期待して行きました。

 紅梅

大森町から羽根木公園には、品川経由の渋谷で昼食をとり、下北沢乗換で小田急梅ヶ丘で下車しました。梅ヶ丘駅は大変賑わっており、着いたばかりの昼過ぎには羽根木公園の観梅からの帰路の人がかなり多く見られました。

 羽根木公園パンフレット

羽根木公園梅林観梅
梅ヶ丘駅北口バス停前を抜けて、梅ヶ丘郵便局交差点を北に進むと羽根木公園の西南入口です。公園に入ってから、メイン園路の階段を登らずに左のスロープの道を進むと、しだれ梅が見られ付近では写真撮影会が開かれていました。

  羽根木公園風景1(:梅ヶ丘駅、:メイン園路階段、右:撮影会のモデル)

梅をみながらスロープの道を進むと、右手に星辰堂(和室)と日月庵(茶室)の建屋が見えてきます。星辰堂は、古民家の部材を生かした伝統的建築技術による建物で、当日は茶席を用意して抹茶サービスが行われましたが、整理券の配布は終了していました。
日月庵は、京都久田家に残る半牀庵を基本として、独自の間取りの茶室で棟梁野村貞生の手により建てられました。スロープの坂を登り切り、日月庵を時計廻りに進み庭に植えられている古木の梅を見て、星辰堂の休憩所で一休みしました。

 日月庵(:日月庵全景、:日月庵周辺の古木の白梅)

一休みの後、メイン園路の方向に進み梅林を見渡しましたが、一輪の花を付けてる梅の木は8割方ありましたが、全体の開花状況は三分咲きで早い感じでしたが、人出は大変多く広場にござなどを敷いて観梅を楽しんでいました。

 花より団子、花見の団欒(写真拡大)

梅林は花曇りで、風もなく穏やかな観梅日和でしたが、古木が多く花の付きがいまいちでしたので、今回は敷ものを広げて腰を降ろさずに、先ずは公園内の中国野梅(説明板)や20・30周年記念樹など羽根木公園の記念植樹の回りを探索しました。

 羽根木公園の記念植樹(:中国野梅、:30周年記念樹、:20周年記念樹)

記念植樹を見てから、植木園芸市、商店街出店の模擬店や官公署PRコーナーなどを回りました。

 園芸市・模擬店(:植木園芸市、:官公署PRコーナー、:商店街出店の模擬店)

帰りには実行委員会売店の湯茶コーナーでお茶をご馳走になり、おみやげに梅ようかんを買って帰ることにしました。帰路は公園中央の梅まつりの旗のひらめく並木道を、中村汀女さんの句碑などを遠目で見ながら進み、日月庵で左折して公園内を1時間ほどの散策を終えて梅ヶ丘駅に戻りました。

 羽根木公園から帰路につく(:みやげ物店、:梅まつりの旗がひしめく並木通り、:中村汀女の句碑)

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小さな旅 鎌倉の紅葉 鎌倉駅近くの妙本寺と北鎌倉円覚寺

2008年12月26日 | 小さな旅
kan-haru blog 2008 

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鎌倉の紅葉
今年の秋はまだ紅葉を見ていませんでしたので、12月8日にJR鎌倉駅から近くにある古刹を選んで晩秋の半日を楽しんできました。鎌倉駅へは大森町から京急線快速特急を利用して、横浜乗り換えで1時間足らずで行けますので、11時に出ても昼前にはJR鎌倉駅に到着です。

妙本寺の紅葉
妙本寺(鎌倉市大町1-15-1 地図参照)は、JR鎌倉駅から東に徒歩5分の近くにある古刹です。

 鎌倉駅から妙本寺までは徒歩5分で古刹(左:妙本寺まで直線の参道、中:妙本寺山門 、:妙本寺案内説明板)

・妙本寺の小史
妙本寺は、日朗を開山として1274年(文永11年)に比企能員(ひきよしかず)の屋敷に創建され、日蓮宗の本山(霊蹟寺)、山号は長興山で、開基は能員の末子の比企大学三郎能本が日蓮上人と比企一族の霊を祀るためお堂を建て、十界曼荼羅を本尊としています。
妙本寺のある比企ヶ谷(ひきがやつ)は、鎌倉時代には比企能員一族の屋敷があり、能員は源頼朝の厚い信任を受け側近として仕え、源平合戦から奥州合戦まで数多くの功績がありました。源氏との深い関係を、頼朝の妻の北条政子の実家である北条氏は、比企氏を危険視して、頼朝の死後は対立が顕著になった。
頼家が倒れた後、千幡(後の源実朝)を将軍にしようとする北条氏と、若狭局が生んだ一幡を将軍にしようとする比企氏の間で争いが起き、能員は頼家と北条氏討伐を謀るが、察知され北条時政の名越にある別邸で殺害されてしまう。
比企一族は、比企ヶ谷の谷戸に篭って北条氏の軍勢と戦うが敗れ、屋敷に火を放って自害した。若狭局は、井戸に身を投げて自害し、一幡も戦火の中で死んだ。比企能員の屋敷跡に建てられた妙本寺に、比企一族の墓が祖師堂の横に並んであります。

・妙本寺境内

 妙本寺境内風景(:山門、:祖師堂 、:日蓮上人像)

妙本寺境内には、鎌倉駅前通りの郵便局の横を曲がり、路地に面した本覚寺の山門から境内を通り抜け、小川の橋を渡ると妙本寺の直線の参道で、石段を昇り山門を潜ると突きあたりが妙本寺祖師堂です。

 山門付近の紅葉(写真拡大)

山門と祖師堂の周辺では、紅葉した木々が楽しめました。戻りは、祖師堂から山門の左側の道を進むと妙本寺の本堂があり、前の石段を降りると来た時の直線の参道と合流します。

 祖師堂付近の紅葉(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

紅葉を楽しみ、鎌倉駅前で軽食をとった後時間がまだたっぷりとあるので、途中北鎌倉で下車して円覚寺ではしごの紅葉探索をしました。

円覚寺の紅葉

 円覚寺拝観券

北鎌倉に着いたのは14時頃でしたので途中下車して、駅横の通路から円覚寺前の石段に進みました。当日は、ウイークディでしたが、晩終の紅葉の名残りを惜しんでか、結構の人が見物に訪れていました。

 円覚寺総門前の紅葉(写真拡大)

・円覚寺の小史
円覚寺 (鎌倉市山ノ内409 地図参照) は、鎌倉幕府8代執権北条時宗が、1278年(弘安元年)から文永の役の戦没者の菩提を弔うためと、精神的支柱となった禅道を広めたいとの願いから円覚寺創建を始め、弘安5年に落慶しました。
山号は「瑞鹿山」で、開基は時宗が弘安2年に来日の中国僧・無学祖元(仏光国師)を開山に招き、寺号の「円覚」は寺を建てる場所を探している時、現在の円覚寺の場所で地面を掘ったところ、地中の石櫃に入った円覚経という経典が発掘されたことがいわれとされています。宗派は臨済宗円覚寺派の本山で、本尊は宝冠釈迦如来を祀っています。

・円覚寺境内
円覚寺境内の配置は、創建当時は総門-三門(山門)-仏殿-法堂-方丈が一直線に並ぶ典型的な禅宗様伽藍配置でありましたが、法堂は現在失われて存在しません。

 山門付近の紅葉(写真合成)

円覚寺の拝観料は300円ですが、過去に何回も訪れており、紅葉時には初めての拝観ですがおなじみの境内です。境内の三門から仏殿に至るもみじなどの木々が真赤に紅葉して見事な見栄えでした。

 舎利殿裏庭の紅葉(写真拡大)

仏殿の左手の居士林、方丈、舎利殿などが連なる山側の紅葉も綺麗に色ずいており、鎌倉の紅葉が堪能できました。

 居士林から方丈に至る左山の手の紅葉(写真拡大)

北鎌倉の駅に戻ったのは、15時で駅前でテイタイムを楽しみ、晩秋の鎌倉の半日の小さな旅を満喫して帰路に着きました。

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小さな旅 秋のばら観賞 京成バラ園

2008年10月17日 | 小さな旅
kan-haru blog 2008 

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3連休ですので秋の草花でも観賞しようと思いたち、季節的に少し早いのですが秋のばらを見に、初めての京成バラ園に10月13日に行って見ました。

京成バラ園
京成バラ園(千葉県八千代市大和田新田755)は、世界のバラの文化を日本に広めたいとの趣旨で1959年に京成バラ園芸が設立され、1999年に、3万平方メートルの敷地にローズガーデンを中心にローズショップ、レストラン、ガーデンセンター、イベントスペースなどのサービス複合施設をリニューアルして開園し、園内には、900品種7千株のバラを中心に、年間を通して四季折々の200種16,000株の樹木や草花が植栽されています。

大森町からの京成バラ園へのアクセスは、京成線を利用して八千代台下車か、または東葉高速鉄道を利用して八千代緑が丘で下車して、それぞれの駅前から東葉バスの八千代医療センター行きまたは八千代中央駅行きで「京成バラ園」下車で徒歩0分です。

往路は、10時頃大森町駅を出て都営浅草線経由で押上駅にて、京成線に乗り換えて八千代台で下車し、発車間際の東葉バスに飛び乗り、途中道路の渋滞で若干時間がかかりましたが、12時半過ぎには京成バラ園に着きました。昼食時でしたので、バラ園直属のレストランのラ・ローズでランチをとり入園しました。入園料は、春・秋のバラのシーズン(5、6、10、11月)中は、大人800円、中学生400円、小学生200円、シニア500円です。

 拡大図参照 

バラ観賞
秋のバラのシーズンは、10月半ば以降の17日頃からが見ごろですので、少し早目でしたが結構開花していて、絶好の快晴で楽しく観賞することができました。

 快晴の京成バラ園ローズガーデン

バラ園の植栽してある品種は、900品種と非常に多く、とても花の品名は覚えられませんので、兎に角綺麗な見ごろの花の色の素晴らしさや花びらの美しさに見とれてローズガーデンを歩きました。

 ローズガーデンのバラ1(写真拡大)

・整形式庭園のバラを見る
先ず、入園して正面のフランス様式の整形式庭園の中央から進み、左右をジグザグに奥へと歩いて、モダンローズを中心とした世界のバラ展示の400種を見て回りました。

 京成バラ園のバラ(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

整形式庭園からバラの丘と谷のアンティークタッチのバラを見て、庭園中央の「桂由美」氏のガボゼを通り、散策の森へと進み雑木林の森には秋の山野草のススキが茂り、イギリス様式の自然風庭園の小川と池を抜けて屋外庭園を散策しました。

 京成バラ園屋外庭園

・大温室とガーデンセンターを見る
次に大温室では、屋外で生育しない熱帯性の植物の観賞と、イベントで展示の品物などを見ました。

 京成バラ園大温室(写真拡大)

入園ゲートの外のガーデンセンターは、大型園芸専門店で、バラや季節の草花、樹木の植物の他にあらゆる園芸用品を取りそろえている広大な屋外敷地と建屋一杯に商品を取り揃えて販売や相談を受け付けておりました。

 ガーデンセンター(写真拡大)

最後は、バラを中心とした京成バラ園作出の切りバラや、バラの花びら、実を使ったグッズやインテリア、記念品、お土産などを揃えているローズショップでお土産を見て帰路に着きました。
岐路は、往路とは違うコースをとり、14時40分頃「京成バラ園」から東葉バスで八千代緑が丘駅に出て、東葉高速鉄道を利用して西船橋経由、東京メトロで日本橋乗換で都営地下鉄を乗りついて大森町駅に17時前に戻りました。

 ローズショップ(写真拡大)

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小さな旅 後楽園天然温泉 ラクーア

2007年07月31日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007

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東京ドーム SpaLaQua
7月21日午後、小川町に出かける用事ができましたので、その前の午前の時間を利用して後楽園天然温泉 ラクーアに寄ってみました。
ラクーア(東京都文京区春日1-3)は、以前孫を連れて行った後楽園遊園地がいつの間にか入園無料のフリーゲートとなり、2003年5月から会社帰りに立ち寄ることができるような都市型レジャー施設に生まれ変わりました。
ラクーアには、スパ施設、商業施設、遊戯施設などと共に南半分に残った後楽園遊園地施設の東京ドームシティアトラクションズがあります。遊戯施設には、ジェットコースター、センターレスの大観覧車、ウォータースライダー、水上メリーゴーランドなどがあります。
大森町から後楽園には、都営浅草線の三田駅で都営三田線に乗り継ぐと1時間足らずで、天然温泉のある東京ドームシティです。

 ウォータースライダー    水上メリーゴーランド        トランポリン

スパ ラクーア(Spa LaQua)
スパ施設のスパ ラクーアは、後楽園遊園地の北側に建てられたラクーアビルの5~9階にあります。ビルの1~4階は商業施設で、飲食店と物販の68店舗が入居しているショップとレストラン街です。
スパ ラクーアの天然温泉は、2001年6月に地下1,700mの鉱脈から湧き出た温泉を使用して、6階のスパゾーンに男女別の露天風呂、屋内大浴槽とマッサージ効果のあるアトラクションバス、各種サウナの施設を揃えて2003年からオープンしました。
天然温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・温泉)で、キレイな琥珀色をした塩化物強塩温泉です。

スパ ラクーアのスパゾーンには、ビルの1階からラクーア専用のエレベータで6階で降りると、正面の大水槽の右の入口から入って靴を脱ぎフロントで、手続きをしてリストバンドを受取入館すると、すぐ左が男性で、右が女性用のロッカー室です。
ロッカー室の奥が天然温泉のスパ ラクーアに通じておりますので、さっそく入浴してみました。
スパ ラクーアの温泉は、都心のビル内の設備であるため内湯と露天風呂共に、のびのびとした解放感がなく、箱庭に閉じ込められたような感じがしたのは、直前に郊外のスパが続きましたので当然なのでしょうか。

   スパ ラクーア専用エレベータ   大水槽のあるスパ ラクーア入り口

しかし、天然温泉だけあり、ゆったりとお湯に浸かり、座湯のバブル ピットのジェット流により体の疲労が取れ、すっかりとリラックスすることができました。
ビル内の温泉ですが、露天風呂には配置などの工夫が施されており、それなりの感じは得られました。

               露天風呂                  

風呂上がりのリラックス
温泉の入浴ですっかり疲労がとれて軽くなったので、5階の和風ダイニング酣で和食の昼食を楽しみました。また、フロァーには、ラウンジ バーやラウンジ カフェがあり、そこで軽食やドリンク類も楽しめます。
食後には、奥にある様々なエステがあり、そこで体を揉み解してもらい、奥にある約170席のリクライニングチェアの快適なスペースで食休みを、仮眠して所要の時間まで過ごしました。

        内湯            バブル ピット       リクライニングチェア

ヒーリング バーデ
スパ ラクーアの8~9階には2006年4月に開設されたヒーリング バーデがあり、男女が専用ウエアを着用し一緒にくつろげる低温サウナ施設ができ、そこではデッキチェアやベッドでリラックスできる、大人のムードが楽しめるリラクセーションが別料金で利用できます。
スパ ラクーアの感想は、都心にあって都会生活の喧噪を逃れて気軽に癒しが一時的に求められる空間であって、心身共に一時的にせよ癒せられる空気の良い郊外の日帰りスパとは若干異なるように感じられました。

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小さな旅 サイボク天然温泉 まきばの湯

2007年07月29日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007

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まきばの湯は種豚牧場跡地の温泉
昨年、母校のホームカミングデー(「イベント(8) 明治大学 ホームカミングデー(その1) 」参照)の福引抽選券で「まきばの湯」の入浴券が当たり持っておりましたので、7月8日に行ってみました。
サイボク天然温泉 まきばの湯(埼玉県日高市下大谷沢546 地図参照)は、ハムやソーセージ工場を持つ株式会社サイボクハムが、2004年にオープンした食と健康の理想郷を目指した日帰り温泉施設です。

温泉施設(施設図参照)は、広大な牧場跡に源泉かけ流しの内湯と露天風呂に温泉レストランを備えた温泉館を中心に、ハム・ソーセージ工場産直のミートショップ、レストラン、ミートピアハウス、カフェテリア、地元農産物直売の楽農広場などの建物の他、パークゴルフ場やアスレチックなどの広場が備わっております。

サイボク天然温泉への足周りは、西武新宿線「狭山市駅」から西武バス(17分乗車)または、東武東上線「鶴ヶ島駅」から東武バス(25分乗車)で「サイボクまきばの湯」行きに乗ると玄関前が終点です。当日は、往路は西部で、復路は東部を利用しましたが、バスの便数は1時間に1本程度と少ないので、調べておく必要があります。

サイボク天然温泉
温泉の建物は、洒落た洋館風の2階建て(館内マップ参照)で、受付フロントで入館証を受け取ると、館内正面は温泉百花(ショップ)がありドイツで金メダル受賞のウインナーやハム、温泉たまごなどを売っています。館の右側は、緑の自然庭園に面した温泉レストランで、朝出るのがもたついたことで昼時のため入って昼食としました。
まきばの湯は、建物の左手通路のミニ・ギャラリーを通り奥に花鳥の湯と風月の湯があり、1週間毎に男女を入れ替える方式で、当日は風月の湯が男性用でした。
このほか、別料金で予約制の天然薬石ミネラル浴の石の湯があり、2階には軽食やお休み処の和室大広間とマッサージ室があります。

風月の湯
サイボク天然温泉は、種豚牧場の跡地で2002年に温泉掘削に成功して、地下2000mにある温泉母岩を流れる湯脈から湧出した源泉です。湧出量毎分922リットルもあり、源泉温度40.6℃で、総成分量が7016mg/kgで水素イオン濃度がPH8.1のナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低性温泉)の泉質であるそうです。
「天然温泉看板」(平成15年4月より、(社) 日本温泉協会審査機構による審査を行いその結果を表示制度)には、「まきばの湯(内湯)」「花鳥の湯(展望風呂)」「風月の湯(展望風呂)」審査項目5項目が最高ランクで示されていました。

効能を謳っている天然温泉をあじわうことで、風月の湯に入浴しました。
風呂場に入ると、子豚像の源泉かけ湯が出迎えてくれ、かけ流しの内湯まきばの湯に先ず浸かりました。内湯に並んで秩父伏流水の真湯のマッサージ浴は、心地良いジェットで体をほぐしてくれました。また、内湯には、足湯と高温遠赤サウナと水風呂があります。

   かけ湯           まきばの湯          マッサージ浴・腰掛足湯
 
風月の湯の露天風呂には、中央に大露天風呂がありゆったりとかけ流しの湯に浸かり、左手には源泉50%、真湯50%流水歩行路があり足つぼ効果と歩行浴が味わえました。
右手には、ミスト方式の低温サウナと真湯のたる湯があり情緒が味わえます。
先の高台には、霧を間欠的に吹き出す霧の浮き舟、源泉かけ流しの展望風呂の風月の湯、隠れ湯、洞窟風呂・観天の湯などのいろいろな露天風呂を堪能しました。

     大露天風呂           歩行浴              たる湯

    風月の湯            霧の浮舟               洞窟風呂 

温泉建物外の散策
風呂上り後、2階和室大広間で暫く休息してから、温泉館を出て日曜日のため大変混雑している、温泉併設のイベント会場を歩いてみました。
農産物直売の楽農ひろばでの野菜産直には、地元近郊の人々が車で訪れ、朝取りの新鮮で安い農産物を求めていました。

  大人気の産直品売り場      ミートショップ          レストラン

本店ミートショップでは、牧場産直の精肉やハム・ソーセージ、手作りパンなどのサイボクオリジナル食品などを販売していました。お土産に、ドイツ金メダル受賞のソーセージを買ってみました。

              イベント広場                   ひょうたん池

イベント広場には、大きなレストランサイボクやトントンハウス、アスレチックなど子供が喜ぶ施設もあり、カフェテリアなどの露天風食べ物屋で焼きウインナー、溶岩熱焼きあげ肉、もつ煮などが食べられ、1日ゆっくりと楽しめます。

      りんご園            トントンハウス        アスレチック        
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小さな旅 観音埼 海洋深層水風呂のSPASSO

2007年07月27日 | 小さな旅
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観音崎灯台
観音崎へは、大森町から京浜急行電鉄で一直線に浦賀駅まで1時間半足らずの行程であり、孫が来ていたので朝ゆっくりの出発で、7月1日に出かけてきました。
観音崎の突端の高さ約40mの断崖には、1869年(明治2年)にわが国最初の洋式灯台として造られた観音崎灯台で知られており、学校の遠足(1947年の観音崎遠足写真)の定番コースとなっておりました。
現在の灯台は3代目で、1925年(大正14年)に完成し、高さ19m、光度14万カンデラ、光達距離は37kmであり、1日1000隻に及ぶ大小の船の航海の安全を担っております。

SPASSOへのアクセス
海洋深層水風呂SPASSO(神奈川県横須賀市走水2丁目観音崎京急ホテル内 地図航空写真参照)へは、今年の4月28日に横須賀(観音崎)美術館が観音崎公園にオープンしましたので、バスの利用が便利となりました。また、運行期間限定の観音崎~猿島~三笠間の海のルートも利用できます。

京浜急行電鉄終点の浦賀駅からのバス利用は、駅1番乗り場で観音崎行きにのると終点下車徒歩5分です。また、期間限定で運行が行われている急行バスを利用すると、美術館前下車で道を挟んだ斜め前がSPASSOです。
1つ手前の馬堀海岸駅からは、駅1番乗り場から観音崎行きに乗り「観音崎京急ホテル」前で下車でSPASSOです。

  外国の感じの東京湾       横須賀美術館       観音崎灯台

海洋深層水風呂SPASSO
SPASSOに到着したのは、昼をまわっておりましたので、レストラン「浜木綿」でのランチバイキングと入館料がセットになっている、Spa & lunch plan の日帰りパックにより、レストランの大きな窓から大小の行き交う船をみながらのお昼を取りました。
SPASSOは、平成15年の完成で建物は新しく綺麗で、海辺の芝庭のチェアーに腰掛けて、東京湾の船を眺めていると、まるで外国に来たみたいな感じがします。

食事が済み、海洋深層水のお風呂は2階にあり、時間を決めて男女別のお風呂に入りました。男性用の内湯の眺望大風呂は、雄大なパノラマ風の海の景色を眺めながらの入浴で体を心地よく温めてくれます。バイブラバスによりジェットノズルからの勢い良い水圧が、首、肩、足を中心に心地よい刺激を与えてくれ、さらにバイブラ寝湯によるジェットと気泡により身体のツボをほどよく刺激してもらうと、心も体も癒されて最高の気分です。

眺望露天風呂は、目前に広がる海と空をゆっくりと眺めてくつろぎ、寝湯に浸かってリラックスの気分を味わえます。その他、男湯には高温サウナやかけ湯と、-10℃のクーリングルームがあります。

   内湯の眺望大風呂       眺望露天風呂           高温サウナ

女性の湯には、男湯と同様に眺望内風呂と、三浦沖海洋深層水眺望露天風呂と寝湯が在り、その他に眺望が絶対の露天のかめ湯があり、シェープアップバス、ホワイトシルキーイオンバス、海洋深層水ミストサウナなどのバスがあります。

     眺望内風呂         シェープアップバス     眺望露天風呂と寝湯

観音崎公園散策
三浦沖海洋深層水のお風呂ですっかりと体が温まりましたので、一休みしてからSPASSOを出て帰りの時間まで海風に当たりながら、観音崎公園を散策しました。
日曜で混雑している横須賀美術館を対面に見ながら灯台に向かって進みますと、観音崎海水浴場のよしず張りのお店にも沢山の飲食客が入り賑わっておりました。
道路に沿った板張りの木道を進むと、店は開いておりませんでしたが「観音崎レストハウス」で、路線バスの終点の観音崎停留所です。

                                       まだ満開のあじさい

観音崎公園の案内板の前に、散歩にオウムを連れて来ていた方から、孫が触れせて貰い珍しい体験をしました。
この辺の地形は、海と山による公園であじさいの木も沢山在り、北側斜面では花がまだ開いておりました。公園の広場はキャンプ場になっており、沢山のグループがリクレーションを楽しんでおりました。
孫も、暫く海のかにや小魚などを採ったりして楽しんだ後、バスで馬堀海岸経由で帰宅しました。

                   オウムを抱えて大満足

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小さな旅 紫陽花 開成町あじさい祭り その2

2007年06月29日 | 小さな旅
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あじさい祭り会場
あじさい祭りの会場(地図参照)は、バス亭を降り県道712号を渡り道を斜めに進むと、道幅の広いあぜ道の「あじさい通り」です。あぜ道の両側の道端には色とりどりの紫陽花が大輪の花を付けて咲き誇っております。あぜ道は、会場中央の縦道の「あじさい通り」と平行して何本もあり、それに直行したあぜ道も何本かあり、これらのあぜ道の全てに樹齢20年のあじさいが植えられてます。

あじさい通り(前回ブログその1参照)には、食事処あじさいがあり、休憩所は公園や広場が要所にあります。会場のほぼ中央を左右に通るあぜ道は、「したしみ通り」と呼びそこを左手に行くとメイン会場の「あじさい公園」で、いろいろとイベントが行われてます。
あじさいの里を彩る人気のあじさいは、あぜ道の要所に植栽されており、「クラウン」は花付きがよく、鮮やかな青空をイメージしたガクアジサイで「あじさい通り」の人気の花であり、「したしみ通り」先のあぜ道で見られます。

メイン会場あじさい公園 ふるさとの野菜売店

「したしみ通り」の圧巻のあじさいは、花弁は小さいが真っ白く大きな手まりとなる「アナベル」(前回ブログその1参照)で、ライトアップが行われます。
「せせらぎ通り」に進むと、水路がありその両側にもあじさいが植えてあり、この辺では、葉がカシワの形をしてピラミッド形の花を付ける「柏葉」と、雨にうたれると美しさが一層と輝く「城ヶ崎」が見られます。

イベント会場では、一日中郷土芸能が競演され、木陰に用意された椅子に掛けて「足柄ばやし保存会」の古典太鼓や、「相模人形芝居足柄座」の一体の人形を三人で操る芝居見物をしていたところ、田圃を吹き抜ける涼風が寒いくらいに感じて、都会のアスファルトジャングルでの熱風になれた者にとっては、田舎の自然の風は天然クーラーであることを思い出させてくれました。

                             イベント会場  田圃の涼風は天然クーラー

熱演が続く郷土芸能を後にして水路沿いのせせらぎ通り」を会場出口に向かいました。あじさい祭りのあじさいは、「ガクアジサイ」、「手まり」、「伊豆の華」や休憩処では鉢植えの各種のあじさいの観賞ができます。

 あぜ道のあじさい  水路両岸のあじさい   見頃のあじさい

これだけの広い所で、いろいろな沢山のあじさいに癒され、水路で虹のしぶきを浴びて、会場口のアーチを潜り来た時と逆コースで帰路に着きました。

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小さな旅 紫陽花 開成町あじさい祭り その1

2007年06月27日 | 小さな旅
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あじさい祭り
今年の開成町のあじさい祭りは、第20回を迎え6月9~17日に開成あじさいの里で開かれました。天気に恵まれた6月17日の「あじさい祭り」の最終日に見に行きました。

 あじさい通り拡大    あじさい通り拡大      食事処       食事処内部     

開成町のあじさい祭りは、1980年(昭和55年)頃から上島、金井島、岡野地区の約21ヘクタールのほ場整備を進め、水田、畑、農道、用排水路を整備し、1985年には総延長約10.6キロの農道、水路沿いに町の花あじさい5千株を植栽しました。3年後の1928年に9千人の観光客を集めて第1回「あじさい祭り」が始まりました。
平成11年には、全国農業協同組合中央会主催の美しい日本の村景観コンテストで、優秀賞の「あじさいの花あふれる田園風景」に選ばれ、22万8千人を超える観光客が訪れました。
平成18年には、寒風と遅霜であじさいが壊滅状態に見舞われましたが、今年の第20回「あじさい祭り」では5千株のあじさいが咲き誇っておりました。(あじさい瓦版から)

                            せせらぎ通り拡大     あじさい橋

会場の開成町あじさいの里へは、大森町から京浜急行横浜駅で乗り換えJRの小田原駅に行き、小田急に乗り継いで新松田駅で下車しました。駅前には、ちょうど停車中の箱根登山バスの関本行きに乗り、あじさいの里下車で徒歩1分であじさい祭りの会場のあぜ道です。
あぜ道の道幅は、思っていたより広く道の両端にあじさいの花が植えられており、20年経過の樹はかなり大きく、大輪の見頃の花を一面につけて開いており壮観でした。
会場は、田圃と畑ですので遮るものがなく、会場のあぜ道の遠くまで身透せ雄大な景観でした。

したしみ通りのアナベル

天気にも恵まれ、観光客の人出も多くあぜ道によっては繁華街なみの花見の行列が続いておりました。中央のあじさい通り端の温室を利用した食事処で軽い昼食を取り休息後、したしみ通りを行くと両側に大輪の純白のアナベルが満開に花を咲かせ、とても見事でした。
素晴らしい花を観賞しながら、メイン会場のあじさい公園に向かいました。

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小さな旅 久里浜 くりはま花の国 その2

2007年05月24日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007

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くりはま花の国には、その1で記載のポピー園と並んで人気のハーブ園の他、アーチェリー、エアライフル、パークゴルフ、冒険ランドに足湯などの施設があります。
アーチェリー・エアライフル、パークゴルフは有料ですが、ゴジラの滑り台ほかアスレチックなどがある冒険ランドは無料であり、さらにこの4月1日から130種約3万株のハーブを栽培しているハーブ園とハーブ園内にある足湯(湯足里)が無料となりました。
その他の施設には、展望台がある芝生広場、各県の木を集めた県木の広場、樹木園、つばき園などがあり、園内には汽車型のフラワートレイン(1回乗車大人200円、こども100円)が、ポピーの混雑時期には3台でフル運行しておりました。

冒険ランド
冒険ランドへは、ポピーが咲き誇るポピー園から木製の大きな階段を上ると、フラワートレインと併用の尾根伝いの遊歩道に出ます。この辺の遊歩道は、花の国の最高地点でポピー園が一望に見渡せ、うす曇で霞んでおりましたが遠く久里浜の市街地が眺められます。

  ポピー園展望(拡大)
遊歩道のカーブ地点には、フラワートレインの最初の停留場があります。そこから遊歩道は緩やかな坂道を下り、程なくカーブを切ったところで展望が開け、右手にゴジラが現われ「冒険ランド」です。

冒険の国の入り口のゴジラの滑り台は、図体の高さが7mもある大型のゴジラで、ゴジラの滑り台は2代目であるとのことです。初代のゴジラの滑り台は、観音崎多々羅浜に1958年に建てられ、風化により1975年に取り壊されたそうです。
ゴジラの隣の球形の遊具は、シーズン中の土・日・祝日に登場する「ふわふわ」クッションです。孫は、ゴジラの滑り台やふわふわは見向きもせず、巨大ローラー滑り台、つり橋、冒険砦などの木製大型遊具でひと時を遊んでから、フラワートレインでハーブ園に向かいました。

                          冒険の国
ハーブ園

      ガウラ(拡大)       ユリオプシステイジー(拡大)    メドーセージ (拡大)

130種3万株のハーブを栽培している関東エリア有数のハーブ園前停留場で、フラワートレインを降りてハーブの香りを楽しみました。

アポンビューラベンダー(拡大)        (拡大)        マーシュウッドラベンダー(拡大)

ハーブ園には、ラベンダーを初め、ローズマリー、ミントや多種多様なハーブが植えられております。ラベンダーの見ごろは、6、7月であり、この頃には紫色の絨毯を敷きつめたように咲き誇り、手に触れたり、香りを楽しめハーブの魅力が満喫できるようです。

マーシュウッドラベンダー(拡大)        (拡大)              (拡大)

ただ、残念なことには、園内のハーブレストラン<ロスマリネス>、フレッシュベーカリー<オリーブ>、バーベキューガーデン<フラワーヒル>、ハーブショップ<ヘルバ>、売店<コスモス館、冒険ランド売店、ハーブ園内売店>が、平成19年1月より当面の間休業しており、楽しみにしていたハーブアイスクリームを味わったり、休憩・休息場が利用できないのが、ちょいと寂しい感じでした。

孫達は、ハーブ園のリラックスゾーンにある足湯に浸った後、ハーブ園からフラワートレインを利用して帰路に着きました。

         足湯のあるリラックスゾーン

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小さな旅 久里浜 くりはま花の国 その1

2007年05月22日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007 パンフレット拡大

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うす曇りの子供の日午後、孫家族と一緒に足の便が良く、比較的混雑していないと思われる三浦半島久里浜の「くりはま花の国」に見頃をむかえたポピーとハーブを見に行きました。

くりはま花の国
ポピー祭りが開催(4月21日~6月3日)されている「くりはま花の国」(横須賀市神明町1 地図参照)は、1981年(昭和56年)に面積が572,005㎡の土地を無償譲与され、当初久里浜緑地として開設し、1988年(昭和63年)にコスモス園を開園、平成3年からはポピー園もスタートしました。コスモス・ポピーの栽培面積は、約23,000㎡と広大で年2回花が楽しめ、平成2年に「くりはま花の国」と改称して、年間50万もの入園者があります。
くりはま花の国には、京浜急行大森町から京急久里浜駅で下車して徒歩15分で、第一駐車場のある入場口に到着です。入場料は、無料で月曜が休みです。

ポピー園
入口を入ると、なだらかな丘の見渡す一帯がポピー園で、まずはオレンジ色を主体としたハナビシソウが迎えてくれ、白に赤の混ざったポピーはまさに壮観です。
ハナビシソウは、カリフォルニア原産のケシ科の植物で,英名はカリフォルニア・ポピー California poppy、色は白、黄、橙、紅、桃もあります。和名の花菱草は,花の形が「花菱紋」に似ているからだそうです。

       写真拡大             写真拡大                写真拡大

坂地のポピー園を上って行くと右側には、入口発着所からの専用路を行き来するフラワートレインが見られます。中央には、ポピー園来園記念の歓迎盤があり、この週辺のポピーは6月に見頃を迎える花畑で、まだ咲いてなくこれからです。

     写真拡大 

その間隙を縫って開き始めた紅色とピンクの花びらの大きいシャーレイポピーは、見事な姿を見せておりました。
シャーレイポピーは、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草で、ヒナゲシや虞美人草とも云われます。

       写真拡大             写真拡大                写真拡大

ポピー園の中間地点左手の山には見事な山藤が見られ、畑には青と白のコントラストで織りなしたヤグルマキクも、見ごろを迎えるばかりでした。
ヤグルマキクは、ユーラシア大陸、北アメリカ原産のキク科で、花の形が鯉のぼりの竿の先に付ける矢車に似ていることから付けられております。

       写真拡大               写真拡大         

傾斜畑のポピー園の最上部には、薄青色の可憐なネモフィラが一面に花を付けており見事でした。
ネモフィラは、カリフォルニア原産のハゼリソウ科の一年草で、その花の色からるりからくさ(瑠璃唐草)という名前でも呼ばれています。

       写真拡大               写真拡大             写真拡大

これで、ポピー園の花を十分と楽しみましたので、階段を昇り次の施設の冒険ランドとハープ園に向います。
ハープ園は、ポピー園と並ぶ花の国の目玉です。ハープ園の入園料は4月1日から無料となり、併設の足の湯まで無料となりました。

                                              写真拡大

ポピーの花摘
ポピー祭りは6月3日が最終日で、この日の14~16時にはポピーの花摘みが行われ、入場自由で参加費は無料小雨決行です。参加者は、軍手、ハサミ、ビニール袋等を持参することになっております。ポピーの花摘みが終了した後にポピー園は閉園となります。

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小さな旅 立川 国営昭和記念公園

2007年05月20日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007

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ゴールデンウイーク
ゴールデンウイークに孫が泊りがけで遊びに来たので、天候に恵まれた4日に立川の昭和記念公園に出かけてみました。
今年のゴールデンウイーク9日間の人出は、昨年より159万人上回った6618万人だったと新聞に報道されておりました。人出のトップは福岡「博多どんたく港まつり」210万人、次いで青森「弘前さくらまつり」202万人、広島「ひろしまフラワーフェスティバル」158万人、秋田「角館の桜まつり」106万人の順であったようです。

国営昭和記念公園
昭和記念公園(東京都立川市緑町3173 航空写真参照)は、昭和天皇の在位50年を記念して1983年に立川飛行場跡地に建設された、敷地が148.7hで東京ディズニーランドの3倍の面積をもつ広大な国営公園です。
公園の入園料は、一般が400円、小中学生が80円です。4日に出かけてみて知りましたが、無料開園日があり、4月29、30日、5月4、5日、10月1、15日が無料で入れます。

公園のある立川には、京浜急行大森町から京急川崎を経て、JR川崎から南部線で行き、立川口から入園しました。当日は、無料開園日でしたので、チケットを並んで購入する必要がなく、その分時間が有効に使えるので得をした気分でした。
昭和記念公園は、森のゾーン、広場のゾーン、水のゾーン、展示施設ゾーンとみどりの文化ゾーンの5つのエリアがあります。
公園では、3月31日から5月27日の期間中に、キューケンホフ公園(オランダ、リッセ市)の園長を長年務められたヘンクN.T.コスター氏に監修の「フラワーフェスティバル2007」が行われておりました。ゴールデンウイークの時期の花は、ポピーの丘でネモフィラ、リナリア、ヤグルマギク(60万株)とシャーレーポピー(20万株)が見頃であると出ておりました。

公園の広さは広大で、とても1日では見きれません。4日は、朝出かけるのがゆっくりしていたので到着は12時を過ぎており、ポピーの丘は公園の北端にあり遠いことと、5日には家族と久里浜ポピー公園に行く約束がありましたので、今回は花見を見送りました。
昭和記念公園には立川口から入園し、入るとカナールで大小5つの噴水と、園路周辺に敷きつめられた舗石が全長200mの端正なただずまいです。
カナールの左側にはドッグランがあり、飼い主さんが愛犬と共に楽しく過ごせる空間で、愛犬を連れた沢山の人が見られました。


ドッグランの先には、立川口サイクリングセンターがあり、自転車を借りる人で長蛇の行列でした。サイクリングは総延長14kmの自転車専用道路で、園内各所に専用パーキングがあります。各施設への移動にも便利ですが、ここを横目でみてふれあい広場に向かいました。
展示施設ゾーンのふれあい広場は、一面を芝生に被われ、なだらかに小高くなったふれあいの場で、日差しが強いので縁の木陰で持参のお弁当を広げました。ふれあい広場には、ロッジ風レストランがあります。
ふれあい広場には、園内を一周するパークトレイン(園内バス)の停留場がありますが、降車する人がいなければ乗車できないので、混雑を見越して乗るつもりはありませんでした。


食後に、広場でボールとバットを買い暫くボール遊びをして、ふれあいの橋を渡り水のゾーンへと向かい、水鳥の池には好天で水の恋しい季節を迎えたボートで一杯の風景を散策しながら眺めて、今回は昭和記念公園の一端をかすめただけで帰路につき西立川からJR青梅線で立川に向かい、往路の逆コースで帰宅しました。帰宅後、1日早い菖蒲湯で孫もご機嫌で疲れを癒しました。


昭和記念公園は、イベントも多く開催され一年中花や植物が観賞でき、11月のいちょう並木はとてもきれいです。
特に平成17年11月に一部が開園したみどりの文化ゾーンの昭和天皇記念館では特別展示(昭和天皇と戦後の地方巡幸-赤ベンツとお召列車)が開催(平成19年3月20日(火)~平成20年2月17日(日))されておりますので、機会を作って行ってみたいと思っております。

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小さな旅(12) 茨城古河 桃まつり

2007年03月27日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007 

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古河市
茨城県の古河(こが)市には、菩提寺の神宮寺があり毎年春夏のお彼岸の中日と月遅れのお盆には先祖のお墓参りに行きます。昨年は、ブログを書き始めて間もなくの3月21日に行っております(「小さな旅(2) 菩提寺墓参」参照)。古河市はJR宇都宮線で上野から利根川を越え丁度1時間の距離にあり、古い城下町で市内にはお寺の数が多く、古河歴史博物館、鷹見泉石記念館、古河文学館、篆刻美術館(国登録有形文化財)と日本歴史小説家の永井路子が古河高等女学校(現古河第二高等学校)時代に住んでいた家などがある歴史と文学の街(地図参照)です。

桃まつり
利根川に近い古河市の南端の日光街道を西に折れたところに、四季折々に美しい花が咲く25ヘクタールにもおよぶ広大な古河総合公園があります。春に咲く桃は、矢口、立源平、シダレ源平、菊桃、寿星桃の5種類の約2000本の花桃が植えられております。

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毎年3月20日から4月5日まで開催されている「桃まつり」は、1976年(昭和51年) より開催されており、古河を代表するまつりのひとつです。
昨年は、お彼岸には咲いておりませんでしたが、今年は暖冬の影響で昨年より2週間早い3月2日に開花が確認さました。今までに、お彼岸中に花が見られるのは、3回目になります。

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そこで、今年は古河駅からタクシーを拾い、お墓参りの間待機してもらい、古河総合公園の裏口へと向かいました。総合公園の裏口から入るのは今回が初めてであり、「桃まつり」が知れてきたことで、表口の日光街道は2車線で混雑を避けるため、路線バスも裏口の発着になっておりました。実際は、裏通りも道は狭く、見物の車が渋滞しておりましたが、さすがはタクシーの運転手手馴れたもので、裏通りをさらに周り路して到着しました。
運転手さんにとっては、1年に1度の稼ぎ時です、渋滞でもたもたしていられないのです。


総合公園の裏口に入ると、右手の広場に古河市観光協会事業物産販売出店協会の30店の露店で花見用のやきそばやおでん、飲み物などの飲食物を販売しており、軽い昼食を兼ねた食べ物を行列して買い求めました。いつでも花見は、花より団子の仕入れが先になります。
裏から入るのは初めてですが、広場の奥では熱気球(バルーン)で20~30mの体験搭乗が千円でできますが、1時間待ちということで諦めました。広場のメインステージでは、古河吹奏楽団の演奏の準備が行われておりました。団子は仕入れましたので、2000本ある桃林の中の見頃の場所に敷物を敷いて、早速の花見の開始です。花見の場所には、サブステージで演奏をしている琴と尺八の合奏の曲が流れており、花見にマッチした雰囲気です。
桃の花の先具合は、未だ満開少し前の状態でしたが、前2回の時は完全な満開に当たり、周囲全面が真っ赤でその時には大変感動しました。


桃の花見と団子を十分と堪能しましたので、公園内の築山や鯉のぼりに菜の花などを見て、桃むすめとぬいぐるみに別れを告げ、路線バスで古河駅に戻り帰路に着きました。


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小さな旅(11) 雛のつるし飾りまつりと河津桜まつり その2

2007年03月17日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007

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伊豆バイオパーク
「文化公園雛の館」を後にして、貸切タクシーで11時30分には伊豆バイオパークに着き、入場券売り場でJR日帰りプランのチケットを見せて、パークの入場券を貰いました。
入場券には、げんなり寿司善の昼食券とサファリバス券が付いております。

伊豆バイオパーク(東伊豆町稲取3344 地図参照)は、伊豆稲取から国道135号を進み稲取高校で左折して稲取高原へと向かい、バスで約10分の距離にあります。
園内マップを見ると、16000平方メートルの敷地内に「アニマルゾーン」、「スポーツゾーン」と「プレイゾーン」の3つのゾーンがあり、アニマルゾーンには30種、約1000本の梅があり、2月3日~3月11日の期間中梅まつりを開催し、稲取地区伝統の雛のつるし飾りを展示中との宣伝をしております。

パークは子供騙しの遊園地の感がありますが、なにしろここに入らないと昼食にありつけませんので、日帰りプランで来ると皆寄ることになります。天気の良い春の一日を、時間を忘れ子供に返ってバイオパークを一巡し、良い空気を吸って過ごすのも健康的です。
入園ゲートを入るとすぐ目の前で、お汁粉の無料サービスをしており、水鳥の池にはつがいのペリカンが珍しく羽根を広げて羽ばたいて出迎えてくれました。

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池の湖畔に昼食場の水上レストランがありますが、朝食が列車の中での駅弁でしたので、先ずはパークを一巡の探索からです。レストランの先からサファリバスに乗り、点在している動物の間を縫いながら巡回して降りると「わくわくふれあい広場」で、カットした3本100円の人参の餌を買い、草食動物とふれあって見ました。

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「アニマルゾーン」の周囲の道を反時計回りに進むと、梅園の入り口の前の展示館があり雛のつるし飾りを展示してあり、暖冬で早く咲いたので葉の出始めた梅園の梅を見ながらレストランに戻り、昼食を取りお茶を飲んで一休みしました。

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レストランは、つるし雛と河津桜を見物の客さんが、昼食を食べに次から次へと間断なく出入りして込み合っておりました。昼食を済ませ、13時26分発の満員の路線バスで、もと来た伊豆稲取に戻りました。

・風力発電機
伊豆バイオパークから望む対面の山に3基の風力発電機が見えます。この風力発電機は、静岡県の自治体(静岡県東伊豆町役場)としては初めての風車の複数機同時建設のもので、地球温暖化防止(二酸化炭素削減)、観光資源化と売電収入の確保を目的として作られたもので、平成15年12月から発電を開始しております。効果としては、本風力発電施設によって発電が見込まれる年間513万kwhの電力は、火力発電所に換算するとドラム缶にして6,040本の化石燃料を節約し、1,897tの二酸化炭素の削減効果をもたらすと称してます。


稲取温泉観光
伊豆急河津行きの14時17分出発までには若干時間がありましたので、伊豆稲取の駅前の商店の手作りつるし飾りを販売しているお店を覗いて見ました。どの店にも、個性のあるつるし飾りが沢山飾ってあり、ここでのウインドウショッピングも楽しめました。

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稲取温泉観光協会では、観光客の減少に歯止めをかけるため「事務局長」を公募し、シングルマザーの渡邊さんが選ばれて4月から任期につくという、最近話題になった観光地です。話題ついでにもう一つ、伊豆バイオパークの入園利用客が平成3年度の約50万人をピークに17年度は約19万人に落ち込むなど激減のため、沿線レジャー施設として建設された伊豆急行が他の観光レジャー4事業と共に、札幌市の加森観光(加森公人社長)へ5月中旬に経営譲渡するとの発表ニュースを産経新聞でみかけました。最近、各地でのテーマパークの衰退が見られるようです。

河津桜
河津桜は、花が大きくピンク色なのが特徴で、緋寒桜と早咲き大島桜の自然交配種と考えられています。1975年(昭和50年)4月に町の木として指定されました。
河津桜の原木は、伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点、河津町田中の飯田氏宅の庭にあります。2007年現在の樹齢約60年、樹高約10m、樹巾約10m、幹周約115cmです。
原木は、飯田氏が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、庭に植えたもので、1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けたと云われております。

「河津桜並木」は、河津駅近辺の河口から峰温泉までの河津川沿いに約3km続いております。今年の河津桜開花状況は、河津桜の原木は2月3日に1分咲きとなり、川原の河津桜は2月中旬ころ4分咲きからそろそろ見頃の時期に入り、27日にはところどころ葉が出てきたとのニュースでした。3月3日は、見頃を過ぎており葉が多くなっておりましたが、5日まで夜桜まつりを行っており、川原の通りは相当の人込みでした。

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河津桜の花見は2度目で、前回は平成12年2月23日に見頃の時期に見ており、今回は雛のつるし飾りを見るのが目的でしたので、前回を思い出して菜の花が咲く河津川沿いの沢山露天が並んでいる道(地図参照)を散策しました。河津桜の中の遅咲きの木は葉も多く無く、観光客もそれに群がって写真を撮っておりました。喫茶店で一休みして、17時12分発の踊り子号で帰路につき品川駅で下車しました。

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