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kan-haruの日記

小さな旅(11) 雛のつるし飾りまつりと河津桜まつり その1

2007年03月15日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007

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今年のひな祭りの3月3日は土曜日にあたり、伊豆稲取温泉のつるし雛を前から見たいと思っていたので、2月10日から3月10日までの期間実施の往復JRの日帰りプランの「河津桜&雛のつるし飾りまつり」を申し込み出かけてきました。なお、稲取の雛のつるし飾りまつりは、3月31日まで開催しております。
日帰りコースには、稲取を先に廻るのと河津を先に回る2コースがありましたが、稲取を先に行くこととし東京8時発の特急踊り子号を予約しました。

稲取の雛のつるし飾りまつり
当日は、天気が良く10時05分には伊豆稲取駅に着きました。このコース(地図参照)には、伊豆バイオパークでの昼食がセットになっておりますが、昼には時間が早いのでつるし飾りを先に見ることにし、タクシーを1時間予約して雛の館から回りました。
・雛のつるし飾り
雛の和細工のさげ物の風習は、パンフレットによると、九州柳川地区、山形酒田地区、伊豆稲取地区の三地区が由来、文献等、つるし飾りの資料が現存しており、日本三大つるし飾りと言われています。古老のお話によると、江戸時代においてはお雛様を購入できるような裕福な家庭はまれで、せめて代わりに、愛する子供や孫の為に手作りの雛飾りで初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りまつりの発祥の由来と伝えられています。
つるし雛は、猿っこ、柿、唐がらし、座布団、這い子人形など数10種類ある各人形には「いわれ」があり、成長への願いを込めてお飾りが色鮮やかに、愛情あふれる手作りのつるし飾りで、雛壇のまわりにあふれています。
地元の文化の継承から始まった「雛のつるし飾り」も、今年で10周年を迎え毎年20万人以上の人が訪れるという、春の風物詩です。

・雛の館めぐり
稲取温泉の雛の館は、5箇所(地図参照)にあり、先ずは稲取漁港の海の近くのメイン会場の「むかい庵」のつるし雛の見物から始め、観光バスで来た団体客で込み合っておりましたが、会場に入ると沢山の赤一面の雛人形の周囲につるし雛があふれており、その華やかさに圧倒されました。

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つぎの館は、稲取の中央部の町並みの狭い路地にある「なぷらとと」のつるし雛を見ました。ここは、団体バスが入れないので最初の混雑した館とは異なり、観客は我々だけでしたので、ゆっくりと鑑賞することができました。その上、つるし雛人形の前で何枚もの写真撮影のサービスをして貰いました。

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たっぷりと鑑賞した後、3箇所目の館は広い公園内にある増築された「文化公園雛の館」に行き、雛人形の周囲に飾りつけてあるつるし雛以外にも、非常に沢山のつるし雛がつるされてありました

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また、この会場では、第一回雛のつるし飾りコンテストが開かれており、運よく3月3日の1日だけ開催の人間が衣裳を付け雛壇に上がる、ジャンボ雛祭り(トップ写真)が行われておりました。

      (拡大写真)           入賞作品(拡大写真)     コンテスト入賞授与

3つの雛の館を回りますと、少しばかり食傷ぎみを感じましたが、雛人形とつるし雛の赤一色に触れると暖かみが感じられ、古き日本文化の良さが伝わります。
つるし飾りまつりを堪能しましたので、昼食会場の伊豆バイオパークに向かいました。

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