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kan-haruの日記

小さな旅(11) 雛のつるし飾りまつりと河津桜まつり その2

2007年03月17日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007

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伊豆バイオパーク
「文化公園雛の館」を後にして、貸切タクシーで11時30分には伊豆バイオパークに着き、入場券売り場でJR日帰りプランのチケットを見せて、パークの入場券を貰いました。
入場券には、げんなり寿司善の昼食券とサファリバス券が付いております。

伊豆バイオパーク(東伊豆町稲取3344 地図参照)は、伊豆稲取から国道135号を進み稲取高校で左折して稲取高原へと向かい、バスで約10分の距離にあります。
園内マップを見ると、16000平方メートルの敷地内に「アニマルゾーン」、「スポーツゾーン」と「プレイゾーン」の3つのゾーンがあり、アニマルゾーンには30種、約1000本の梅があり、2月3日~3月11日の期間中梅まつりを開催し、稲取地区伝統の雛のつるし飾りを展示中との宣伝をしております。

パークは子供騙しの遊園地の感がありますが、なにしろここに入らないと昼食にありつけませんので、日帰りプランで来ると皆寄ることになります。天気の良い春の一日を、時間を忘れ子供に返ってバイオパークを一巡し、良い空気を吸って過ごすのも健康的です。
入園ゲートを入るとすぐ目の前で、お汁粉の無料サービスをしており、水鳥の池にはつがいのペリカンが珍しく羽根を広げて羽ばたいて出迎えてくれました。

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池の湖畔に昼食場の水上レストランがありますが、朝食が列車の中での駅弁でしたので、先ずはパークを一巡の探索からです。レストランの先からサファリバスに乗り、点在している動物の間を縫いながら巡回して降りると「わくわくふれあい広場」で、カットした3本100円の人参の餌を買い、草食動物とふれあって見ました。

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「アニマルゾーン」の周囲の道を反時計回りに進むと、梅園の入り口の前の展示館があり雛のつるし飾りを展示してあり、暖冬で早く咲いたので葉の出始めた梅園の梅を見ながらレストランに戻り、昼食を取りお茶を飲んで一休みしました。

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レストランは、つるし雛と河津桜を見物の客さんが、昼食を食べに次から次へと間断なく出入りして込み合っておりました。昼食を済ませ、13時26分発の満員の路線バスで、もと来た伊豆稲取に戻りました。

・風力発電機
伊豆バイオパークから望む対面の山に3基の風力発電機が見えます。この風力発電機は、静岡県の自治体(静岡県東伊豆町役場)としては初めての風車の複数機同時建設のもので、地球温暖化防止(二酸化炭素削減)、観光資源化と売電収入の確保を目的として作られたもので、平成15年12月から発電を開始しております。効果としては、本風力発電施設によって発電が見込まれる年間513万kwhの電力は、火力発電所に換算するとドラム缶にして6,040本の化石燃料を節約し、1,897tの二酸化炭素の削減効果をもたらすと称してます。


稲取温泉観光
伊豆急河津行きの14時17分出発までには若干時間がありましたので、伊豆稲取の駅前の商店の手作りつるし飾りを販売しているお店を覗いて見ました。どの店にも、個性のあるつるし飾りが沢山飾ってあり、ここでのウインドウショッピングも楽しめました。

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稲取温泉観光協会では、観光客の減少に歯止めをかけるため「事務局長」を公募し、シングルマザーの渡邊さんが選ばれて4月から任期につくという、最近話題になった観光地です。話題ついでにもう一つ、伊豆バイオパークの入園利用客が平成3年度の約50万人をピークに17年度は約19万人に落ち込むなど激減のため、沿線レジャー施設として建設された伊豆急行が他の観光レジャー4事業と共に、札幌市の加森観光(加森公人社長)へ5月中旬に経営譲渡するとの発表ニュースを産経新聞でみかけました。最近、各地でのテーマパークの衰退が見られるようです。

河津桜
河津桜は、花が大きくピンク色なのが特徴で、緋寒桜と早咲き大島桜の自然交配種と考えられています。1975年(昭和50年)4月に町の木として指定されました。
河津桜の原木は、伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点、河津町田中の飯田氏宅の庭にあります。2007年現在の樹齢約60年、樹高約10m、樹巾約10m、幹周約115cmです。
原木は、飯田氏が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、庭に植えたもので、1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けたと云われております。

「河津桜並木」は、河津駅近辺の河口から峰温泉までの河津川沿いに約3km続いております。今年の河津桜開花状況は、河津桜の原木は2月3日に1分咲きとなり、川原の河津桜は2月中旬ころ4分咲きからそろそろ見頃の時期に入り、27日にはところどころ葉が出てきたとのニュースでした。3月3日は、見頃を過ぎており葉が多くなっておりましたが、5日まで夜桜まつりを行っており、川原の通りは相当の人込みでした。

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河津桜の花見は2度目で、前回は平成12年2月23日に見頃の時期に見ており、今回は雛のつるし飾りを見るのが目的でしたので、前回を思い出して菜の花が咲く河津川沿いの沢山露天が並んでいる道(地図参照)を散策しました。河津桜の中の遅咲きの木は葉も多く無く、観光客もそれに群がって写真を撮っておりました。喫茶店で一休みして、17時12分発の踊り子号で帰路につき品川駅で下車しました。

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