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kan-haruの日記

小さな旅(12) 茨城古河 桃まつり

2007年03月27日 | 小さな旅
kan-haru blog 2007 

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古河市
茨城県の古河(こが)市には、菩提寺の神宮寺があり毎年春夏のお彼岸の中日と月遅れのお盆には先祖のお墓参りに行きます。昨年は、ブログを書き始めて間もなくの3月21日に行っております(「小さな旅(2) 菩提寺墓参」参照)。古河市はJR宇都宮線で上野から利根川を越え丁度1時間の距離にあり、古い城下町で市内にはお寺の数が多く、古河歴史博物館、鷹見泉石記念館、古河文学館、篆刻美術館(国登録有形文化財)と日本歴史小説家の永井路子が古河高等女学校(現古河第二高等学校)時代に住んでいた家などがある歴史と文学の街(地図参照)です。

桃まつり
利根川に近い古河市の南端の日光街道を西に折れたところに、四季折々に美しい花が咲く25ヘクタールにもおよぶ広大な古河総合公園があります。春に咲く桃は、矢口、立源平、シダレ源平、菊桃、寿星桃の5種類の約2000本の花桃が植えられております。

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毎年3月20日から4月5日まで開催されている「桃まつり」は、1976年(昭和51年) より開催されており、古河を代表するまつりのひとつです。
昨年は、お彼岸には咲いておりませんでしたが、今年は暖冬の影響で昨年より2週間早い3月2日に開花が確認さました。今までに、お彼岸中に花が見られるのは、3回目になります。

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そこで、今年は古河駅からタクシーを拾い、お墓参りの間待機してもらい、古河総合公園の裏口へと向かいました。総合公園の裏口から入るのは今回が初めてであり、「桃まつり」が知れてきたことで、表口の日光街道は2車線で混雑を避けるため、路線バスも裏口の発着になっておりました。実際は、裏通りも道は狭く、見物の車が渋滞しておりましたが、さすがはタクシーの運転手手馴れたもので、裏通りをさらに周り路して到着しました。
運転手さんにとっては、1年に1度の稼ぎ時です、渋滞でもたもたしていられないのです。


総合公園の裏口に入ると、右手の広場に古河市観光協会事業物産販売出店協会の30店の露店で花見用のやきそばやおでん、飲み物などの飲食物を販売しており、軽い昼食を兼ねた食べ物を行列して買い求めました。いつでも花見は、花より団子の仕入れが先になります。
裏から入るのは初めてですが、広場の奥では熱気球(バルーン)で20~30mの体験搭乗が千円でできますが、1時間待ちということで諦めました。広場のメインステージでは、古河吹奏楽団の演奏の準備が行われておりました。団子は仕入れましたので、2000本ある桃林の中の見頃の場所に敷物を敷いて、早速の花見の開始です。花見の場所には、サブステージで演奏をしている琴と尺八の合奏の曲が流れており、花見にマッチした雰囲気です。
桃の花の先具合は、未だ満開少し前の状態でしたが、前2回の時は完全な満開に当たり、周囲全面が真っ赤でその時には大変感動しました。


桃の花見と団子を十分と堪能しましたので、公園内の築山や鯉のぼりに菜の花などを見て、桃むすめとぬいぐるみに別れを告げ、路線バスで古河駅に戻り帰路に着きました。


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