店頭には門松やしめ縄が並び、食品売り場には正月の料理が並び始める。
デパートには、おせち料理の見本が飾られ、注文をする人達が並んでいる。
2万円~5万円ぐらいが多い。中には眼の飛び出そうな値段のおせちもある。
以前は、煮しめや出し巻きなどを作って重箱に詰めて正月を祝ったこともあったが、
最近は、元旦からスーパーは開いているので、温かい鍋ものやすき焼きなどで済ませてしまう。
隣近所や知人達は、大掃除が終わったとか、障子張りが終わったとか、
年賀状の投函も終わったとか、お歳暮の挨拶も終わったとか、
おせちの注文も終わり新年を待つばかりとか言って、何もしていない者をイライラさせる。
自慢ではないが、こちらにも終わった仕事が一つだけある。
お正月にゆっくりと読む本を買ったことである。
中古品とブックオフは、同じ建物にある。ズボンも欲しいし、靴も欲しいし、本も欲しい。
何を優先すべきか迷った末に、本を買った。無くても我慢できるものは買わない。
年金が入ったばかりであるし、年末なので無駄使いは許されない。
万円札を千円札に細かくすると、羽が生えてどこかに飛んで行く。
白壁に、真っ赤な梅もどきが映えている。
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