フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

毛利博物館と毛利氏庭園

2007-02-27 10:31:41 | 
 毛利氏邸は防府市にある。
戦国の西の勇として名をはせた毛利家には、国宝級の名宝が数々ある。
現在は、毛利博物館とになり納められている。
又そこに拡がる庭園も、瀬戸内海を借景として、すばらしい日本庭園である。


博物館より庭園を望む。


庭園内
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山口・秋穂(あいお)より

2007-02-25 22:08:54 | 
 久しぶりの遠出。一泊二日で、山口県「あいお荘」に行き、
旧友たちとのお喋りを楽しむ。食事は海老づくし。更なるご馳走は語らい。

山ばかり見ている私には、瀬戸内海に落ちる夕日も美しかった。
まぶしい光に包まれて落ちている太陽が、最後には輝きが消え、
柿が熟すように赤くなり、すとんと海に落ち、見る間に暗闇となる。





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「青春の蹉跌」

2007-02-23 14:01:55 | 
 石川 達三著 「青春の蹉跌」
昔、アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」と言うイタリア映画を観た。
ラストシーンは、豪華船のスクリューにからまったシートが海面から上がって、
完全犯罪が暴露された。そのときの音楽も哀しく忘れられない。
 アメリカ映画「陽のあたる場所」は、モンゴメリー・クリフト、
エリザベス・テーラー共演で、何度も映画館に通った。

「青春の蹉跌」も富と名誉だけを求めるエゴイストの青年が、
取り返しのつかない犯罪を犯すまでの物語である。

法学部の学生 江藤賢一郎は、難関と言われる司法試験にも、
一回で合格する秀才である。父は死に、母と二人の貧しい家庭である。
学資は、賢一郎の才能を見込んで、伯父が出している。伯父は、製陶会社の社長で、
莫大な財産を持っている。

 賢一郎には二人の若い女性がいる。
大橋登美子は、家庭教師時の教え子である。父は小さな印刷工場を経営しているが、
実母は死に継母と暮らしているが家庭的な愛情に飢えている。登美子は賢一郎を慕っている。
康子は、伯父の娘である。ブルジョアらしく気位が高い。賢一郎が司法試験に合格すると、
たちまち近づいてくる。康子は好きではないが、将来康子に分け与えられる財産に期待して、
結婚相手と考えている。

 登美子とは、スキーに行ったりしながら、結婚までのつなぎとしての遊び相手である。
その登美子から、妊娠を告げられる。登美子は産みたいという。賢一郎は処理しようとするが、
すでにその期間は過ぎていると医師から断られる。切羽詰って、箱根に連れ出し、
山中で首を絞めて殺害。康子との内祝言の前日であった。

 二日後、警察が彼を連れに来る。そこで聞かされた内容は、意外な事実であった。
血液型から考えるに、登美子の胎児は賢一郎の子供ではないとの事である。
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今大人気の歌

2007-02-22 21:53:09 | 日常雑感
 火曜日のNHK総合20時からの、歌謡コンサートで、
秋川 雅史さんによる「千の風になって」が歌われた。
新井 満氏訳・作曲である。感動しながら聴く。
良い歌なので欲しいなーと触れ回った。
すると今日娘が、大枚をはたいたと言って買ってきてくれた。
有難いことである。感謝!感謝!


私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています

あの 大きな空を 吹きわたっています

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梅に鶯

2007-02-21 21:46:22 | 写真
 広島市の北極にも春が来た。しかし、本年の冬は寒さも雪もない。
温暖化現象か?はたまた今年だけの異常気象か?春夏秋は例年通りであって欲しい。
異常気象の一年では困る。極端な水不足、台風や大雨、病害虫の大量発生等々。

 日中は、15℃ぐらいなりすっかり春の陽気である。
鶯もすっかり慣れた鳴き声で、美声を聞かせる。紅梅も満開になった。
S高校の校庭に植えられた紅梅が満開になると、卒業式であった。
答辞には、「馥郁と紅梅の香る今日の良き日に……………。」とあった。
懐かしく思い出される今日この頃である。

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将来の夢

2007-02-19 21:02:34 | 日常雑感
 何十年ぶりかの保護者会出席である。母親の代わりに出席する。
若いお母さん達に囲まれて、ちょっと気が引け、心持小さくなっていた。
学級懇談会には参加せずに、孫と一緒にドロン。
今日の授業は、「二分の一 成人式」との題であった。
小学校4年だからほとんどの児童が10歳になっている。
だから大人に半分ほど近づいたとの意味であろう。
授業では、「将来の夢」について全員発表し、
今日まで育てていただいたことへの感謝をこめて合唱して、一時間が終わる。
合唱曲は、スマップの「ありがとう」である。

 Hの将来の夢は、「コンピューター関係の仕事か、カメラマンになることです。
サッカーは趣味にしたいと思います。ブログを立ち上げて楽しんでいます。
中学生になったら、一眼レフのデジカメを買いたいと思います」とのことである。

 男の子で一番多かったのは、野球選手になるとの夢であった。
女の子は、お菓子を作る人、ペットショップ、介護士等であった。
女の子達は、目標と言ってもよく、足が地に着いていた。男の子達は、夢が多かった。

 我々の時代と比べたら、とんでもない夢が少なかったように思えた。
あの頃は途方もない夢を持ち、これ以上膨れるとはじけてしまいそうなことを考え、
毎日心は日本晴れであった。大きくなるにつれてしぼんでしまった。

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「天国までの百マイル」

2007-02-18 19:22:35 | 
 浅田 次郎著 「天国までの百マイル」 朝日文庫
善意に満ちた人々の住むメルヘンの世界である。感激しながら一気に読んだ。
現在では、このような奇跡は起こらないだろうと悲しい思いになった。

 城所安男は、商社マンの兄、医師の次兄、銀行支店長夫人の姉の4人兄弟である。
安男は、バブル崩壊で自分の会社をつぶし、家族も失った。
いまや別れた妻子への仕送りもままならないほど困窮している。
ある日、心臓病で入院している母親を見舞い、担当医から厳しい病状を告げられる。
助かる手段はただ一つ、神の手を持つと言われる天才心臓外科医・曽我医師の
バイバス手術を受けることだ。

 安男は衰弱した老母を、ワゴン車に乗せ、百マイル(約160km)の道を千葉にある
カトリック系のサン・マルコ病院を目指して出発する。
道々で出会う人々の善意、老母との心を打ち明けた会話、老母の主治医・藤本医師、
サン・マルコ病院の曽我医師等の善意あふれる言葉や行動は、古き昔の良き時代を思い出す。
多くの人々の誠実な努力と善意で手術は成功する。

 安男と関わり合いを持つ女性達も、愛にあふれた人達である。
特に、同棲しているホステスのマリは、デブでブスであるが、天使のような女性である。
親の愛も家庭の温もりも知らないのに、底抜けに明るい。マリは言う。
「愛されることは幸せじゃないけど、愛することって幸せだのもね、毎日うきうきするもんね」 そして、「幸せをくれた人には、有難うって言わなければね。
だあれもあたしの事好きになってくれないけど、あたしが好きになったのだから
やはり有難うって言わなければね」
別れた妻・英子も、退院後の老母の介護や子供達の気持ちを考え、
安男との生活をやり直すことを考える。

 兄達の冷淡な自己中心ぶりに腹を立てながら、自分の醜い姿を重ねる。
読みながら感激の涙が落ちる。浅田 次郎氏の作品は、ちょっぴり悲しく、
人間の優しさがあふれている作品が多い。
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あせび

2007-02-17 18:23:52 | 写真
 山に自生しているあせびの種類は沢山あるらしい。
種類により、生えている場所により、日光の当たり具合により、咲く時期は違っている。
写真のあせびは、白一色で晩生であるらしい。



バイキング形式のお店で昼食をした。隣のテーブルに4人組み女子高校生が座る。
今日は雨。傘も鞄も床に置く。床は濡れて滑りやすくなるが、我関せず!
食事中は大声で喋る。椅子に足を上げる。中の一人は食事が終わると化粧。
傍若無人と言う熟語を思い浮かべた。
中国に見習って、日本でも「食事のマナーを守る日」「大声で話さない日」
「周りの人のことも考える日」などを設ける必要があるのではなかろうか?
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列に並ぶ日

2007-02-15 22:18:38 | 中国
 中国・昆山在住のY氏からの写真である。
お寺の裏庭を写真に撮ったのであるが、ゴミ捨て場の写真のようである。
オリンピックに向けて、国中上げてマナーの向上に取り組んでいるとの記事を読んだ。



実際に、「列に並ぶ日」と言うのを設けて、取り組んでいるとの事である。
毎日いろいろなスローガン(?)を設けて取り組まないと手遅れになりそうである。
例えば、「ゴミをゴミ箱に捨てる日」「唾をはかない日」」
「大声で会話や電話をしない日」「交通ルールを守る日」「人を騙さない日」等々である。
値段はあってなきが如しは困る。
騙される方が馬鹿だというのも困る。
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ババシャツ

2007-02-14 15:49:29 | 日常雑感
 娘は私の肌シャツのことを、「ババシャツ」と呼ぶ。
この肌着は、二十数年間冬になると身に着けている物である。
商品名は、”ダマール”。友人が「暖かいから身に着けて下さい」といって貰った物。
当時は、少し厚手であったが、肌着とセーターだけの薄着で冬を過すことが出来た。
最近頂いたダマール製品は、薄手になっているが、以前と同じように暖かい。

 この肌シャツは、二十数年間洗っては身に着けしているので、
一番良く擦れるところが薄くなり、今は穴が開いている。
しかし全体的にはしっかりしている。だから棄てがたい。

 先日、着替えをしているところを娘達に見つかった。
腋の下の穴を見つけて、「破けている!!」と指摘。
「破けているのではない。風通しを良くするために、風穴を開けているのだ!」と反論。
呆れて笑っていた。

 時々娘は、「ババシャツを新しいのに替えたらいかがでしょうか?
ちょっと恥ずかしいと思いませんか?」とぬかす。
このシャツとも、今年でお別れしようかなー。


やぶ椿が咲いていた。GIMPで加工する。
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