２月が終わり明日から３月。春の訪れである。
しかし、春を素直に喜べない。自粛生活が緩むと同時に、コロナが勢いづくのではとの不安がある。
自然界は寒暖を繰り返しながら、春になりつつある。菜の花も開き、河津桜も花開く。
写真は、Y氏から送られた写真である。
横川会館での会合日である。新入会員いないので、高齢化が進み会員は少なくなるばかりである。
７０台から８０台の６人であるが、体調を壊す人が続発し全員が揃うことは少ない。
結成してから３０年ぐらいの時間が過ぎ去った。以前は公民館などでの講演もしていた。
また講演が出来るように研修会もしていた。
しかし何時の頃からか旅行を計画し、自家用車に分乗して歴史の勉強をした。
ついに旅行も難しくなり、現在では飲み会いをしながらお喋りをすることが多くなった。
この１年間は、会合もままならず休会が続いていた。
久しぶりの会合である。３月は会食の計画予定である。実行できることを祈る。
高齢になると日ごとに歳を取る。背骨の伸ばし方、歩き方、会話の内容等々である。
「学校の通行路の見守りをしているのだが、市から十分気を付けて見守りをして欲しい。
例え事故が起きても保証はできないと言ってきた。どうしたらよいものであろうか？」
との言葉をきっかけに、「今後どのように生きるのが良いのだろうか？」という課題に花が咲いた。
高齢になると、「個人の好きなように、我が儘に生きることが許される時である。」との意見が多かった。
自分は、「体力に応じて、ボランティアをしたいと。」と思っている。
今一番しなければいけないことは、足を治し正常な散歩が出来、農作業が出来るようにすることである。
高校時代の同級生に、いつも図書館の隅に座って勉強をしている女生徒がいた。
大人しく・礼儀正しく・真面目な人であった。
遊びたい人間が多かったので、「かまぼこ」等の悪口を言いながら彼女を敬遠していた。
やっかみもあり、近付く友は少なかったと思う。彼女は、京都大学で勉強するのだと言っていた。
中国新聞文化センターのクレドビルの募集を見ていたら、彼女の名前があり懐かしくなった。
京都大学の哲学科で西田哲学の勉強をし、ドイツに留学、博士号取得、大学教授になり、
退官して市民講座を受け持っている様子である。名前は、花岡永子氏である。
講義は、“「人間とは何か」哲学からの問い”となっている。
インターネットからも調べた。肩書は大阪府立大名誉教授・日本宗教学会名誉会員と付いていた。
国泰寺高校出身で、１９３８年５月生まれとなっていたので間違いない。
努力の人である。高校生として出会った時の差は小さくても、
あれからの六十数年の積み重ねでは大きな差となって現れる。
しかしもう一度人生をやり直しても、彼女のような猛勉強はしないし、出来ないであろう。
自分自身の人生も、結構楽しく生きるに値するものであった。
寒暖の差が大きく、太陽の下でも気温が上がらない。
足が冷えて痛みも出る。痛みが出るのは悲しく辛い。
いつまでも痛みの出ない、元気な身体になりたいと思って鍛えた積りなのに、
あそこもここも痛いとこだらけである。
川柳にある通り、「３時間 待って病名 加齢です」
「恋かなと 思っていたら 不整脈」「老人会 コーヒーの話題は 痛み箇所」
その通り！！自分の事を笑わないと気分が滅入る。
クリスマスローズが、地中から沢山の蕾をもたげた。暖かくなったので目が覚めたのであろう。
スマホで撮った写真をパソコンに移し、さらに縮小してブログに挿入した。
生の原画写真の容量は、約4MBである。見にくくならないくらいの容量に落とし、
ここに挿入した。
気温の変化が激しく、春と思って顔を出した途端に、
凍るような寒さになり、蕗の薹も吃驚していることであろう。
今日は老人会の百歳体操。体操後はコーヒーを頂きながらお喋り。
昨日の川柳を真似て一句。
「腰よりも 口に付けたい 万歩計」 足はふらふらしていても、口だけはしっかり回る。
写真はカメラからパソコンに取り込むよりも、
スマホからパソコンへ取り込んだ方が良いと教えられた。
機械音痴の自分は、何事も今まで通りでなくてはできないと思い込んでいる。
頭が固く、融通が利かなくなっている。明日はチョットだけ踏み出してみよう。
知人から川柳を見せてもらい大いに笑った。
〇日帰りで 行って見たいな 天国へ
〇延命は 不用と書いて 医者通い
〇三時間 待って病名 「加齢」です
〇目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ
〇起きたけど 寝るまで特に 用も無し
〇改札を 通れず よく見りゃ 診察券
〇誕生日 ロウソク吹いて 立ちくらみ
〇万歩計 半分以上 探し物
〇この頃は 話しも入れ歯も かみ合わず
〇目には蚊を 耳にはセミを 飼っている
長く使うとすべての物は劣化する。自分の身体の劣化を認識すると同時に、
カメラからパソコンへのリード線が機能を停止した。
今後の使用時間を考えると、新しいカメラは購入したくない。
このカメラは、Hの君が小学生の時に購入したものである。
あまり面白くないとのことでもっと性能の良いカメラを求めたので、自分に転がり込んできた。
１５年ぐらい使ったカメラである。リード線さえあればなんとかなるのであるが・・・・。
残り少ない人生であっても、もう少し写真を楽しみたいので奮発することにする。
年金生活者にとっては、結構痛い出費である。節約して楽しみを失うことは意味がない。
来週は新品カメラが届くかな？最後のカメラである。
今日は、春のような気候。N夫妻に枯れ木や不要な枝の整理をしていただく。
明日からは、これらの後始末をするが、ゆっくり膝に負荷を掛けないように気を付けて仕事をしよう。
とにかく膝の状態を治さなければ、今年の農繁期を乗り越えることが出来ない。
当分は写真を挿入することが出来ない。
老化が膝に来た。１０月下旬ごろから痛みがあったが、
使い痛みで回復に時間が掛かるのだろうくらいに考えていた。
先日の寒さで、ついに音を上げてしまった。それでも筋力を鍛えれば何とかなると思った。
しかし、ついに歩くのが難しいくらい痛みが出た。それでも、整形外科に行くのは恐かった。
午前中は薬が無くなったので行きつけののクリニックに行く。
「変わりはありませんか？」と訊かれたので、「まあまあです。」と答えた。
帰宅後、同居人から「どうだったの？」と訊かれたので、「整形には行かなかった。」と答える。
大叱られして、「悪化して動けなくなったらどうするのよ！すぐに行こう！」と言う。
幸い目的の整形外科医院が開いているので、自動車に乗る。
土曜日の午後であるにもかかわらず、整形外科医院は大はやり。
待合室での時間が長い。レントゲンを撮り診察室に入る。大根足を出した途端に、
「水が溜まっていますね。抜きましょう。」と簡単に言い、「チクッとしますよ。」の言葉も終わらぬうちに針を刺す。
これが恐ろしかったから診察をためらっていたのだ。
「14ｃｃ取れました。歳にしては傷みが少ないですよ。濁らず綺麗な水ですから大丈夫ですよ。」
何かよー解らんが少し痛みが和らいだ気分。その後電気を掛けてリハビリー。
予約を取り、痛み止めの薬を貰ってやっと解放。車の中で同居人に平謝り。
気分が少し落ち着き、久しぶりのビールが美味しかった。
元気であるとか、頑丈な身体とか過信してはいけない。実年齢をしっかり頭に入れなければいけない。
「まっすぐに生きて来た積りなのに 腰や足が曲がる なぜだー！」
大雪であちこちで大渋滞が発生し、３０分の距離を４時間かけて出勤したとの声を聴く。
先日は最高気温１５℃にもなる春爛漫の気候なので、冬用タイヤを履き替えたと話す人もぼちぼちあった。
同期の人達から送られる写真も、梅の写真と雪の写真である。
三寒四温なる言葉がピッタリであるが、もう雪景色は見られないだろう！
昨日までの晴天が噓のようである。昨夕方は一変して銀世界。
視界を遮るほどの雪が降り続く。気温が高いので、路面まで積もることはない。
所用で可部まで行く。昼間も降り続くので、動けないようになるのではないかと不安になる。
夜になるが今もまだ降り続いている。一日中気温は上がらない。
底冷えのする日であった。体中が痛かったり強張ったりとご機嫌斜めである。
春の陽気が続くようになると、少しは滑らかに動く体になってほしい。
