T家への手間返しに行く。40代後半の息子さんが、手伝いに帰っておられる。
羨ましい限りである。稲刈りを一緒にすると、老女には気付くことが多い。
”稲刈り”と、”草刈り”は、左手の使い方が異なる。
小さい時から見よう見まねで農業をしていると、自然に身体が動くようになる。
現場でその違いを講義するわけにもいかない。定年後、家業を継ぐ気があるのなら・・・・・。
この違いは、両親しか教えることが出来ない。いくら近所の世話焼き婆さんでも、口が滑っても言えない。
同じことで、自分も知らないことを平気で喋ったり行動したりして、専門家から見ると笑止なことであろう。
全てのことに、初心者になって、しっかり眺め学ぶ気持ちを忘れないようにしよう。
2日間の連続稲刈りで、足がフラフラするくらい疲れた。
明日1日は、朝寝をしてゆっくり休もう。体力を取り戻して、又働こう。
草刈りが残っている。それが終わると、トラクターで田圃の耕耘をする。