今夜は曇りになりそうで、中秋の名月には逢えそうもない。
デイサービスでの説明で、ススキと茅のことが話題になった。
ススキの穂を取り除いたら茅になり、白川郷などの屋根葺きをするとのことであった。
両親が生きている時には、我が家も茅葺きをしたことがある。
大変な労力のいる仕事である。現在では、民間人で茅葺きをする人は少ない。
入所者を見ると、「何が楽しいのであろうか?未来に何を期待しているのであろうか?」と考えてしまう。
朝起きて、「今日の計画は?今日、TVの見たい番組は何かな?」等のことも考えない。
「私はどうするの???」と言う人がほとんどである。
何をしても、何を聞いても覚えていないとの状態である
このような状態になるまでには、強い葛藤の時期があるのであろうか?
今から寒くなるのか、暑くなるのかと訊かれた。寒くなるので、気を付けましょうねと答える。
何月何日何曜日も分からなくなるが、食事の事だけは覚えているのが不思議である。
「今日は他人の身 明日は我が身」とは思うが・・・・・・。
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