今日から5日間業者の農業祭が、グリーンピアせとうちを会場として行われる。
初日に行ったが、来場者の90数%が高齢者である。
現役と見られる人は、制服を着た業者か、首に身分証明を下げている関係者ばかりである。
週日だから若い人がいないのであろう。
そのことは農業従事者には、若者がほとんどいないということを物語っている。
政府は、農業政策の変革をしようとしている。
長期間減反政策を押しつけてきたが、今度はそれを変えようとしている。
それが出来るのは、大企業が農業分野に参入した場合であろう。
小規模農業では資金が続かないであろう。まして個人農家特に高齢者農家は、自然消滅するだけである。
今後は大規模農家や企業を相手にしないと、農機具屋さんは生き残れないと話し合った。
また政府は、農家に出している補助金も減額との意向を発表した。
しかし、農民は誰も怒らない。国会議事堂前に自動車を乗り入れて暴れることなど考えもしない。
ぶつぶつ言うだけで、大っぴらにシュプレヒコールもしない。
我々の選んだ国会議員さん達が決められることだからと、観念しているのだろうか?