フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

家庭訪問

2007-04-28 22:13:29 | 日常雑感
 小・中学校の先生方が来られる家庭訪問の日である。

 中学校の担任は、ベテランの女先生である。月並みな挨拶が終わる。
母親が勤務なので、祖母のブーコさんが引き受けることになった。
「先生、コーヒーにしましょうか、お茶にしましょうか?」すると、
「何もいりません」との返事。その後の会話がスムースに流れない。
先生の方が一方的にお話になる。

 小学校の担任は、男先生。「コーヒーですか、お茶ですか?」
「コーヒーを下さい」との言葉に、お喋りのきっかけが出来た。
お話しする間に、先生の価値観がおぼろげながら見えてきた。
ブーコさんの考えも喋る。親も教員も子供のサポートはするが、
最終的に決めるのは子ども自身であるという一致点も見つけた。
また、得になることばかりを追い求めるのではなく、
時には不利と分かっていても、しなければいけないことがある。
このことは、小学生の時に会得しなければならないとの話も出た。
結構楽しいお話が出来たひと時であった。

”一杯のコーヒーから、………………。”という歌もあるが、
飲み物を前においてお話しすると、和やかな雰囲気になる。
向き合ってのお話だけでは、型どおりの硬い話になる。
フッフッフと思い出し笑いをしながら書いている。




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宮島遠景

2007-04-26 22:22:52 | 写真
 広島の世界遺産「宮島」を、対岸の安芸グランドホテルより眺める。



 写真には写りにくいが、人の目にははっきり映る。それは赤い鳥居である。
海には牡蛎筏が浮き、風もなく、波も穏やかである。
まさに「春の海 のたりのたりかな」がぴったりするひと時である。



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初心者パソコン学級

2007-04-25 22:19:02 | 日常雑感
 公民館主催の「初心者パソコン学級」の日である。ローマ字入力をする。
「字を大きくしましょう。反転させて16ポイントにしましょう。」次には
「選択をして字の色を変えましょう」などと何の気もなしに喋る。
すると受講者から、「洗濯、洗濯と言って何を洗濯するのですか?」とか、
「選択するという言葉と、反転させると言う言葉の違いはどこですか」等の質問。
そして、「言葉を統一してください」との声である。さて困ったなーぁ!!

 クリップアートの挿入をした。受講者はびっくりしたり、感心したりであった。
「ホーゥ!」「ワー!」と言う声に続いて、「すごい!」「えらい!」の褒め言葉。
めったにない感動の時を味わった。それを指導している自分が偉くなったような錯覚。
自分も数年前に味わった新鮮な驚きの気持ちを思い出した。
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山ウド

2007-04-23 22:20:50 | 絵手紙
 K氏から、久しぶりの絵手紙である。筍と山ウドの贈物に対する礼状。



広島の女神とは、ブーコさんのこと。
絵手紙の山ウドは美味しそうに上手に描けている。
山ウドは、地上に出た新芽を食べる。独特の香とほろ苦さが春の味。
大きく枝を伸ばしても、伸びた新芽を酢味噌とか天ぷらで食べる。
それは初夏の味である。

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赤い風船

2007-04-22 10:38:06 | 日常雑感
 中国新聞に、童謡「シャボン玉」についての記事が載った。

  野口雨情作詞、中山晋平作曲 シャボン玉

  シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
  屋根まで飛んで こはれて消えた
 
  シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
  生まれてすぐに こはれて消えた
 
  風々吹くな シャボン玉飛ばそ


よく知っている童謡であるが、
この中に、雨情氏のやるせない心がかくされていることなど思ってもみなかった。
最初の発表は、宗教雑誌との事である。亡き子を思う親の心を切々と歌っている。

 加藤登紀子氏の歌う「赤い風船」を聴く。
途中で耐えられなくなって、曲を変えた。

  水木かおる作詞 小林亜星作曲 「赤い風船」
  赤い風船 手にもって
  走ったり ころんだり 笑ったり
  いつもひとりで たわむれている
  可愛い坊やは 空が好き    
 
  赤い風船 手をはなれ
  青空にふわふわと 飛んでった
  坊やびっくり 追いかけようと
  大きな通りに 飛び出した
  …………………………
  赤い風船 ゆらゆらと
  青空を さまよって 探している
  どこへ行ったの 可愛い 坊や
  可愛い坊やは もういない
  可愛い坊やは もういない


辛く、悲しく、苦しい歌である。どのようにして出来た歌であろうか?


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初夏

2007-04-20 22:26:15 | 写真
 朝晩はストーブが欲しいが、昼になると半袖になりたくなる。
暑いのか寒いのか、何を着たら体が喜ぶのか分からないこの頃である。
庭先にはラベンダーが咲き始めた。触れると芳香がする。
ベッドの側には、ラベンダーオイルを置いている。
精神をリラックスさせる匂いである。北海道のSさんから送られたものである。
北海道のラベンダーは、まだまだ蕾も付けていない事であろう。
K先生のところでは、ボタンを室内で育てられている。
風や夜露で、花びらが傷むこともなくご機嫌よく咲いている。
我が家のボタンはまだ咲かない。蕾の先端にすこし色が付いている状態である。



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朝霧

2007-04-19 22:42:22 | 中国
 中国・昆山在住のY氏からの写真である。
濃霧の朝の公園風景である。水に写った橋は、桃源郷である。
夢の中で出会ったような、光の中に吸い込まれそうな風景である。



この公園では、つつじも満開である。

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楽をすると

2007-04-17 22:42:53 | 日常雑感
 農家が頑張って米作りをしても、ほとんど収入にはならない時代である。
しんどい思いをしても報われることは無いと知りながら、
なぜ米作りを続けるのか?まして苗まで自分が作るようなしんどい事をするのか?
このようなことを愚痴っていた時、77歳になる男性は言われる。
「この歳になると、一度楽をすると二度としんどい仕事が出来なくなる。
若い時なら今年楽をしても、来年はまた頑張れるだろう。
歳を取ると楽をしてはいけない。」納得!納得!
今年もしんどい仕事を頑張ろう。

 花が一度に咲いている。季節がすこしずれているようである。
チューリップ、もくれん、ライラック(リラ)、アイリス等が咲いている。




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発芽

2007-04-15 22:11:34 | 米作り
 約30℃の温床器に数日間入れて、発芽さす。
数センチに伸びた黄緑色の芽になったので、
温床器から出し保温の効くテントに移す。
これから約3週間ぐらいをかけて、太陽の光に十分当て、緑色の強い芽に育てる。
その苗を本格的に水田に移す。


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「勝負の極意」

2007-04-14 22:22:46 | 
 浅田 次郎著  「勝負の極意」 幻冬舎アウトロー文庫
浅田次郎が、作家になるまでの「二足のわらじ人生」を語った講演会の文章。
小説家になりたいというわらじと、裏街道人生というわらじを長年履いてきた。
その中で三つの自戒を心に留めてきた。それは我々にも当てはまることである。
一つは、”嘘をつかない”
 嘘をつくと言うことは時間・体力を浪費する。
 次々に嘘をつかなくてはならなくなる。
二つは、”見栄を張らない”
 大きなエネルギーの浪費である。お金もかかる。
三つは、”愚痴を言わない”
 エネルギーを浪費する前に、失ってしまう。
ウソ、ミエ、グチによって、二足のわらじどころか、一足のわらじも履けなくなる。
小説家になりたいと言う執念から、ついに悲願を成就した。

 競馬人生なども歩かれた浅田氏の痛快人生論である。


花蘇芳 マメ科である。花言葉は「豊かな生涯」である。
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