毎日家族連れで草を食んでいる。鹿の一家である。
草原で、平気で小鹿に乳を与えている母鹿もいる。丸見えである。
栗林で遊んでいる鹿は、3頭である。時々私に注意を払いながら、
逃げも隠れもせず、悠然と遊んでいる。
久しぶりにIさんと会い、25~30分ベンチに腰掛けて喋った。
まだ70歳になったばかりの若さである。しかし調子を崩している。
70歳を過ぎると至る所にガタがくるのと、本人は言う。
75歳を過ぎると更にガタが来て隠すことさえ難しくなる。
朝目が覚めると、すぐに犬の散歩に行ける日は、体調の良い日である。
意欲的に仕事をこなすことが出来る。めんどくさいなーと思わずに仕事が出来る。
目は開いているが布団から抜け出せない朝は、一日中仕事がはかどらない。
雨が大降りになった。明日も雨降りの予報である。仕事をしたくない病に罹りそうである。
昨夜から未明にかけて、避難準備情報がでる。
外は真っ暗。時々稲光と雷鳴がとどろく中、バケツをひっくり返したような雨音。
その状況で、サイレンが鳴り有線放送が避難を呼びかける。
最近、この状況は二回目である。昨年までは大雨でも、
サイレンが鳴る事や避難の放送がある事もなかった。
山は手入れをしていなので、鹿や猪の遊び場になり、保水力は失せていると思う。
田圃は、耕作放棄地が年々増えているので、保水力なしである。
大雨が降るとすぐに低地に流れ、河に行く。
河には土砂が溜まり、中州には樹まで育っているので、大量の水を流す力に欠ける。
災害が起こり易い状況である。災害を起こさないと梅雨は明けないのであろうか!
昨夜の天気予報から雲の動きを見て、朝8時頃までは雨は降らないと予測する。
6時過ぎから8時頃までに、田圃の周囲の草刈りを実行する。
ほとんど仕事が終わる頃、雨が落ち始めた。帰り着いたら本降りになった。
10時前後から雷雨になり、大雨警報、避難準備情報等が出て騒がしくなった。
サイレンもがなり立てていたが、午後は落ち着いている。
すべて空振りであって欲しい。
今夜にかけて更に雨量が多くなるとの予報であるが、何事も起こらないように祈りたい。
今日は、計画した仕事を終了したので、「しあわせ」である。
他人から見たら「何が!」と疑問かもしれない。
「しあわせ」とは、心が満ち足りて、にっこりと笑えるくらい穏やかなようすの事である。
「幸福」とは違う。お金持ちになったのでも、社会に認められたのでも、
大仕事をしたのでも、家族が喜んだのでもない。
歳を取ると、味覚も徐々に鈍ってくることを再認識した。
昨夜、夕食のおかず2品を、近所の方から頂いた。
その方は80歳を過ぎた老女である。
時々頂くのであるが、味がふらつきだしたのは感じていた。
頂いたのは、ひじきの煮ものとアスパラの肉巻である。
どちらも醤油・塩が効き過ぎ、からくて食べられない。
娘曰く。「もったいないから小分けにして冷凍し、時々お弁当に持って行くよ」
数年前、娘から味のことを指摘されたので、
煮物をする時には、一定の味にするため、水と醤油の量を計ることにしている。
味見をしながら料理をしたのは、若い時の事である。
炒め物等は薄味にして、食べる時に各自好きなドレッシングをかけると出来上がり。
食卓で、味付けについて指摘されるのは気分が悪い。