毎回の拙い文章を読んでいただき有難うございます。
あと数時間で2020年は去り、新しい2021年になる。
今年はコロナコロナでいつしか月日が過ぎた。
終戦の年に小学校1年生であった。元旦には学校に行き新年互礼会があった。
その時には新しいモンペとカーデガンを買ってもらって、登校した。
ズボンではなく絣のモンペを着用して登校した。新しい物を着られるのが嬉しかった。
履物は、前夜に編んだ草履を履いて行く。自分の編んだ草履である。
草履は大事に履かないと、自分で作らなければいけない。
ゴム靴を見たのは、小学校3年生の時である。学校に配給品として送られるので、くじ引きをする。
ゴム靴がクジで当たったのは、3年生の秋頃であろうか。嬉しくて当分履くのがもったいなかった。
履き始めたら、すぐに雨漏りがするようになってしまった。
周囲はみんな貧しかったので、惨めとも恥ずかしいとも考えたことはなかった。
古き良き時代だったのであろうか!!
来年はもっと楽しいことを書きたいと思う。