最近のいじめは、命に係わる徹底的な戦いである。
我が子供の頃もいやな出来事はあった。あだ名である。
あだ名を付けられるような嫌な性格であったのかもしれない。
大きな声でそのあだ名をはやし立てられると、「今に見ていろ!」との根性が沸き上がった。
そのあだ名は「タヌキ」である。
相手をだました覚えはないが、相手には逃げられたとの感覚があったのであろうか?
「宿題も見せてやらない!」とか、「問題が解けても教えてやらない!」とのしぶとい根性を培った。
小・中学校で言われ続けた。高校では何もなかった。
大学時代は、「おばちゃん」である。同期生たちのほとんどが、現在もそのように呼ぶ。
会うと皆そう呼ぶので、同期生らの妻たちは失礼なと思うらしい。
「そのように言っては失礼よ。」と注意しているらしいが、言われている本人が「はい」と返事をしている。
メールの呼びかけも、「おばちゃん」である。私は、「もう一つ”あ”が増えなければそれで良い」という。
もう一つ増えると、「おばあちゃん」になるからである。現在はそのように呼ばれても似合わない歳ではない。