フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

夜空の花束

2008-08-31 21:56:22 | 写真
 8月30日に行われた土師ダムでの花火大会の写真である。
撮影者は孫。この写真を更に美しく見えるようにするのには、
どうしたらよいかなーと言ったら、
「ブーコさんの顔写真を入れたら、更に花火がきれいに見えるよ」
とカワイラシイ発言をするのは、娘である。こんな教育誰がした!

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虹と雨

2008-08-30 23:54:33 | 日常雑感
 晴れ、曇り、雨と一日の中で、目まぐるしく変わる。
人の心のように、民主党の女性議員のように、激しく変化する。
”人の心と、秋の空”

夕方・18時過ぎ。東の高い山は、太陽の光で染まり、
山のふもとに雨が降ったのであろう、虹が見えた。
虹は、太陽光が眩しかったのか数分で消え去った。



 南西からは雨が押し寄せてきている。夕焼けと雨雲が同時である。
この景色は、笑おか泣こかと迷っている表情に見える。
この数分後には、我が家も雨になった。すぐに止んだ。


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「薔薇盗人」

2008-08-29 16:16:49 | 
 浅田 次郎著  新潮文庫  平成12年8月発行
短編集である。 あじさい心中、死に賃、奈落、佳人、
         ひなまつり、薔薇盗人の6篇

”佳人”
 痛快で読みながら笑える。
人間の持つ不思議さに出会い、人生って最高と。
70歳の女性(オバアチャンではない)に乾杯!
「よくぞ書いて下さいました」と浅田氏に感謝!

 元旦の午後、70歳になる母は、ショルダーバックの中から
写真を取り出し、新一と妻の前に並べる。
母は若い頃から色々と活躍し、美しく老いたようである。
母は、これと思う娘さんを、頃合いの男性に紹介して欲しい、
すなわち仲人を頼むということである。
いつもは柳に風と受け流したが、
今回は部下の吉岡 英樹に紹介したらと考え、本気になった。
会社の人事部では、吉岡を海外駐在支店長にと目をつけている。
新一にとっては、大切な部下を手放したくない。そのためには、
家庭を持っていることが、一番の条件である。

 吉岡は、38歳の独身であるが、
全ての点で非の打ち所のない完全な人物である。
一流大学卒の商社マン、明朗闊達、語学堪能、身長180cm、
ギリシャ彫刻のように端正な顔、スポーツマン等々。
こんな男性いるのかなー!陰の声)
早速、吉岡に電話をし、遊びに来るように伝える。

 次の朝、吉岡は磨きたてのBMWに乗ってきた。
新一は、吉岡と二人だけで話したいことがあると言って部屋に通し、
単刀直入に訊ねた。「ホモか?」「インポか?」「恋愛トラウマか?」
どれも「ノー」であった。新一は安心して、
「母の話を聴いてやって欲しい」と言った途端に、
吉岡の表情がこわばった。
「何の話ですか?まだ心の準備が………」
(吉岡の表情表現が面白いので、噴出してしまいそう)

 吉岡と母二人だけを部屋に残したが、
新一夫婦は気が気ではない。
耳を澄ましても会話は聞き取れない。ささやき声がする。
「ロリコン?まさかな」 「まさかね。ババコン?」
「まさか………」「まさか、ね………」

 一時間も過ぎた頃、二人が上気した表情で居間から出る。
「話が長くなりますので、お母様をお借りします。
ベイ・ブリッジを見たいとおっしゃるので、横浜までドライブして、
ホテルで食事でもします」吉岡は、母にコートを着せかけ、
腰を抱き寄せた。
母は、「ああ嬉しい。何だか二十歳の娘に返ったみたい」と言って、
二人はBMWに乗って走り去った。

 「まさか、な………」そういうことになったら、自分は会社で
どんな顔をすればよいのだろうと、新一は思った。

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実り(無花果)

2008-08-28 09:45:46 | 日常雑感
 一雨ごとに涼しくなるとの言葉通り、急激に気温が下がった。
”目にはさやかに見えねども、風の音にぞ驚かれぬる”
という風情を味わう期間さえなかった。
大きな足音を立てて、秋がやった来た。

実りの秋である。
コシヒカリと同じように早く実るものに、イチジクがある。
熟れると早く取り入れないと鳥が狙う。
また取って保存する事が難しい果実である。
一番の保存場所は、お腹の中である。

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稲穂

2008-08-27 22:42:47 | 米作り
 早期栽培のコシヒカリは、刈り取りが始まっている。
我が家のモチ稲も、色付き始めた。
もうすぐ刈り取りである。
収穫の遅いヒノヒカリは、青々としている。
花を咲かせている田圃もある。

 今は、緑の田圃や黄金の田圃は、パッチワークのようである。
10月半ばには全て刈り取られ、パッチワークは跡形もなくなる。



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美人薄命

2008-08-25 22:10:13 | 日常雑感
 色白・細面のかぼそい事が、美人の条件であった頃は、
美人薄命という言葉も真実味があったと想像できる。
現在、この言葉は死語に等しい。
女性は元美人も、90歳、100歳まで生きる時代である。
男性よりも長生きをする時代になった。
”華奢な”という言葉を使いたくなるのは、男性に対してである。

 今朝は、”美人薄命”が当てはまる現象を見た。
昨夜咲いた月下美人が、かろうじて生きていた。
しかし、太陽が昇り始めるとすぐにしぼんでしまった。
ほんの数時間の開花であった。
蕾が出来始めてからの長い時間の後に、
数時間だけ花開いてしぼむのは、いさぎよすぎて、哀れである。

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東予国民休暇村

2008-08-24 21:20:14 | 
 東予国民休暇村の5階の部屋から、瀬戸内海を眺める。
雨上がりの汚れを落とした景色は、透明感がある。
このホテルに何度も足を運ぶのは、建替えて数年目なので、
シミがなく気持ちが良い事と、夕食・朝食が楽しみだからである。
二食ともバイキングで、海の幸がふんだんに使われている。



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急に涼しくなった

2008-08-22 22:39:10 | 日常雑感
 盆過ぎから、急に涼しくなり、夜は大布団まで出した。
ゆっくりと涼しくなるのではなくて、ある日を境に変わった。
”中庸”という言葉は知らないようである。
野菜も季節を感じ、夏野菜は急に衰えて来た。
花も夏から秋へと忙しく入れ替わっている。稲も色付き始めた。

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トロッコ列車

2008-08-21 21:53:48 | 
 木次線トロッコ列車”奥出雲おろち号”は、
備後落合駅から木次駅まで走っている。
8月中はほとんど毎日走るが、9月以降は毎日ではない。
金、土、日が多いようである。調べる必要がある。
トロッコ列車に乗るには、指定席券が必要である。



 三井野原駅から、出雲坂根までの標高差は、約160メートルをある。
それを移動するには、3箇所にスイッチバックがある。
ゆっくりと(人の歩く速さぐらい)上り、下りする。
手を差し伸べると、山の木々に触れる事が出来そうである。


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秋の気配

2008-08-20 23:06:24 | 
 広島県境・中国山地にある”県民の森”に行く。
空気はひんやりして、風は肌寒い。
木の葉は、色付き始めているのかなと思わせる。




 葉の色は、秋色だと勘違いした。新芽の色だとの事。
確かに、新しい枝に付いている葉だけ赤い。
その他はまだ青である。秋の色はない。
しかし、風からは秋を感じた。””小さい秋みーつけたー!
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