乾燥注意報が出ているのに、今日は梅雨入り。明日は雨になるのかな?
「尚バラ」とは、孫が小学校卒業時に頂いたミニバラなので、名前が不明である。
ミニバラとは思えないほど大きい花を付けるので、孫にちなんで「尚バラ」と付けた。
Hさんの入院で、郵便物を郵便局に当分預かって頂く手続きをするのに、私が行った。
手続きは原則として、本人か親族でないとできない規則とのことである。
検査するとすぐに入院が決まったので、本人が手続きをするのは無理である。
息子は勤務先を休めない状況であるから、他人が行った。委任状が要れば取ってくると言ったが、
今回は私の住所・電話番号・免許証写しで取り扱っていただいた。
地域の郵便局なので、みんな顔なじみとのこともあるので、規則破りができたのだと思う。
人口の多い都会では、今回のような処置は難しいと思う。ではどうする!
手続き終了後、「Hさんと同居のご家族はおられないでしょうね。
郵便物はご家族全員のが停まりますので確認をいたします。」との言葉。
「ナヌー!!家族がおらんから他人が来ているのにー!」と口から出そうになったが、呑み込んだ。
世の中には、そのような家族とも言えない家族ももいるかもしれない。
しかし、事故が起っては困るからとの郵便局の配慮は解るが、
今後は家族のいない高齢者が増えるのではないだろうか。
その時にはどうするかを、早急に考えなければいけない時にきている。
真夏日が続く。身体を暑さに慣らしているが、やはり堪える。
田圃に入るのは、水の中なので”甲羅干し”、畑の時には”天日干し”と区別している。
どちらがしんどいかとなると、”甲羅干し”であろう。
泥田の中だから足は抜けないし、水の中であるからチョイと座ることも出来ない。
畑での仕事は、ズボンの汚れを気にしなければ、どこにでも何時でも座ることができる。
畑の草取りでは、丁寧に一本ずつ抜いていたが、時間がいくらあっても終わりそうにない。
長時間の”甲羅干し”もしんどいので、鍬で削ずって終わりにする。今日は綺麗になったように見えるが、
雨が降るとすぐに芽を出して、草畑なるであろう。これを「いたちごっこ」と言う。
夕食時。娘は仕事で疲れているが、食卓に着く。
食卓に並んでいる料理の中で、口当たりの良い物、自分の好きな物だけを食べて、「ご馳走さま」をする。
つい口が滑って、「お肉も嫌いな物も食べないと、丈夫な体にならないよ」と言ってしまった。
すると娘は、山本リンダの「狙い撃」の曲で、歌い始める。
「ウザザ ウザザ ウザババア ウザザ ウザザ ウザウザヨ」
隣で食べていたHに、「そう思うよね」と声をかける。
Hは、「しらん。」と答える。これが正解。触らぬ神にたたりなしである。
エベレスト登頂を果たした三浦氏の生活について放映していた。
鍛え方は並ではなく、凡人には夢のような話である。
当然食べ物にも、細心の注意を払い、あらゆることを考えて摂っている。
朝は自家製のジュースを作って飲むとのこと。ジュースの中身は、
酵素を含んだものを沢山入れている。納豆やヨーグルト・キムチまで含んでいた。
面白い味のジュースができることとであろう。
我が自家製ジュースは、酵素が足りないので、材料費が安く食べられそうな納豆を入れてみた。
今朝のジュースの中身は、牛乳。バナナ・リンゴ・ケール・セロリ・きな粉・はったい粉・納豆である。
周辺に転がっている物を、手当たり次第入れる。毎日色・香り・味が変り、同じものは二度と出来ない。
三浦雄一郎氏のように考えて作るのではなく、手当たりしだい好きな物を入れる。
我が家の住人は、「気持ちわるーぅ!」と言って、眼をそらす。
夜になると、明日一日の計画を立てる。
計画が実行できるのは、暑さ寒さが堪えない気候の時が多い。
今日も、朝は元気に仕事を始めたが、10時頃になると背中から太陽光線がジリジリと射す。
すると、いつ終りにしようかとばかり考えると、仕事がはかどらない。
11時になった。「もう堪らん!」と家に帰る。コーヒー飲んで昼食食べてのんびりすると、
自然に眼が閉まってしまう。午後は、「仕事したくない病」に罹って、一日が終わってしまう。
計画の半分も終わっていない。これの繰り返しである。
市民病院に心臓の検査に行くと出かけたHさんは、そのまま入院になってしまった。
歳を感じさせない元気さで野菜作りに情熱をかけているが、83歳の高齢であることには変わりない。
三浦雄一郎氏は、本日エベレスト登頂に成功。世界で最高齢の80歳である。素晴らしい!!
M氏は、10月末に脳梗塞で入院し、以後リハビリーを続けている。
入退院を繰り返しながら、現在在宅療養であるが、娘さん二人が通いで介護をしている。
認知も進み、娘達のしんどさは考えることもなく、自己中心的になっている。
デイサービスにも行かないし、まして施設への入所などはもってのほかである。
自転車で買い物に行き、サラダと飴を買ってきたが、帰路自転車ごとスッテンコロリン!
右肘を打ち血が出ていた。幸い骨に異常はなそうである。
娘さんが「自転車には乗らないで」と頼んでいたが、聞く耳を持たない。
運動もほとんどしないので筋力も落ち、一回り小さくなった。背も縮み体重も落ちている。
すると、肌に艶がなく褐色が濃くなって、皺が異常に目立つ。
象足の皮膚を見るようで、以前の逞しさはない。歳を取ってからの病気は、哀れになる。
他人ではなく自分もその日が来るのであるが、哀れな姿は短期間で終わらせたい。