フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

真冬の装い

2011-03-31 20:48:38 | 写真
 広島市の北極と思っていた我が街は、まだまだ南極だった。
温井ダムから王泊ダムを通りオークガーデンに近づくにつれて、雪!雪1
オークガーデンからの眺めは、真冬の装いである。
”暑さ寒さも彼岸まで”との言葉は通用しない。
我が地方は、彼岸桜が咲き始め、さらに南下するとしだれ桜も開花し始めている時期なのに。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラス会

2011-03-30 21:58:04 | 日常雑感
 小・中学校のクラス会を、昼食を兼ねて行う。
中学校卒業からちょうど60年になる。
毎日が日曜日の人ばかりであるが、出席数はすくなく、12名である。
ひとりずつ近況報告をするが、声が小さくて聞こえ難い人もいる。
また、他人の話に、静かに耳を傾けることが出来難くなった人もいる。
口のチャックが壊れかけているのだろうか。
食事の終わりは、釜めしであるが、量が多くて食べきれない人もいた。
他人の話を聞いても涙、自分のことを話そうとすると涙、
ついに一言も話をしなかった人もいる。なぜ涙が出るのか聞くこともできない。
次回は会えないのではないかと不安になる。

 よく食べて、声も大きく、他人の話もよく聴く人が、
はつらつとして気持ちがよい。

畑や庭の隅に花々が咲き始めた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一足お先に

2011-03-29 20:38:23 | 中国
 中国・昆山在住のY氏から送られた中国の春である。
一足お先に春を満喫。日本の桜はまだかいなー!!
原発はますます深刻さを増す。いつになったら終息宣言が出せるのだろうか?
いつまでもいつまでも冷却水を入れ続けるのか。
命がけで仕事をしている人達に光は当たるのか。
放射能漏れがさらに進み、日本は無人島になるのではないのか。
希望のない考えは止めて、木蓮と菜の花の美しさをめでよう。





 70年余りの人生で初めての経験をした。1時間20分5秒という長ーい、長ーい電話である。
それも連絡する用事のために私が掛けた電話に相手が反応し、
怒りと愚痴を機関銃のように喋り続けた。立ったままで聞き役になったので、腰が痛くなる。
電話での会話をする時はお互い様であるが、一方的に喋る場合は、
相手の都合を聞き、喋る方から電話をするのが普通と思っていた。
これも価値観の違いだから仕方ない。ゆっくりと遠ざかるという方法もある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

急ぎ過ぎないように!

2011-03-28 21:34:06 | 日常雑感
 ”急いては事をし損じる”との諺が、身近になった。
源氏物語などには、少年時から立派に自立している人々が登場する。
光源氏にしても、小さくてもおとなの器量を持っている。
それと比べると、14歳のHがあまりにも幼く甘ちゃんに見える。
「自立しなさい、甘えるのはよしなさい」と言い続け、出来ないとイライラした。

 イライラしている私を見て、男の子ばかりを育てた友が言う。
「まだまだ中学生は子供よ。自立する前に反抗期があり、大学生になり他人の飯を食べると、
優しくなり大人の男になるから、あせらないで。ゆっくり甘えさせてやることも大事よ」
はたと気が付いた。結果ばかりを急ぎ過ぎた。Hはまだまだ子供なのだ。
もう少しゆっくり成長させないと、太く・広く・強い男にはなれない。
厳しくではなく、優しく辛抱強く見守ることにする。

 八重咲きの水仙が咲き始める。テッポウ水仙より花が痛み易い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男(?)の料理

2011-03-27 21:49:55 | 日常雑感
 Hは中二の男の子である。生まれて初めて、材料を買い揃えることから夕食を作った。
米を研ぐことから初めて、鮭のムニエルとみそ汁の夕飯が出来た。
米は洗うのではなくて研ぐのであると説明する。いくら寒くても水で手早く研ぐ。
ムニエルには、キャベツの千切り(百切りぐらい)と、ブロッコリー、人参、リンゴが添えられる。
それに、サツマイモ・わかめ・豆腐にネギを浮かべた具沢山のみそ汁である。
結構おいし出来上がりで、満足した。



 お婆ちゃんばかりのBK会総会が、和気あいあいの中に終わった。ほっとした。
午前中は挨拶や講演会をした。JAの人による「認知症にならないためには」と題しての話である。
頭や身体をフルに回転させ、今使っている機能を衰えさせないようにすることである。
午後は、踊りや体操をして楽しむ。何も出来ない自分は、ラジカセの操作をする役目である。
慣れた機械ならCDやカセットをかけることは苦にならないが、機械音痴にはつらい。
写真を撮りに来ていたHに頼みこんで、無事に終わった。
写真を撮ったり、カセットをかけたりと大忙しのHである。
帰るとすぐにパソコンで写真を編集し、近くの人に配って歩く。
一日中ブーコさんに振り回されたHである。大助かり。感謝!感謝!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の雪

2011-03-26 19:20:10 | 写真
 またまた雪である。野原も田圃も真っ白。
そこに太陽の一射しで露と消えた。雪が消えた後も、寒さは消えない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄墨色

2011-03-25 21:49:21 | 日常雑感
 朝から雪がちらつく。野山を染めるほどではないが、厳しい寒さである。
サクランボの蕾が膨らみ、花の色を想像できるまでになった。



寒さで足踏みしている桜も、もうすぐ顔を出すであろう。
日本の四季ては桜の季節が、一番美しいであろうが、本年は皆が喜べる気分ではない。
”桜よ桜!心あれば 今年は薄墨色に咲け”というような文章が、源氏物語にあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開花予想

2011-03-24 21:12:54 | 日常雑感
 そろそろ桜の開花予想日だと思うが、その声を聞かない。
桜よりも我が家のサクランボの開花が早いと思うのだが、まだ硬い蕾である。
今庭や畑を賑わせているのは、テッポウ水仙のみである。



乙女椿も、まだ蕾である。花達も戸惑っているようである。



東日本大震災は、まだ全容が明らかにならない。
死者・行方不明者の人数さえ、はっきり掴めない。
又助かった人の中には、避難所等で亡くなる人が出ている。
寒さや食べ物等もあると思うが、ストレスと生きる気力を失ったのではないだろうか。
我々は、映像を観ただけで、心臓がパクパクした。
追い打ちをかけるように、原発と放射能汚染である。野菜、原乳、水道水まで広がり始めた。
健康には影響ないと言いながら、基準値と現在の数値を出されると、
素人の我々は、冷静な判断がどのくらいできるだろうか。
ほうれん草を作っている人が、「被災地の人達に比べれば大したことではないが、
出荷寸前の物を捨てるのは、情けなく何をする気力もなくなった」と嘆いていた。
早く終息に向かって、希望の光が欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悲の器」

2011-03-22 20:57:57 | 
 高橋 和巳著 1968年5月 河出書房発行
 
 ”何とて悲の心ましまさずや、我は悲の器なり、
我において何ぞ御慈悲の心ましまさずやと。” 源信「往生要集」

世界的名声を博した法学博士・大学教授正木典膳の、独白形式で書かれている。
読み難く、理解しがたい難解な理論が並べられている。
又時間の流れも行きつ戻りつしながら、最終の32章まで続く。
理解できないながら、読み進む気持ちにさせる。
正木教授の感情を少しも表わさない言動が、妙に胸に刺さる。
読みながら自分が不安になって、
心臓が、ドッキン ドッキン ドキドキ ドッキンと打つのが分かる。

 「人間は清潔で綻びのない下着をまとっている時こそ、
人前で平気でいることが出来る。たとえ表立って人眼にたたずとも、
ふと、シャツのボタンがとれていたことを思い出したりする時、
人は理由もなく自信を失い、それを覆い隠そうとして、
かえって不機嫌になったり怒り狂ったりするものだ。」


 まだまだ10章まで読んだ所である。

寒さが戻ってきた。被災地はどんなに寒いことだろう。
慰めることも出来ない。ただ祈るだけである。
健康保険と介護保険を使わないようにすることぐらいしかできない。

ボケが咲き始めた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春は黄色から

2011-03-21 19:45:25 | 写真
  ♫”はーなが咲いた はーなが咲いた 黄色のはーなーが………”♬
大型のラッパ水仙が咲き始めた。春の訪れは黄色からである。





 ニュースに80歳の祖母と16歳の孫が、9日ぶりに壊れた家の中から救出された、
と言う元気の出る記事があった。祖母の命の恩人は孫である。
その他はすべて暗いニュースばかりで、日本の春はまだまだ訪れそうにない。
死者・行方不明者合わせて、2万人ともいわれている。
又避難している人々は、30数万人に上る。怖ろしい数字である。
どん底まで落ちたら、必ず上がる。春は、きっと来る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする