Sさんからメール。メール線・電話線が切れていたので、繋がらなかったのである。
やっと落ち着きを取り戻し、世の中の景色がはっきり見える。偏見が無くなったので、素直に見える。
お互いに生きている今を、大切に生きよう。
珍しく良いお天気である。健康の為と思って、落ち葉の整理をする。
サザンカの枝を切り込み、鹿に食われないようにする。小さく切って一か所に集め、少しだけ乾かして燃やす。
溝の落ちた落ち葉を集める。溝の中に落ちているので濡れ落ち葉である。これも乾燥を待つ。
夕方4時30分過ぎに、スーパーに買い物がてら散歩に行く。
毎日の散歩である。健康の為とは言え、毎日買い物をするのも金銭的に面白くない。
明日からはタッチするだけで、片道散歩を実行したことにしよう。
少しだけでも筋力を付け農作業が出来るまで回復したい。
二十数年間続いた関係を解消する時が来た。
月一回の予定で、レストラン・花見・珍しい場所等の見学をしていた仲間である。
自分は定年後だったので、お友達になれるのが嬉しかった。
その中の最高齢・97歳の老女に認知の傾向が出た。
過去の出来事は覚えているが、つい最近の物事は記憶から飛んでしまう。
更にパンパースは引き出しにに納めて、自分が使用することは出来ない。だからいつも下着は濡れたまま。
これ以上は、手を出すことが出来ない。皆行く道とは言いながら、寂しく悲しく、涙が止まらない。
色々自分の事として考える。あまり迷惑を掛けない中に、施設に入居するか、ヘルパーに頼んでお金で解決するしかない。
昔は他人事であったが、今は自分の事として考えざるを得ない。
自立して生き、自立して死ぬのは、至難の事である。心して生きよう!!
由良弥生の「眠れないほど面白い 古事記」を読む。読み込んでいない。
まだ表面だけを読んだに過ぎない。上・中・下を纏め必要な場所を抽出して、1冊にまとめてある。
自分の心に触れたのは、国造りのはじめである。イザナギ(男性)の神とイザナミ(女性)の神の国造りの時に、
イザナミの神が先に「なんて素晴らしい男の方でしょう!」と言い、その後にイザナギの神が、「なんて素晴らしい乙女だろう!」
と言って生まれた子(国)が様子がおかしく、骨のない蛯子であったとのことである。
声掛けを男からすると、今度は立派な島々をイザナミの神は生んだとある。
次回は他の資料を読んでみることにする。
男女差別を昔から植え付けているのかと疑わしくなる。
広島市中心部で、3か月ぶりにお喋りをする。若い時には、1年2年ぐらいでは認識できるほどの変化はない。
しかし、高齢になり80歳を過ぎると、2・3ヶ月間でも大きく変化をするのを認めることができる。
90歳過ぎのN氏には、大きな変化は認められなかったが、80歳になったばかりのY氏は大きく変化していた。
まず耳が聞えないのか、話の輪に入ってこない。いつもぼんやりしている。
だからお喋りをまとめる事さえ難しい。ほとんど聞こえないのではないだろうか?
奥さんには認知症があり、1週間に一度の割でデイサービスに通っているとのことである。
もう一人90過ぎの男性が参加する予定であったが、無断で約束放棄。もうお会いすることもないであろう!
帰りには紙屋町西から電車に乗る。乗った途端に若い2人から席を譲られた。足元の覚束なさが態度に出ていたのであろうか?
自分ではしゃんと歩いていた積りである。公共交通を使うと言うことは、他の多くの人に迷惑をすることだと分かる。
家でジーっとしているのが、他人に掛ける迷惑を最小限にする方法であろうが、外出もしたい。
面白い本も購入したし、お喋りをしながら知識も取り入れたい。
「老兵は、死なず。去るのみ」が一番良い方法であろうが・・・・・・。
目標もなく、ダラダラとした毎日である。雪や雨の日は家内でストーブの守。
寒い日や、土地が濡れている日も、仕事が出来ないと言ってストーブの守。
いつ働くのであろうか!!脚力は弱る一方。
本を読むと言っても、まとまった本を読んでいるのではない。時間つぶしをしているだけである。
残り少ないので、潰すほどのあり余った時間はないはずである。
理屈をつけて、「古事記」を読んでいるが、面白そうなところを拾い読みしているだけである。
本屋さんに行ったけれども、「方丈記」・「徒然草」・「歎異抄」についても面白そうな本を見つけることが出来ずに、
適当な本を買ってしまった。3月に世良先生から借りる約束をしたことに期待をかけている。
明日は老人会である。春の兆しが見つかるかもしれないので、カメラを持って歩いてみようかな!!
小・中学生時代の我があだ名は、「たぬき」であった。
我が家の屋号は谷奥」で呼び方は、「たにおく」、それが訛って「たんろく」となった。
それがいつの間にか「たぬき」をなったのであろう。「たぬき」と呼ばれるのは好きでなかった。
だから意地になって、勉強では負けたくないと努力をした。
更に歳を取り、学生時代は「おばちゃん」と呼ばれる。現在もメールや同期会の時などでは「おばちゃん」である。
これは別に何ともない。なんと呼ばれても痛くも痒くも無い。皆がその名前を憶えてくれることに喜びを持っている。
私の本当の名前を忘れているのではないかと思う。「あ」がないので、いつも返事をする。「おばあちゃん」は断りたい。
その後1年間の大阪での会社員生活中は、「ウズメさん」であった。今と違い、黒々とした沢山の髪を持っていた。
「ウズメノミコト」は古事記に出ている、アマテラスオオミカミを岩戸から外に出し、世の中に光を蘇らせたと言われる。
日本の古代の神話を知る必要があると思い、古事記を読んでいるが、言葉が難しく、読み難い。
Sさんより、メールが届かなくなって約3週間になる。
電話をすると、「ブロックが掛かっています」と言って駄目である。
最後のメールを眺めながら考えた。「手紙を出すべきかどうか??」
Sさんが拒否しているのではなくて、緊急事態が発生したのではないだろうか?
手紙を出すべきかどうかを、2日間考える。ハコちゃんの気持ちを訊ねた。
ハコちゃんは、このままでは踏ん切りがつかないだろうと言う。
とにかく手紙を出してみるべき。うやむやにしないで、はがきを出すことにする。
返事が来なかったら、特別な事情があるものと考え、諦めることにする。
短期間の入院ぐらい更嬉しいのであるが・・・。
Sさんだけではなくご主人もおられるので、身軽ではない。ヘルパーさんが入っているからと安心していたが・・・。
やっと本屋さんに行けた。今まで本屋さんには自分で行くことが出来ていたので、次回は又自分で行くことにしよう。
甘えてはいけない。なるべくなら自動車の運転を控えようと思ったが・・・・。
「方丈記」・「徒然草」・「歎異抄」についての本を探したが、多くの本の中からなのに 見出すことが出来なかった。
4冊手に入れた。由良弥生著 古事記 ・瀬戸内寂聴著 秘花 ・和田秀樹著 自分は自分 人は人 ・五木寛之著 孤独のすすめ
3月には、世羅氏より自分の求める本を借りる約束である。必要な場所は、手書きで残すしかない。
さあ今夜からどれを読もうかな!!!人生で一番大事な仕事をし続けないと、残り時間に影響する。
今年の苗注文書が届いた。今年も何とか田植えをし、みなとワイワイお喋りっをすることを考えなければ・・・
マイナス思考ばかりしないで、プラス思考に切り替えなければ!!