カニを食べる。高価なのでめったに手が出ない。
カニを食べたことはあるが、高価な料理は経済的に無理なので、
痩せたカニしか食べたことがない。
カニ足などは、殻の中で身が踊っているようなカニに出合っていた。
生まれて初めてカニの造りを食べた。身が甘い。美味しい。
いかに貧しく不味い物だけを食べていたがが分かる。
世の中には、美味しい物がいっぱいあるのであろう。
しかし、カニ造りは、これが今生の食べおさめでもよい。
美味しい物は、「少し」だから「美味しい物」として思い出に残る。
いつ食べても飽きない物は、白いご飯と漬け物である。毎食食べても美味しいと思う。
今年は、一度も紅葉狩りに行かなかった。なかなか秋らしくならないと、うかうかしていると、
急に寒くなり、短い秋は終わってしまった。里に降りた秋を楽しもうとしたら、落ち葉になった。
Y氏から綺麗な紅葉の写真を送くられたので、それを眺めて秋を惜しむことにする。
1Ⅰ月26日は、ごろ合わせで「いい風呂の日」となっている。
忘年会を兼ねて、風呂で温まった後、ビールで喉を潤した。
電気風呂を備えていて、神経痛などの痛みにビリビリとこたえ、治ったような気分になる。
しかし、食事はイマイチで、揚げ物などが多く、自分の好みと一致しなかった。
若い時には、「質より量」と沢山食べることが出来たが、
年齢を加えるにつれて、「量より質」と変化し、美味しい物を少しだけとなった。
晴天続きであったが、明け方から雨になっている。
寒さに弱い鉢物の屋内取り込みも完了したし、トラクターでの田起しも一段落した。
忙しさにかまけて、なおざりになっていた書類の整理をしようと、パソコンの前に座る。
来年用のカレンダーも手帳も今からである、年賀状に至っては、まず頼まれたものから作ろう。
我が出す年賀状は、12月の半ば過ぎになりそうである。
大掃除も忘年会も沢山の行事が待ち構えているが、何せトロイ、全ての行動がトロイ!
トロイメライではないが、取り掛かりも遅いが、行動も遅い。自分に腹を立てながら行動している。
U氏から大きなメダイが送られた。ヌルヌルしているが鱗を取ると、青い綺麗な肌が現れる。
このメダイと格闘すること1時間30分。可愛らしい口元をし、生きているような大きな目玉が見つめている。
この姿を観ると、「命を頂く」との意味を、実感する。
店頭で、切り身で売られているものからは、感じることが出来ない。
人間は他の動植物の命を頂いて生きているのだとの思いが薄れているのは、
パック詰めにして、スーパー等に並んでいるからであろう。
感謝をして、食べられる所は全部頂こう。粗末にしたら罰が当たる。
今年初めての霜の朝を迎えた。
昼間は真っ青の空と暖かい日差し、まさに小春日和であり、トラクター日和である。
トラクターはよく働くが、運転手の取りかかりが遅いので、
昼食前になっても前途多難。仕事終了まで昼食はお預け。
すると、「おーい。」という声は、はこちゃんである。
「コーヒーとしば餅を持って来たよ。コーヒータイムにしよう。」はこちゃんが、天使に見える。
「しば餅を食べると、昼食が遅くなっても大丈夫だよ。一緒に食べてまた働いたら。」
コーヒー飲んで、しば餅食べて、チョットお喋りして彼女は帰った。
お蔭で昼食のことも考えないで、13時過ぎまで働き、トラクターと一緒に帰った。
嬉しい一日である。感謝!感謝!
Y氏の今朝の写真である。刈り転がしたままの稲のその後である。
まだ霜ではないので、稲が腐りつつあるのであろうか?
好天気が続き、乾燥注意報も出ているので、用心して焼くと処理できるのではないであろうか?
来年も田植えをする予定なら、耕運をしなければいけない時期である。
大きなお世話であるが、気になって仕方がない。
ブーコ:「疲れたからちょっと横になるね。」
娘 :「おたくー、働き過ぎよ。いい加減にしないと。」
働かせいるのは誰よと言いたいのであるが、強いチャック!
はこちゃんに娘の言葉を言うと、「人の世話もいい加減にせんと、家族まで巻き込むことになるよ。」
と言いたいのではないかしらとの意見。裏側の言葉はそうかもしれない。
ブーコも、いい加減にして自分の健康を考えよう。