「光陰矢の如し」とか言われるが、1日が、1月が、1年が飛んで逃げる。
秋は終わり明日から冬になる。今まで暖かい日が多かったが、今日は寒い。
友が与謝野晶子の詩を送ってきた。教科書で習った歌である。
「金色の 小さき鳥の形して 銀杏散るなり 夕日の岡に」
晩秋の木々は、金色ではなく、茶色の枯れ始めた色である。
同級生の友に電話をする。開口一番、「曽野綾子の文章は下手だね。」ときた。
ブーコ:「なんという題の本を読んでいるの?」
友 :「えーとね。気が付けば 終着駅となっている。」
ブーコ:「それって、佐藤愛子でしょ!」
この前にもそう言っていた。腹も立たない。しかし、文章が下手とはちょいとね。
好き・嫌いなら聞き流せるが、専門家に向かって上手・下手は・・・・。
自分は曽野綾子氏のフアンで、曽野氏のような文章を書きたいと思い、
ノートに書き写しまでしている。曽野氏の本には、大きな影響を受けている。