「3日、3ヶ月、3年」という言葉がある。
何か新しいことを始めても、この時期に挫折しやすいというんじゃの。
(恋人と別れる節目、という説もあるが…)
わしゃ、気分屋でマイペースなB型なんで、ほとんどのことは三日坊主で終わってしまうんじゃ。
ところが、このブログは、3日どころか3ヶ月も続けることができた。
これもひとえに、読者の皆様のご支援のたまものと感謝しとります。
これからも、「いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!」をテーマに、いろいろと取り上げていこうと思っとります。
気が向いたときでええですけえ、また立ち寄ってくださいや。
ほいじゃあ、またの。
宮島(厳島)は、島そのものが御神体として崇(あが)められとったので、農耕や機(はた)織りなどが禁じられとった。
そこで、木を素材とした土産物が考案されたそうじゃ。
【問題】
1月20日(水)、伝統工芸士の広川和男氏が宮島小・中で伝統の技を披露しました。
広川氏が技を披露した、宮島に伝わる木を使った伝統工芸とは何でしょうか?
1.宮島彫り 2.ロクロ細工 3.宮島杓子 4.色楊枝
【正解】
1.宮島彫り
【解説】
1991(平成3)年の台風で大打撃を受けた厳島神社を見て以来、広川さんは「図柄の中の松を竜に見立て、宮島を守ってほしいとの思いを込めるようになった」とのエピソードを紹介。
お盆にモミジの図柄を彫っていく技を披露した。
子どもたちは、下絵なしで素早く彫り進む広川さんの姿に感動した様子だった。(「宮島彫の技、小中学生に伝授」中国新聞 2010年1月21日)
↓広川氏についてのくわしいことは、こちら↓
「伝統工芸士の世界 宮島細工 広川和男」経済産業大臣認定伝統工芸士・七匠の会(広島県)
「47.宮島彫 唯一の職人 伝統技に魂」神宿る 宮島の素顔 中国新聞
「伝統工芸士って何じゃろ?」ということで、調べてみた。
伝統的工芸品は、主要工程が手づくりであり、高度の伝統的技術によるものであるため、その習得には長い年月が必要となります。
また、生活様式の変化に伴い、伝統的工芸品の需要が低迷していることなどにより後継者の確保育成が難しく、業界全体の大きな課題となっています。
この課題に対処するため、(財)伝統的工芸品産業振興協会では「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」第24条第8号の規定により本事業を実施し、試験に合格した方に「伝統工芸士」の称号を贈り、その社会的地位を高めることにより、伝統的工芸品産業の振興を図っています。
平成21年2月25日現在、認定登録されている伝統工芸士は、4,580名です。
(「伝統工芸士とは」日本伝統工芸士会)
宮島彫りは江戸時代末期に甲斐(山梨県)の彫刻師、波木井昇斎(はぎい しょうさい)が木彫りの技術を宮島に伝えたのが始まりといわれている。
1877(明治10)年、東京・上野公園で行われた内国勧業博覧会で受賞し、全国に知られるようになった。
↓宮島彫りについては、こちら↓
伝統工芸 宮島細工
宮島彫りは、塗りや色が少ないといわれとる。
「使い込むことによって味がでる」という、木の持ち味を生かす手法を取り入れとるんじゃろうの。
お盆などの実用品は、彫りが深いと安定が悪くなるんで、彫りを浅く、なおかつ立体的にせんといけん。
そこで、躍動感のある「浮き彫り」、静かな存在感のある「しずめ彫り」、水墨画のような美しい線で表現される「すじ彫り」という3つの技法を使い分け、ときにはこの3つの技法を兼ね合わせて、仕上げていくそうじゃ。
技術や生活の知恵というのは、墓に持って入るわけにはいかん。
後の世代に、確実に伝えていくべきもんじゃと思うとります。
今日は、宮島彫りについて勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
そこで、木を素材とした土産物が考案されたそうじゃ。
【問題】
1月20日(水)、伝統工芸士の広川和男氏が宮島小・中で伝統の技を披露しました。
広川氏が技を披露した、宮島に伝わる木を使った伝統工芸とは何でしょうか?
1.宮島彫り 2.ロクロ細工 3.宮島杓子 4.色楊枝
【正解】
1.宮島彫り
【解説】
1991(平成3)年の台風で大打撃を受けた厳島神社を見て以来、広川さんは「図柄の中の松を竜に見立て、宮島を守ってほしいとの思いを込めるようになった」とのエピソードを紹介。
お盆にモミジの図柄を彫っていく技を披露した。
子どもたちは、下絵なしで素早く彫り進む広川さんの姿に感動した様子だった。(「宮島彫の技、小中学生に伝授」中国新聞 2010年1月21日)
↓広川氏についてのくわしいことは、こちら↓
「伝統工芸士の世界 宮島細工 広川和男」経済産業大臣認定伝統工芸士・七匠の会(広島県)
「47.宮島彫 唯一の職人 伝統技に魂」神宿る 宮島の素顔 中国新聞
「伝統工芸士って何じゃろ?」ということで、調べてみた。
伝統的工芸品は、主要工程が手づくりであり、高度の伝統的技術によるものであるため、その習得には長い年月が必要となります。
また、生活様式の変化に伴い、伝統的工芸品の需要が低迷していることなどにより後継者の確保育成が難しく、業界全体の大きな課題となっています。
この課題に対処するため、(財)伝統的工芸品産業振興協会では「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」第24条第8号の規定により本事業を実施し、試験に合格した方に「伝統工芸士」の称号を贈り、その社会的地位を高めることにより、伝統的工芸品産業の振興を図っています。
平成21年2月25日現在、認定登録されている伝統工芸士は、4,580名です。
(「伝統工芸士とは」日本伝統工芸士会)
宮島彫りは江戸時代末期に甲斐(山梨県)の彫刻師、波木井昇斎(はぎい しょうさい)が木彫りの技術を宮島に伝えたのが始まりといわれている。
1877(明治10)年、東京・上野公園で行われた内国勧業博覧会で受賞し、全国に知られるようになった。
↓宮島彫りについては、こちら↓
伝統工芸 宮島細工
宮島彫りは、塗りや色が少ないといわれとる。
「使い込むことによって味がでる」という、木の持ち味を生かす手法を取り入れとるんじゃろうの。
お盆などの実用品は、彫りが深いと安定が悪くなるんで、彫りを浅く、なおかつ立体的にせんといけん。
そこで、躍動感のある「浮き彫り」、静かな存在感のある「しずめ彫り」、水墨画のような美しい線で表現される「すじ彫り」という3つの技法を使い分け、ときにはこの3つの技法を兼ね合わせて、仕上げていくそうじゃ。
技術や生活の知恵というのは、墓に持って入るわけにはいかん。
後の世代に、確実に伝えていくべきもんじゃと思うとります。
今日は、宮島彫りについて勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。