通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

参道に石仏や原爆死没者慰霊碑などがあり、紅葉で有名な寺の名は?

2010年01月17日 | 広島の話題

【問題】
参道に石仏や久保田万太郎の文学碑、原爆死没者慰霊碑などがあり、紅葉で有名な真言宗の古寺の名前は?

1.国泰寺  2.安国寺  3.不動院  4.三瀧寺









【正解】
4.三瀧寺



【解説】

三瀧寺は、広島市西区三滝本町の三滝山にある真言宗の古寺。
言い伝えでは、806(大同(だいどう)元)年、空海(弘法大師)による創建とされ、「三滝観音」として親しまれている。

境内には水流の異なる「駒ヶ滝(下段の滝)」「梵音の滝(中段の滝)」「幽明の滝(上段の滝)」の3つの滝があることから、三瀧寺(三滝寺)と呼ばれるようになった。
いずれの滝の水源も異なるといわれ、その水は平和記念式典の献水にも使われている。

1945(昭和20)年、原子爆弾投下の際には臨時救護所となり、原爆死没者慰霊碑が立てられている。
(爆心地から約3.2キロメートル)

境内にある朱塗りの多宝塔は1526(大永(だいえい)6)年、和歌山県広八幡(ひろはちまん)神社に建立された。
原爆犠牲者の供養のため、1951(昭和26)年にこの地に移築されたもので、広島県の重要文化財に指定されている。
塔内には国の重要文化財に指定されている木造阿弥陀如来坐像(平安時代)が安置されている。

参道には、石仏や大木敦夫(あつお)、尾上柴舟(おのうえさいしゅう)、久保田万太郎など、著名人の文学碑も建てられている。



わしゃ三滝には行ったことがないんよ。
大田川花火大会があったころ、可部線の三滝駅で、花火見物の人にもみくちゃにされながら電車に乗り降りした記憶くらいしかない。

今度、ゆっくりと三瀧寺や三滝山を歩いてみることにしましょうかの。



今日は、三瀧寺について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。



今回は、「ひろしまファンクラブ第107号 平成19年9月6日(木)発行」から出題させてもらいました。感謝!



「ひろしま通」の過去問は、「ひろしまファンクラブ」というメールマガジンに出とります。興味のある人は、メールマガジンを取ってみんさいや。



↓三滝散策の参考に↓
三滝ホームページ



ほいじゃあ、またの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする