雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

白鳥庭園2

2009年03月13日 | 愛知散策
白鳥庭園は以前は白鳥貯木場であった
かつては
ここで、材木が取引されていたそうで
400年に渡って
貯木場として機能してきた

       

ここが庭園となるきっかけは
伊勢湾台風

   

豪雨と高潮で
貯木場の木材が市内へ流れ込み
街に大きな被害をもたらした

   

   

この為
名古屋市は市内幾所かにあった貯木場をひとつにまとめる
白鳥貯木場もその役目を終え
市に売却された後
埋め立てられ現在の公園となった

   

庭園中央に広がる池
伊勢湾に見立てているという

 

冬の季節の訪問

   

池畔にはスイセンが咲き
とても美しかった

海まで近いことから
園内にはユリカモメの姿も

   

   


緑豊かな時期
再度訪れてみたいと思います

        
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白鳥庭園

2009年03月12日 | 愛知散策
白鳥庭園

    

元々は1989年に開かれた
世界デザイン博覧会の会場

    

近辺は白鳥貯木場の跡地

        

跡地を利用して埋め立て
公園として整備されたが
公園の一部は当初から日本庭園を造営する計画だったという

        

その日本庭園が
デザイン博覧会の会場として整備され
博覧会終了後
有料の庭園として平成3年から
有料で一般公開されている

       

園内の中央には清羽亭と呼ばれる数寄屋造りがある

   

訪れた日は茶会があり
一般客への公開は無かった為
茶室からの風景は次回にお預けとなったが
大都会のど真ん中で
こんな広大な風景を見ることができるのも
ここ、白鳥庭園の魅力の一つ

   

ここは四季折々に咲く花が美しい
秋の紅葉も素晴らしいという

    

    

次回は
庭園内を巡ります

 
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熱田神宮

2009年03月11日 | 愛知散策
日本で神宮と呼ばれる神社は24社ある
その内のひとつ
名古屋の熱田神宮を訪れました

       

草薙剣を神体とする珍しい神宮

  

草薙剣とは日本武尊の愛刀
ヤマタノオロチを退治した日本武尊が
尾から発見したのが草薙剣と云われている

        

蝦夷征伐を終えた日本武尊
遠征の帰り
尾張の地で宮簀媛命と出会い結婚したと伝えられている

   

その折
日本武尊は草薙剣を宮簀媛命に預けている

        

やがて
日本武尊が亡くなると
宮簀媛命は熱田の地に
草薙剣を奉斉鎮守
これが熱田神宮の始まりと云われている

   

熱田神宮は三種の神器の一つを祀る

    

三種の神器とは




八咫鏡
八尺瓊勾玉
天叢雲剣

       

天叢雲剣は草薙剣の事

       

この事から
熱田神宮は伊勢神宮に次ぐ権威を持つ事になる

  

初詣は全国で7番目に参拝者が多い熱田神宮
今年は235万人が参拝に訪れたとか

   

喧騒を忘れた境内を散策しました

   
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員弁市 梅林公園4

2009年03月10日 | 三重散策
皆様から頂いたコメントで
4500本の梅林についての記述が多かったので
ここ
員弁市梅林公園の本来の梅も紹介しようと思います

   

梅苑の写真からスタート
こちらは前回までの撮影分ではなく
別の日のもの

    

  

因みに
レンズは前回とは違います

       

   

梅苑はこのくらいにして
ここからが梅林公園の本当の梅林

   

観賞用ではなく農業用の梅林

なので
花は白のみ
枝は実を取り易くするため上へは伸ばさず
横へ伸ばすようにしてあり
枝も剪定されている

   

実を大きくするため摘果

   

だから梅の花の数は少ない

  

木々も消毒がしやすいように
整然と並べられ
消毒用の車が入れるように
木々の間隔も広い

   

  

ちょっと観賞には向いていませんが

       

一面咲いたら
白い帯が出来て
それはそれで美しいもの

  

員弁市梅林
以上で最後です
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員弁市 梅林公園3

2009年03月09日 | 三重散策
さあて
員弁市梅林公園

    

瓊姿只合在瑤臺  
誰向江南處處栽
雪満山中高士臥
月明林下美人来
寒依疎影蕭蕭竹
春掩残香漠漠苔
自去何郎無好詠
東風愁寂幾回開

   

高啓
明代初期の詩人が
梅の美しさを謳っています

   

梅が咲くと山が雪を抱いたように真っ白となり
趙師雄が
樹下に芳香の美人と共に酒を酌み
醒めれば梅花の大樹下に横たわっていたという故事を思って梅花を見た

そんな詩

   

日本で花といえば「桜」
でも
その昔は「梅」を指していた

      

唄に詠まれる時
花とだけ記載されている場合
桜を指すそうだ
でも
平安時代以前は梅を指した

  

梅も桜も薔薇族の花
学名でも
梅はPrunus mume
桜はPrunus × yedoensis(ソメイヨシノ)

   

Prunusはラテン語でスモモの事



光を抱くと
スモモのように見えなくもない

   

満開になったらさぞや美しいであろう梅林

    

絶景は
来年にお預けです

       
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員弁市 梅林公園2

2009年03月08日 | 三重散策
員弁市の梅林公園の2回目

梅林公園の
梅の谷間を散策

   

梅の色
主に白とピンク
ここの梅林公園は白の梅の方が早咲きなのか
ピンクに比べて白の方が沢山花をつけていた

    

員弁市
ちょっと面白い呼び方
「いなべ」となかなか読めない
その為、町の表記にはひらがなが用いられている

   

鈴鹿山脈と養老山地とに挟まれた
山間の町
交通の便は悪い

      

梅林公園は員弁市の北の外れにあり
車以外の交通手段がないことから
以外に知られていない

   

気候的にも
山麓に挟まれ
雲の通り道となりやすい事から
雪がよく降る

       

以外に自然が厳しい場所であるが
生命の活動を見ると
微笑ましくなる

     

美しく咲く梅林の狭間を歩き

     

鳥のさえずりを聞き

   

梅を愛で

      

梅林公園を楽しみました

      
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員弁市 梅林公園

2009年03月06日 | 三重散策
再度時事事象



東海地方の梅林
その中でも最大級の梅林が
三重県員弁市の山奥にある

そろそろ見頃かなと思い訪れたが
残念、ちょっと見頃からは早かった

    

それでも
ちらほらと咲き出した梅の大群は見事

       

敷地面積は38ha
広大な敷地に4,500本もの梅の木が植えられている

   

夜は寒かったのか
梅の花びらにはまだ霜が付着

   

水滴が朝日に反射して
美しい景色を見せてくれていた

  

     

満開ではなかったものの
見渡す限り梅の花が咲いていて
梅の甘い香りが周囲に漂う

   

いったい幾種類の梅があるのか

   

   

持ち出した超望遠での撮影

  


続きます
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八幡堀2

2009年03月05日 | 滋賀散策
八幡堀
雪だるまはここの風景が好きで
年に何度か訪れている

       

春の桜の時期も
サツキの時期も
初夏の菖蒲の時期も
真夏の緑豊かな時期も
紅葉も
そして雪景色も

       

気が付けば
降雪が激しくなり

  

遠くの景色が
段々と見えなくなってくる

      

降雪は美しくも儚い

   

音を奪い
色を奪い
しかし
やがては溶けて無くなる
それが雪

  

雪景色の八幡堀

       

そこには絶景がありました

   
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八幡堀

2009年03月04日 | 滋賀散策
いつものように
近江八幡を訪れると
クラブハリエでお菓子を購入する

   

その前にと八幡堀へと向ったのだが
雪が
激しくなったり
止んだりと

   

    

ふっと止んだ雪に
いそいそと
八幡掘に下りてみる

   

ここは時代劇などで
ロケ地として
登場する

鬼平犯科帳
剣客商売
銭形平次
暴れん坊将軍

       

堀へと降りると
雪景色の絶景

   

        



続きます
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日牟禮八幡宮

2009年03月03日 | 滋賀散策
滋賀県は意外と雪深い

       

冬の天気図でよく西高東低という言葉が使われるが
そういう天気図になって
日本上空に寒気団が居座ると
滋賀県は雪景色に変わる

      

訪れた日は
ちょうどそんな天気図だった

    

近江八幡の観光名所の中心に位置するのが
日牟禮八幡宮
「ひむれはちまんぐう」と読む

   

創建は古く西暦131年の事

  

成務天皇が高穴穂の宮に即位の折の事
成務天皇の命を受けた武内宿禰が
この地に大嶋大神を祀ったと伝えられている

       

創建時の社名は不明だが
275年
応神天皇がこの地を訪れた時
日群之社八幡宮と名付けたと云う

       

現在の日牟禮八幡宮と呼ばれるようになったのは
1966年の事
意外と新しい

       

時折
激しく雪が舞う中の撮影

        

雪の日の
日牟禮八幡宮
美しい景色でした

   
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とある漁村

2009年03月02日 | 愛知散策
日本の三大都市の一つがある愛知県
内陸部には都市が広がり
湾岸沿いには港やコンビナートが広がる

   

それでも
こんな長閑な漁村もある
そのミスマッチが嬉しい

   

都市部近海でも
魚が捕れるのか
そう思う人も居るだろうが

      

ここはれっきとした漁港

       

出船を待つ漁船が
岸壁に綱で固定され
船主を待っている

   

漁港の風景
伝統的な日本の風景にも憧れるが
こうした
日本食文化の基礎となる漁港の風景にも憧れる

      

漁港を訪れる度
ほのかに香る磯のにおいに触れ
ディーゼルエンジンが出す
排気臭に現代を感じる

       

原油の値下げで一息ついた漁師達

       

さあ
雪だるまの胃袋を満たす為
頑張って漁をしておくれ

   
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三島池2

2009年03月01日 | 滋賀散策
Anas platyrhynchos
学名でマガモをそう呼ぶ

   

カモ目カモ科

       

可愛い姿に見惚れ
気が付いたらもう半分くらいのパンが無くなっていた

   

湖畔には次から次へと
お菓子やらパンを持った人が訪れ
次々に餌を投げていた

   

あっちへこっちへ
マガモも集まる

    

動物の生態系
壊してはいけないと思いつつも
その姿を見たら
餌をあげたくなる

   

ただやっぱり野生
懐く事は無く
雪だるまの手元から
パンが無くなると
別の場所へと一目散に移動していってしまう
ちと残念

    

振り返ると
置いてきぼりにされていたワンコが
寂しそうに食パンを目で追っていました

       
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