雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

落柿舎

2020年09月19日 | 京都散策
落柿舎の去来



柿を買い求めた老商人の
名は伝わっていない



値段は一貫文



約40本の柿の値段としては適正だったのだろう



去来は言値を受け取った



だがその夜
嵐が吹く



一夜にして
柿は落ちた



去来は翌日訪れ
老商人に銭を返す



老商人が帰るとき
託した手紙に
「落柿舎の去来」と記したという


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6 コメント

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Unknown (j-garden-hirasato)
2020-09-19 06:16:54
落柿舎という名は知っていましたが、
調べてみると、俳人・去来の遺跡なのですね。
俗世間とは、
違う時間が流れていそうです。
Unknown (アンジェラおばさん)
2020-09-19 06:55:19
わび、さびを好む俳句界の人たちには
たまらない場所ですね。
主人が留守のこのお宅に
今も訪問者が絶えないと聞きます。
Unknown (yaguchitennga)
2020-09-20 06:46:36
俳人の事は全然わかりませんが
良い雰囲気の落柿舎ですね
j-gardenさんおはようございます (雪だるま)
2020-09-22 21:22:12
俳諧
江戸時代になって
道楽していても生計が立てられる時代になり
文化という言葉が身近になった
そういう時代の著名人です
アンジェラおばさんおはようございます (雪だるま)
2020-09-22 21:23:38
残念ながら
当時の建物ではないのですが
それでも雰囲気だけは当時のままかもしれません
俳人の胸中
慮りながらの見学です
yaguchitenngaさんおはようございます (雪だるま)
2020-09-22 21:24:45
時代を駆け抜けた俳人です
松尾芭蕉は有名ですが
その門下生にも芭蕉にも劣らぬ俳人がおり
彼はそのうちの一人です

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