雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

三室戸寺3

2009年06月29日 | 京都散策
三室戸寺の3回目

   

アジサイ
漢字で書くと紫陽花となる

     

ところがこの紫陽花
中国の招賢寺の花の名前から、漢字を流用したという説がある
唐の時代の詩人
白楽天(白居易)の詩から紫陽花という名前が流用されたというのもある

  

  

ただどうも
この紫陽花は別の花だったらしい
ライラックだったという説がある

  

紫陽花が文献で登場したのは万葉集から
万葉集では2首、紫陽花が登場する

  

大伴家持と橘諸兄の唄

      

言問わぬ木すら紫陽花諸弟らが
    練の村戸にあざむかえけり

紫陽花の八重咲く如く弥つ代にを
    いませわが背子見つつ思はぬ

  

ただどちらも原文では紫陽花という漢字は使っていない
上の唄では「味狭藍」
下の唄では「安治佐為」

    

どうも決まった漢字は使われていない
アジサイの表記が必要に迫られた時
白居易の詩から採った様だ

    

平仮名では昔は「あずさヰ」と書いた

  

調べれてみると面白い
紫陽花の名前の歴史

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (松風)
2009-06-29 20:23:45

こんばんわ
陽光を浴びて輝いていますね。
今年はここには
どうも行けないようで、
蓮の頃に訪問しようかと思います。
返信する
Unknown (nikomaro)
2009-06-29 21:00:10
こんばんは!
今ちょっと紫陽花について調べてみました。
「シーボルトはアジサイを分類発展させてヨーロッパに紹介し、
愛する女性「お滝さん」にちなんでオタクサと名づけました。」
と、ありました。
オタクサなんて言う名前もあるんですね~
面白い名前ですね~(^.^)
返信する
Unknown (RKROOM)
2009-06-29 23:52:45
 紫陽花も不思議な歴史を抱えていそうですね。
 ちゃんと調べてみると、かなり面白そうです。
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Unknown (Rio)
2009-06-29 23:53:12
木立の中にアジサイ、
三室戸寺のこの風景はとても素敵ですね。

今年も結局こちらのアジサイは見ることが叶わず・・・
で終わってしまいそうです。
雪だるまさんの記事で楽しませてもらいますね^^
返信する
松風さんおはようございます (雪だるま)
2009-06-30 05:50:07
紫陽花の名所は数あれど
ここの杉に囲まれた独特の景観は
やっぱり美しいと思います
今年はどうも訪れることが出来ないようで
残念ですね

蓮か蓮も良いな
雪だるまは蓮の時期が難しいかも
返信する
nikomaroさんおはようございます (雪だるま)
2009-06-30 05:52:01
そうです
面白いんですよ

何気なく風景を見るのも良いものですが
ちょっと変わった視点で考察して見ると
また違った風景に見えてくるものです
雑学で楽しんでいる雪だるまです
返信する
RKROOMさんおはようございます (雪だるま)
2009-06-30 05:52:56
紫陽花
あまりにも身近な花で
全国の都市や町や村
何処でも見かける花ですが
こんな紫陽花にも歴史がありました
返信する
Rioさんおはようございます (雪だるま)
2009-06-30 05:54:14
なかなか
行きたいところ全部巡るわけにもいかず
雪だるまもRioさんの記事で
行けなかった場所や知らない場所も
教えていただいております

今年は逃した三室戸寺の風景
ご堪能あれ(笑)
返信する
Unknown (小彼岸桜)
2009-06-30 11:57:35
チョッと紫陽花と離れますが、
雪だるまさんは朝の6時前から
書き込んでいるんですねー。
頑張りますねー。
夜も12時近くまで書いていますし。

ここの御茶屋さんのメニューみて、
氷水も高くなったなーと思いながら
みてましたが、私はこういうものを
余り食べないので余計にそう思うのかも知れないです。

紫陽花の咲く前はツツジも凄かったのだろうと
木だけみても判ります。
返信する
小彼岸桜さんおはようございます (雪だるま)
2009-07-01 05:41:32
朝、5時くらいからパソコンを起動させています
朝のほうが集中できるというわけではないのですけど
朝が一番起動頻度が高いですね
夜は時々、夜更かしした時だけです

三室戸寺の境内にある茶屋なんで
観光地価格ってやつですね
ちょっと高くても
つい、買い求めたくなる人の心理を突いていたりして(笑)

ここのツツジは見事ですよ
木々の間から見るツツジのピンクも
ここの売りの一つです
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