第9回TOKYO成木の森トレイルラン大会

今年も快晴、成木の森は新緑の鮮やかさ真っ盛り。

しかし、ハリ天、体がめっちゃ重い。体重もだけど昨晩OTKの反省会で反省より一生懸命に飲み放題食い放題にうつつを抜かし過ぎた。
レースの前の晩は飲まないことになっているのに、、、。
来月のメインレースを控え、今日はランのポイント練習がわり。全力出すが安全第一が必須条件だ。

スタート直後から延々4kmほどに渡る林道の上りが辛い辛い。数百メートルでもうゼーハーガクガク。心拍数は全然高くないのに苦しい。最近バイク練ばかりでほとんど走っていないことのツケがやってくるのは覚悟の上だったけど、いきなりか！それにしても辛い。


【川の道ハーフ完走のソリちゃん、ありがと】

青ト部内の同世代ライバル・エンドウさんの25mほど後方をじっと走る。
トレイルに入ってからもまだ調子が出ない。とにかく苦しい。我慢我慢。汗がドバドバ出て、例によってパンツまでぐっしょり。前後の選手を眺めてもこんなに濡れ鼠はオレ一人。
岩茸石山から棒の峰へと向かうアップダウンで下りが詰まって、一旦エンドウさんの姿は見えなくなる。
前にようやく出てから段々に走れるようになって来た。体が馴染んで来た。
やがて再びエンドウさんの姿が見えるところまで挽回。徐々に距離を詰め、黒山手前ですぐ後ろについて声をかけさせていただく。
そのままあとはずっとピタリ後ろにへばりついて進む。いつ、先行ってと言われるかと思いつつも、先に出る余裕は今日はない。


【棒の峰で折り返してさぁ下り祭りの始まり。ソリちゃん、ありがと。】


【ばぶぅ、きつ〜いところでの応援ありがと】

エンドウさんのペースは全く衰えず、上りグイグイ、下りも軽快に飛ばしていく。
馬場乗越のウォーターエイド、エンドウさんスルー。おぉ、完全レースモードだ。負けじとスルー。
もう辛さ全開だけど、こんなマッチレース久し振りで、ゴール後は絶対に楽しさ抜群になるはずだから手は抜けない。がっつり勝負だ。
どこでスパートをかけるか、それが問題だ。タイミングは全く見つからないままぐんぐんと標高を下げ、とうとうフィニッシュ地点を回り込む都道に出てしまった。あと500mほど。ここから最後の短い上り。今だ！温存し続けた力を振り絞り、初めて先行！もう後ろは振り返らずに一気に本日最高心拍を記録だ。（最近バイクの仮想レースばかり走ってるけど、最後のスプリントはだいたいこの400、500mからだし）

本当にきついレースだったけど、ゴールしてみれば、いやぁ楽しい楽しい。本当に楽しいレースだった。ってことになりました。
今日は心底、1年先輩のエンドウさんに感謝です。ありがとうございました。


【マジキツだったけど、その分最高に楽しいレースになりました】


【薄氷を履む思いで1位ゲット】

そして、触れないようにしていたけど、昨年までライバルだライバルだと騒いで競い合っていたさっちゃん（女子優勝）には高水山に続き2連敗。全く絡めなかったよ。



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