【憧れのMさんと一緒に表彰されるのは嬉しい。初の出来事!】
7年前、ハリ天弱冠55歳。25年振りの自己ベスト(2:57:04)を達成した思い出の勝田マラソン。
あの時以来の勝田入り。色々験を担いで前泊、同じランパンにキャップ。
直前まで迷いまくった勝負シューズはNIKE ズームフライ。
▇00km〜05km 22:39(21:35)1877位→1098位
思っていたより寒くない。しかし、スタートはCブロックとは。ずいぶん後ろだ。
落ち着いて歩きながらのスタートだったし、スタートラインまで1分ちょっとかかって少々イラッと。
気にしなければいいのだけど、時計の表示タイムに心揺らされる。キロ4分20秒で入ればいいとは決めていたけど、心拍も落ち着くのならもう少し上げておこう。無理のないように前へ前へとかき分けて進む。4分15秒〜4分20秒ペース。
今日はうまく走ることを目指していない。あくまでもサブスリーチャレンジだ。可能性はギリギリだけど最後まで望みを持ち続けることが肝心だ。
走り出して程なく汗が出てきた。暑い。Kappaの薄いニット帽は早々に脱ぎ捨て左手に。5km付近で応援の妻にポイ。ここまでとりあえずは順調な滑り出し。
▇05km〜10km 43:55(21:16)1098位→1044位
少々郊外へ出て長い直線路の始まり。あんまりあれこれ考えず自然な流れに乗ることを心がける。真下重心と着地のリズム。筋力を極力使わないというイメージで。
【8km付近】
▇10km〜15km 01:05:26(21:31)1044位→1022位
前半からこんなに上りがあったっけ。すっかり忘れていたじゃないか。いつものように心拍ベースでなくしっかりペースを守ることを心がける。時々確認する心拍数は152〜155。上限ギリギリのところだ。
▇15km〜20km 01:26:47(21:21)1022位→958位
なるべく頭を使わないで済むように集団で走りたいのだけど、本当になかなか都合のよい選手がいない。序盤4分20秒で行き、中盤は4分15秒、ラストを4分10秒という理想型の走りを自信を持って臨めるかと言えば、答えはノー。とにかく何が何でもサブスリーペース近くを最低限維持しておこうという走りになってきていた。
▇20km〜25km 01:47:57(21:10)958位→873位
どのくらいで行けるかと不安視していた中間点は1時間31分25秒。ネットタイムならちょうど1時間30分程とみた。心臓と足に問いかける。大丈夫と胸は張れないけど、強い気持ちでなんとかなりそうだよという声は聞こえてくる。
ここからがスタートだ。あきらめるな。ペースをジワジワと上げて行く。23km付近では学生時代の友人(勝田在住)が応援に来てくれていて声かけて貰えた。嬉しいね。
▇25km〜30km 02:09:14(21:17)873位→781位
25km地点の鉄道をまたぐ高架もペースを落とさずに一気に乗り越えた。明らかに落ちて来ている選手が目立ってきた。逆にペースが上がってきた自分はテンションも上がってきた。
そうして迎える28km地点。自称美女奥様軍団が待ち構えてくれている。やっぱりそこにいてくれるとわかっていると勇気、元気は湧いてくる。遠くから彼女たちのオーラが噴き出ている。手を振って一気に駆け抜ける(見えなくなるまで)。いい感じだ。
30kmまでこんな感覚で行けたら御の字御の字。川崎新春マラソンの時とほぼ同じタイム。サブスリー達成にははっきり言って非常に危ういタイム。でも実力は今の所こんな感じなのだ。
息を整え、最後の12kmに備える。
▇30km〜35km 02:31:13(21:59)781位→719位
とにかくあとがない。走れるだけ走れ。もう心拍もなにも関係ない。キロ4分15、いや10秒で思い切り続けることが出来なければ今日の目標達成はない。とにかく振り絞るだけ。何度か繰り返されるうねりのアップダウンもタイム落ちはギリギリのところでこらえる。
▇35km〜40km 02:54:50(23:37)719位→698位
アップダウンを越えたところでジリジリとペースが落ちて来た。うろたえる自分。叱咤する自分。うなづく自分。
気力は十分感じていて前へ前へと進む。ところが気力とは裏腹に足が動かなくなってきている。おまけに何故か足裏がマメができてしまったかのような痛み。初めて体験する痛みだ。もちろん我慢出来ないとかいうレベルではなく、気になる程度。
そんなこんな、残り5kmを切った頃からあきらかなるペースダウン。くっそ〜。3時間を切れないまでも次に繋げるために最後まで走り切ったと言える走りが欲しい。だから力、振り絞る。これまで抜く一方だったけど、ここへ来て抜かれだした。ペースダウンの証し。
▇40km〜Finish 03:05:48(10:58)698位→725位
もがいてもがいて、なんとか体を前へ進める。しかし無情にも41kmプラカードを通過する頃、3時間の扉はバシンと閉ざされた。あと1kmちょっとかぁ。なんだかなぁ。
ムチを打てども打てども速くはならないのだけど、ひたすらにもがいてゴールへと飛び込んだ。
【Photo by Kazpon】
先週のハーフのタイム1:28:48から換算(予想)されるフルマラソンのタイムはダニエル博士の計算式によれば03:05:09。嗚呼、全くもって正確な計算だよ。脱帽。
ということで、3月の古河はなももマラソンで再チャレンジ決定しました。
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年代別ランキング1位も狙えるんじゃないですか?
私はそのスピードで10キロが限界です。
そういえばすぐ後ろで、にしおかすみこさんがゴールしてますね。
https://ameblo.jp/nishioka-sumi/entry-12348543836.html
年代別ランキングトップはずっと狙ってるんだけど、、、
まだまだ遠い。
それでも私の年代は断トツだった方が最近走られていなくて
実は前後の年齢と比べるとチャンスは圧倒的に大きいのでね。
なんとか粘ってみたいです。
にしおかすみこさんのブログ見たら、引っ張ってくれたという人達、、、確か、、、
途中で抜いたみたい。結構賑やかだったのはまさに彼女だったのかぁ。