ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

写真を見て解く着地問題

2017年11月08日 | 日々奮戦


【SpecialThanks】

先日のリレーマラソンで、久し振りにいけのすけプロに写真を撮って頂けた。
アップの写真があるとフォームのこと着地のこと等々、色々と確認出来る。とにかく百聞は一見にしかず。これにつきる。
ここ数年走る時は常に意識してきた重心問題。体の真下に重心を置いていく感覚。
フォアフットでもフラットでもとにかく真下に重心を乗せ、あとは路面からの反発を利用するような体重移動だけ。なるべく脚筋を使わずに走るイメージ。




写真を使って自分のランニングフォームを観察すると、完全に外側着地だけど(足の構造上大方の人が外側着地になるらしい)踵からではなくフラットに入っていけてる。ゆっくりのときもスピードに乗った時も変わらずに行けるようになった。

ところで、走っていて膝の痛みが出てしまう方々の写真を観察すると、ほぼ100%に近い確率で踵着地であることが見て取れる。踵のクッション性が良いと無造作に踵で着地しても平気の平左。しかし、踵着地の場合は必ず膝が一直線に伸びる瞬間があって衝撃がもろにかかってくる(半月板や軟骨に)。裸足で走ると絶対に出来ない走り方(着地)なのだ。



一方、裸足で走る、つまりフラットないしはフォアフットで着地の時は必ず膝が曲がる。つまり衝撃を膝の上の筋肉でしっかり吸収している。
裸足ランニングを特別に推奨しているわけでもないけど、走っていて膝等が痛くなりいつまでもぐずぐずしている時、一度裸足でゆっくり走ってみることを勧めているのは、この着地問題が重要なポイントだからだ。伝え方がなかなかに難しいのだけどね。
昔のブログも是非参考に。
→「緩め、リセットする」(2011.11.10) 
→「裸足を巡るエトセトラ」(2011.7.20)★リンク色々 

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

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