ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

第11回多摩川源流トレイルラン

2019年09月10日 | 大会レポート

【Special thanks !! Photographer Kenta Onoguchi】

9月8日(日)、第11回多摩川源流トレイルラン参戦。
佐渡トライアスロンの1週間後、同じパターンの昨年は疲労抜けずにDNSして応援に回ったレース。今年は佐渡Bタイプだったこともあり、1週間休んでスッキリ。秋冬シーズンの緒戦として、まずはしっかり走れればOKと割とお気楽気分で迎えた。
台風15号が接近中で天候が一番の不安材料だったものの、なんとかもってくれて、というより晴れて暑く、いつもより多めに今年は1.5リットル背負うことにした。
スタートは後々の無駄を省くために前方から。


スタート直後のロードレーススピードに釣られないように、そして5kmほども続く登りに備える。すぐに女性1,2フィニッシュを狙う青梅トレラン部のなっちゃん&さっちゃん、同じく青ト部の哲太ややまじぃが先行していく。けど追いかけない。
黙々と巨木トレイルを上がっている時、ふと後方に目をやると同じエイジのエンドウさんがすぐ近くにいるじゃないですか。富士登山競走で破れているので、今日は勝ちたいといつもの欲が顔を出し始めた。まだ序盤だけどとりあえずここは逃げを打つ。
この気合い入れのおかげか、思いがけずいい感じで体が動き出した。第一関門松姫峠快調。
そして長い下り。初めは軽快に下る前の選手の後ろで余裕をもって走っていたけど、徐々にスイッチが入る。ついには本当に久し振りのガチ下り!
妻からのバースデープレゼントだったニューシューズ「HOKA ONEONE チャレンジャーATR5」があまりに心地よかったことも後押ししてくれた。ギンギンに飛ばす心拍160オーバーの下りでテンションもマックス。応援団も待つ第2関門・鶴峠通過時は絶好調感覚。



が、その後の登り返しでそのツケをやっぱり味わうことに。颯爽と抜き去り全く姿が見えなくなる程リードしたはずの女性の3、4番手の方々にジワジワと追い詰められ、先行される。やっぱりトレイルレースは圧倒的に上りのスピードが決め手になるということを再確認させられた。
ヘタレそうになりながらも何とか上りを粘り抜き、再びつづら折れの長い下りをかっ飛んだ。気持ちいい〜。最近は下りではあまり攻めずに無難に走っていたけど、リミッター少し外して飛ぶとホント気持ちいい。かねてから、この山の下りが怖くなったらトレイルレースは引退しようと思っているけど、まだまだ当分大丈夫そう。それが確認出来たのも今回の収穫の一つと思っていいな。
ロードへ降り立ち、残りは約4km。しかしこの4kmが曲者なのだ。暑いし、下り飛びのおかげで足がフワフワしている。あと1km、あと1kmと粘る。
いつもKFCの大会やマラソン会場で一緒になるUくんとデッドヒート。
しっかり登ってからまた川まで降ろされ、弄ばれる感が大きいが残りは僅か。ずっと争ってきたけど最後の下りで突き放したはずの女性4位の方が、まさか迫り来る。辛そうなのにその根性にはギャフン。最後の最後に完敗でした。



心拍落とさず最後まで走り切れたゴールは2時間43分46秒。コース変更があり単純に比較出来ないけど、感触としては途中でもっと早いゴールタイムを予想したんだけどなぁ。総合52位(男子48位)。どうかなと思ったけどエイジ1位は確保。何とこの大会ではエイジ初制覇。ゴール後の小菅の水が甘くて激ウマ!!




風呂から出たらぐったりだったけど、何はともあれ佐渡同様、しっかり走れて気持ちよく秋冬のマラソンシーズンのスタートを切れたなっていう実感だ。よかった。

☆☆☆ハリスポ写真はこちらから☆☆☆
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