ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

またもや無念の第76回富士登山競走

2023年08月01日 | 大会レポート

【みんな元気】

さてさて、いよいよ本格的に夏の大運動会が戻って来た。やっぱりいいなぁ。今年は数えて20回目の出走だ。


【一応、恒例兄弟対決なんだけど、弟のテンション低い?】

選手宣誓に続き、スタート前恒例の気合い入れ(エイエイオー)はなんと名物宮下陽平選手の長女・小雪さん(高校3年生になられたと)、18年前「僕にも子供が出来ました!」と宮下選手が叫んでいた頃から参加しているのだと思うと感無量。


【定位置になったCブロック】

7時スタート。アズさん、ビルダーさん、生駒山賊さんと。ふわふわした感じがなかなか抜けないまま心拍だけ上がり浅間神社。


【浅間神社通過。弟が引き連れて来た応援団の声援を】

アズさん、ビルダーさんはすぐに見えなくなり、1人淡々と走る。心拍上がり過ぎぬよう気をつけるがそれでもグングン高めにちょい不安。
馬返し直前でコジケンに追いつく。1時間8分と去年より2分遅い。不安。さぁ、ここからだという余裕も思っているほど感じない。早速始まるプチ渋滞で休み休みがもったいないが仕方ない。それでも無理に頑張っていたら調子上がって来て勢いも出てきて、よっちマンゲット。やがてアズさん、ビルダーさんもロックオン。なんといっちーも後ろから来てびっくり。もっと余裕かと思っていた五合目はなんとジャスト1分前。直前に遠藤さんに抜かれる。


【必死だよ】

六合目の応援ポイントは賑やか。遠藤さんに続き、ビルダーさん、いっちーと一緒に通過。写真見ると笑顔だが余裕はない、ない。気力だけ。


【嬉しそうだけどね】

今年は何度も試走したのだからここからは特に踏ん張れ。ビルダーさん遅れ、先行されていた遠藤さんに七合目岩場で追いつく。ほぼ抜くばかりのペースになっていて、これなら八合目関門10分前くらいに通過できるかと踏んだが甘かった。「あと1分、あと50秒、、、」カウントダウンの声が響く。せめてここだけは抜けろ。振り絞った八合目関門通過は7秒前。後ろは1人だったかな?
人にはダッシュには見えないだろう初めての標高3400m本気ダッシュでほぼ出し切った感。
八合目から山頂まで、過去のベストは27分。今年の試走では36、37分くらい。明らかに無理っぽい足取りだけど最後までと力振り絞る。

・・・12分30秒オーバーで山頂フィニッシュ。いやぁ、去年よりは進んだが結局は跳ね返されてしまった。しょうがないんだけど、今年は特に全力で背中を押し続けてくれた妻には申し訳ない思い。
頂上で初めてCCレモン(500円)買ってしばし呆然と。


【なんというか、、、】

1人でポツンと下る下山道の長くて痛くて辛いこと。
さてさて、それでもまだまだダメな感覚はない。現実は現実としてしっかり受け止め、また来年だ。

コメント (2)
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