ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

富士登山競走敗因の巻

2022年08月03日 | 日々奮戦

【8合目関門脇から山頂を望む】

まずは力不足だったという事実が最前面に登場。これだけは間違いのないこと。
このことをよく理解した上で、来年以降のために反省会くらいはしておいた方がいいのだってことで、自己反省会の巻。以下羅列御免。

●暑かったとか云々の話が出回っているけど、気候に関しては全く気にならず。
・例によって大量の汗が流れたけど馬返しまでのロードが皆の汗で濡れた道になっていた年もあったし、その時に比べれば高が知れている。
・さらに6合目まではほぼ日陰だし、ちょうどガスって来ていたし、後半は涼しい程。

◉2020年から今年も含めて丸3年、富士山から遠ざかっていたことは自分には結構なマイナスポイントだったか。

●これまで過去18回の参加で(5合目打ち切りも何度かあったが)馬返しからは大体うまく走れていた(と思っている)。または速くはないがそこそこで登れるという過去の自信→なので問題となるのはやはり馬返しまでの11kmの上りロード区間。勝負はこの一点。ここを良いタイムで通過出来ればあとは何とかなると思い込んでしまった。→6合目より上を試走しておかなかったのは完全に舐めてたな。
●スタートから心拍数だけを表示して走っていて、160拍を大きく超えていたが今日はロード部分は突っ込むと決めていたので頑張ってしまった。序盤でこの負荷は冷静に考えればあり得なかった。久々開催の大運動会に我を忘れて突っ込み過ぎたよな。
●馬返しがゴールみたいになっていて、そこでタイムを見て予想外に時間がかかっていてかなりがっくり来てしまった。→本当はここまでがウォーミングアップでここからが本番みたいなものだと言うことを3年ですっかり忘れていた(ことにはまだ気づかなかったのだけど)。おバカでした。
●6合目過ぎて腰が痛い痛い。臀筋がロックされたようになり足が前に出なくなった。→いずれも今思うとダミー痛。もう体力的限界が来ていて体が続けるのを嫌がって痛みの信号を出すと言うあれ、「ダミー痛」まさに。終わってしまえば何でもない。
●それにしてもあんなに動けなかったのは19回目で初めてのこと。余裕の「よ」の字もなかった。



と、まぁ、敗因を簡潔にと思いつつダラダラと書き並べてしまったが、要するに富士山を舐めていた。この一言に集約される。
グランドスラム挑戦の時でも一番心配なかったのが富士登山競走だったので、完走ぐらいは何とかなるだろうと甘く見ていたことは確か(舐めていたと言うのは言い過ぎだけど)。

こういう試練が時々は必要なんだろうと思う。初の関門(8合目4時間)アウトはそういうタイミングでのプレゼントだと。

楽して結果だけいただくといううまい話はない。コツコツとしっかり準備した者だけが手に出来る結果。また来年しっかりやりなさいってことですね。これにて反省終了。


【参加賞チケットで富士山サイダー飲んでスッキリ】

コメント (2)
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