ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

伊豆トレイルジャーニー(前編)

2013年03月11日 | 大会レポート



エントリーは去年のハセツネの後くらいだったかな。山から海が見える!って学生時代(ランドナーで走りに行った)に「お気に入り」登録済みだった伊豆でトレランレースが、しかも鏑木さんがプロデュース、そして何と言っても第1回。そんな勢いでエントリーしたんだっけ。その後個人的には八ヶ岳の100マイルがあったし、別大でのPB更新に向けて力が入っていたりで、すっかり忘れてしまいがちだった・・・ほんと。
レース開催までの苦難の道のりは説明会でヒシヒシと伝わってきた。当事者の方々の苦悩とストレスを考えると暢気に走ればいいだけなんてまずはお気楽だ。

前日の初夏の陽気がしっかりインプットされ、予報もさらに暑くなると。風が強いことは何度も聞かされたので、今日は暑さと強風との闘いと覚悟していた。
スタート前も生暖かい風が吹いて寒さは感じない。白々と明けかけた空はしっかりと雲に被われている。

 

今回は国立公園内の自然をとにかく守るという視点からもガチレースというより「よい旅を」と呼びかけられている。なんたって「伊豆トレイルジャーニー」だからな。
 
という訳でちょっと気がそがれているけど一応前目に並んでストレスなくスタート。
心拍上げすぎない程度の走りをキープ。走れるうちはしっかり走っておこう。気温は高いけどすでに風も相応に吹いているので体感的にはいいコンディションだ。
欲がない時はいい結果がついてくる。ことが多い。だから今回はいいかも。って考えた時点ですでに欲がある。
6km付近。いきなり右ふくらはぎにメリメリっと来た。まずい、肉離れか。70km(鏑木さんGPS実測75km)の行程のたった6km地点。やめるようなポイントではない。だけど無理すると後に響く。最悪やめるべきというハリ天にとっては悪魔の声が聞こえてきたような。昨年の佐渡トライアスロン、今年の別大と早々のアクシデントの悪夢がよぎる。2度あることは3度ある?誰がそんな格言を残したのだ。あわてて打ち消す。やめるべき肉離れの場合は足がつけない。どうだ、痛いけど大丈夫だ。左の臀部からハムスト、そしてふくらはぎと1本のラインを感じる。何?神経痛の影響か。ならばだませ。だまし通せ。末端の筋肉に負担をかけず、しっかりと骨に乗る感覚。これを体感する絶好の機会到来と考えた。すると気も楽になりリズムも出てきた。恐る恐るだけど何とか1日持たせるのだ。
天候はかなり荒れ目の様相。時折雨粒も感じるし、山から海を見ることを楽しみにしていたのにホワイトアウトに近い雰囲気だ。この所マラソンに集中で、山はほとんど走っていないが感覚的には悪くない。気持ち良く伊豆の旅を続けようじゃないか。

★ちょっと疲れ大きいので本日ここまで。To be continued

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コメント (6)
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