【on the blue wall】
ヨシッと気合いを入れてスタートを切る。
50mほどでまさにトップランナーへと変身!
・・したかのような錯覚。風を切る音。一瞬一瞬の恍惚感。
同じ速度を維持している自分に酔いしれながら200m通過。
コーナーを曲がり直線に入った途端、気合いの空回りか足がもつれそうになるがすぐに立て直す。
400m。同じ地点にもう一回戻ってきてあと半周か。ここでいつも少したじろぐ。そして少しのペースダウン。
急激に余裕がなくなる2周目は髪振り乱してひたすら耐える。
800m。よし、あと半周、200mだ。俄然息吹き返す。
あと100m。ストライドがイジケ出すところへ鞭を入れる。骨盤前傾。腕も振れ!
今日は筋肉痛が残る中、意外にいい感じだ。もしかしたら自己ベスト?最後の最後グワァ~とパワー全開。
ラップボタンを押す。どうだ!
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ん?表示なし?動いていない?
なんてこった。ヨーイ、ドンでストップさせちまっていた。
本日のインターバル練習の1本目、さんざん肩で息をした後、一気にその肩を落としたトラック1000mレポ、おしまい。