朝顔の蔓の行先小宇宙 梅森 翔
行先をまるで決めかねているかのように、宙にある朝顔の蔓は、何とも頼りなげだ。その朝顔の蔓の虚空を「小宇宙」と捉えた作者である。感覚的な発想によって置かれた「小宇宙」によって、朝顔の神秘性が生まれた。「滝」11月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
行先をまるで決めかねているかのように、宙にある朝顔の蔓は、何とも頼りなげだ。その朝顔の蔓の虚空を「小宇宙」と捉えた作者である。感覚的な発想によって置かれた「小宇宙」によって、朝顔の神秘性が生まれた。「滝」11月号〈滝集〉より抄出。(Midori)