恋と愛無知と無謀と百日紅 高峰 武
「恋と愛」とは、いきなり大きなテーマだが、これほど不確かなものはないようだ。そして「無知と無謀」といえば、ともに若さの特権だろうか。知らないということは、一つのエネルギーの源泉でもあり、無謀は未知の可能性を内包しているからだ。いずれにしてもここから何かが生まれそうな気がしてくる。下五にきて、「百日紅」が置かれほっとする。今ここで、確かな存在は、唯一「百日紅」だけのようだ。ちょっと無謀と思える構図が面白かった。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
「恋と愛」とは、いきなり大きなテーマだが、これほど不確かなものはないようだ。そして「無知と無謀」といえば、ともに若さの特権だろうか。知らないということは、一つのエネルギーの源泉でもあり、無謀は未知の可能性を内包しているからだ。いずれにしてもここから何かが生まれそうな気がしてくる。下五にきて、「百日紅」が置かれほっとする。今ここで、確かな存在は、唯一「百日紅」だけのようだ。ちょっと無謀と思える構図が面白かった。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)